久しぶりのNOMA講座へ
10月16日、17日と二日にわたり「地方議会における戦略的議会改革の推進及び情報発信力強化のポイント」の講座を岡島議員と坪井議員と共に受けてきました。講師は三重県地方自治研究センター上席研究員の高沖秀宣先生。
初日、議会改革で何をしたらいいのか?市民の声をどう集約したらいいのか?情報発信も何がよいのか悩む。二元代表制である、首長から出される議案の審議がどれだけ深くできるか、高めていく、質を上げていくことが議会改革であると思う。であれば、専門性が要求される、議会力を強化していかなければならない。例えば、議員がよい一般質問をしてもそれは個人の意見である。それを委員会などで議論して議会の意見(政策提案)にしていかなければならない。議会の本来の役割は、審議を深め民意をどれだけ反映させられるかである。「住民と歩む議会」の実現が必要。そのためには情報の共有と住民の参加が不可欠である。ネットなどでの情報の発信・公開、議論の結果だけでなくその過程も伝えるべきである。
二日目、北海道福島町や旭川市議会など、先進地における手法などを学んだ。そして、戦略的な議会運営として⑴通年議会制にして議会としての存在価値を⑵予算・決算審議に特別委員会を設置しているか?参考人を招致しているか?⑶議員間討議・自由討議の実施を。討議の後、政策提言・提案へ⑷参考人・公聴会制度の活用。制度として認められているのに活用しないのはもったいない。⑸専門的知見の活用⑹請願・陳情の政策的活用をとのこと。
どれも豊山町議会では行っていない。かなり遅れていると感じた。しっかりと取り組んでいきたい。