出前講座「ウクライナの文化に触れる集い」
7月27日 豊山女性の会の理事会の後、多文化共生の出前講座「ウクライナの文化に触れる集い」と題した、ウクライナの山崎タチアナさんの話を聞きました。タチアナさんは、日本へ来て30年以上、来日した時はソビエト人だったとのこと。ロシアもウクライナも多民族国家で、いろいろな人種の方がいるのが当たり前だった。学校ではロシア語を教える学校とウクライナ語を教える学校と二つの種類の学校がある。タチアナさんの第1言語はロシア語だが、同じくらいウクライナ語も自分の中にはある。小学生の夏休みは、約3か月ある。冬がとても厳しいので、この3か月で、太陽をしっかりと浴びて、体を休めるよう長くとっているとのこと。
日本に来てビックリしたのは、運動会が全員参加だということ。ウクライナでは、運動会や発表会などは、出たい人だけでて、あとの人は見ている、全員参加しない。家では、内マットのところで靴を脱ぐ、このところは日本と一緒ですね。家は、村と町とで大きく違っている。村の家は一軒家、土地も豊かで、農業が出来る。町の家はすべてが団地である。農地はない。同じような生活パターンである。私たちは全員猫舌です。(笑)ボルシチがウクライナ料理として有名ですが(知らなかった) 出来立ては食べません。お皿に付けた後も、ふうふうして食べます。(笑) 日本に来てラーメンを食べたが、暑くて食べられなかった。食べるときは、すごく伸びてました。冷たいものも苦手です。今も、日本で冷たい飲み物を頼むときは、氷抜きを頼みます。冬の寒さはとても厳しい。外の寒さには強いが、部屋の寒さには実は弱い。日本で初めて部屋にいて風邪を引いた。ウクライナでは、部屋はぽかぽか。今でも、冬の日本のお風呂が苦手です。脱衣場が寒いです。
ウクライナ、知っているようで、知らなかったことが多かったです。あっという間に時間が過ぎてしまいました。料理の話とか、もう少し聞きたかったなあ(^_^;)