尾張東部火葬場管理組合 行政調査
1月18、19日と尾張東部火葬場管理組合の行政調査に、富山県高岡市の高岡斎場と石川県小松市の小松加賀斎場さざなみへうかがいました。高岡斎場は平成21年供用開始。老朽化により建て替えを模索していた高岡市と、もともと火葬場を持たない福岡町で計画が策定されたが、建てるに当たりかなりご苦労されたようで、この土地の自治会が賛成派、反対派に二分され今もなお続いているとのこと。斎場は、地元に配慮されたものになっている。(火葬場と分からないデザイン、周辺には、施設が人目に触れないよう「緩衝緑地帯」設置、宮型霊柩車乗り入れ禁止、花輪設置禁止など)式場も備えられていて、敷地面積も広大でした。
小松加賀斎場さざなみは平成23年6月供用開始。小松市、加賀市老朽化により二市で建て替え。建設候補地6か所から選定。もともと市の土地であったこの場所に決定。日本海の波をイメージした施設の外観。両市の美術作家協会から寄贈された美術作品約100点があり、まるで美術館のようでした。2斎場とも友引は稼働しており、これは土地柄のようです。火葬場建設に対する職員の皆様の熱意を感じるとともに、住民の方への理解を得ることはなかなか難しいものだと深く感じました。