要約
①福祉タクシー券
当初予算額に対する決算額が大幅に下回っている。過去5年間の決算額が右肩下がりになっている。利用しやすい制度の見直しが必要である。
②生活困窮者自立支援経費
新型コロナウィルス感染拡大にともなう経済低迷、また関連しての生活困窮者に対する支援施策。国庫返還金が増額した理由を問う。

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① 障害者福祉タクシー券の利便性向上
Q:宇部市の福祉タクシー券は、１回の乗車で券１枚（５００円）の利用となっている。通院など遠方への移動では自己負担割合が大きくなっている。現在の使用状況は？
A:利用者１人あたりの福祉タクシー券の利用率は平均で、約４６．７％、タクシー料金では、１０００円未満で５２．１％、２０００円以上で８．８％である。県内の主な他市は、１回の乗車で複数枚の利用が可能である。
Q（要望）:利便性向上への積極的な取組に期待する。
A：１回の乗車における複数枚利用も含め、利用しやすい喜ばれる助成制度の検討を進めていく。
② 軽度認知症に対する取組
Q：本市の軽度認知症の方に対する取組は？
A:早期発見のために脳ドック検診の勧奨やアプリを活用した脳の健康度チェックを行っている。認知症サポーター養成講座を地域、職場及び学校でも開催している。さらに新たなアイデアを「うべ・未来共創プラットフォーム」で検討していく。
Q（要望）：軽度認知症に対する全世代に渡る継続的な取組に期待する。
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