第1回豊山町レインボースクール
11月23日 社会教育センターにて第1回レインボースクールが行われました。ZIP-FMミュージックナビゲーションの堀江美穂さんによる「ワーキングマザーの子育て日記」と題した講演でした。堀江さんはZIP-FM唯一のママナビゲーター、3人のお子さんを持つワーキングマザーです。
堀江さんは妊娠がわかった時、仕事を辞める選択は全く考えなかったと言われました。しかし、現実は内閣府の統計によると約6割の方が出産後に退職している。39%の方は自発的に止められているが、26%の方は勤務時間のやりくりや職場の雰囲気、体力の問題で退職をしたそうです。私は、その点ではラッキーでしたねと話されました。
職場の理解や時間がある程度自由がきくと言っても、ワーキングマザーはやはり忙しい。時間がない。日本は外国に比べご主人が家事を手伝う時間が圧倒的に少ない。平均一日1時間、そのうち33分が育児。週60時間以上働く割合が30代、40代の男性が多い日本社会のせいでしょうか。
そうした中、堀江さんはなぜ働く選択をしたのでしょうか。ママが働くといいこと、まず、家計に余裕が出る。次に、違う年代、違う地域の人との出会いがある。子供と離れる時間が出来、心に余裕ができる。そして、「堀江美穂」としての価値が感じられる。「○○ちゃんのママ」ではない。仕事も家庭も自分らしく輝ける場所です、と話されました。
さすが、ミュージックナビゲーター、とっても楽しいお話でした。同年代の方にとっては共感できる勇気のもらえるお話だったと思います。同じ年代の方にもっと来ていただきたかったな~!告知の方法を要考察!!
第9回全員協議会
11月15日 第9回全員協議会が開かれた。
議題①議員定数と議員報酬の意見集約結果について 定数を削減して報酬をアップし議会の若返りを図ってはどうか、という意見が多かった。3期連続で定数を2名ずつ削減してきているので、住民の一定の理解は得られている、多様な民意を反映するため慎重に対応すべき、という意見もあった。今後、議会改革委員会で引き続き審議していくことになった。
議員定数について、私は、すでに3期連続で削減してきているが、いまだ他市町村に比べ議会費構成比や議員1人当たりの住民数は多い。議会運営を考えても10人でやっていけるのではと考える。もう少し若い方に議会へ来てもらうには、報酬のアップだけでなく、議会をもっと知ってもらう、議会報告会や議会放送などを考えていったほうが良いのではないかと思う。
議題②長期欠席議員の取り扱いについて 約1年病気療養の議員が辞職されたが、これまで長期欠席するものの報酬に関して何も規定がなく、報酬がそのまま払われていた。今までは、そのような議員がいなかったが、今後、私たちもいつ病気になるかもしれない、不幸にも病気で長期欠席する場合は、住民の理解が得られるよう、報酬の減額を考えていかなくてはならないであろう、という全員の意見により新しく条例などを作っていくことになった。
第5回済衆館病院災害時対応訓練に参加
11月9日 5回目を迎えた済衆館病院の災害対応訓練に参加。西春日井地区の2次救急を担う同病院は地域にとって重要な役割を持っている。消防機関、自治体、愛知県(保健所)、医師会、消防団、警察の協力のもと行われた。今回初めて、豊山町も保健師が見学をさせていただいた。災害時のトリアージや対応などを見させてもらいました。
今年で5回目、毎回テーマをしっかり持って行われていて、てきぱきと進んだようにみえました。初めの時と比べると随分、スムーズに行っていたのではないでしょうか。前回の反省点を生かす。これが訓練ですね。
これが、豊山町だったらどうするのか、どうなるのか、考えてしまいました。毎回、同じ内容でテーマがはっきりしないのは訓練にならないですよね。今回、病院では職員安否確認を訓練に取り入れていました。人手の確保は重要案件であると感じました。そして、医師、看護師など見てすぐわかるようになっているのはとても良いと思います。これは、町でも自主防災にも取り入れるべきではないかと思う。
第42回豊山町文化展
2常任委員会合同研修視察
11月8日 2常任委員会合同で視察研修に行ってきました。はじめに、東郷町に福祉建設委員会の視察。保育園の指定管理導入について話を伺いました。東郷町西部保育園は、民間のノウハウで質の高いサービス、多様化する利用者ニーズ、経費の削減を目的に保育園新設時に取り入れられました。3歳児以上は同じクラスの異年齢クラスとし、クラス担任を継承する持ち上がり進級となっている。府警からも好評であるという。
取り入れたメリットとして公費削減、約20%、また転勤がないので保育の質を深めることができる、職員も若い。デメリットは異年齢クラスにしても小学校入学前には5歳児のみのクラスにするため教室が1部屋多くいること。園児にとっても町にとってもメリットが多くあり、今後は古くなった保育園(昭和50年代建設)の整理計画があり、保育園同士の統合や民営化を考えているとのこと。
総務文教委員会は飛島村に小中一貫教育を視察した。平成22年に開校した飛島学園。9年間を4・3・2の初等部、中等部、高等部の3台回に分け、学年ユニットを生かし少人数指導を充実させきめ細かな学習形態を可能とした。当初は小さな子を小ばかにしていることもあったが、現在はなくなってきている。自然に面倒を見ることができている。仲良く下校する姿も見られる。しかし、公立校なので人事面がうまくクリアできないことがあった。今も技術の先生がいない。また、職員会議や話し合いなどの時間が合わせにくい。部活動が終わってからしかできないデメリットがある。いじめ、不登校に関して変化はあったのか質問したが、もともと不登校はないとのこと。中一ギャップといわれるものは、学校の環境変化だけでなく家庭や友達、勉教についていけないなどもあるのかもしれない。一貫校だからなくなるものではないように感じた。
しかし、さすが日本一財政が豊かな村である、広く立派な校舎、設備、施設に只々びっくりであった。