第4回全員協議会
お子さんの「もしも」に備えて
5月18日ファミリー・サポート・センター事業の小児用AEDの取り扱いを含む救命講座に参加しました。西春日井広域事務組合消防本部の管轄は豊山町、北名古屋市、清須市、16万人を救急車6台で年間6400件の出動をしています。1日平均20回、なかなか救急車がこないこともあるかもしれません。救急車が来るまでの対応で命が助かることもある…参加者はみんな真剣に講習を受けていました。
子供さんの事故、誤飲、誤嚥が多いそうです。トイレットペーパーの芯の穴に通るものは、子供さんの口にも入ります、こんなものが…というものまで子供さんは飲み込んでしまうそうです。親が油断している時、妙に子供が静かな時は要注意!!何か飲み込んでも泣いている状態であれば、あわてなくてもよい。無理に吐かせたり、飲ませたりせず、救急車を要請して病院へ!チョークサイン→物が詰まっているしぐさをしていたら背部殴打法を!
やけど→無理やり服は脱がさない、服の上から水道水をかける。けいれん→どんなけいれんか見ておく。時間を見る。熱性けいれんなら5分くらいでおさまる。熱中症→ぐったりしている時は救急車!涼しいところで首、脇、股を冷やす。予防が大事、帽子、風通しの良い服、水分補給。危険予防は子供の目線で確かめることが大事である。
人形を遣い実際にAEDや胸部圧迫を実習。人形でしたが意外に力がいることが分かりました。赤ちゃんの場合は中指と薬指で、2分も続けると指が痛くなります。AEDも8歳以下の方は子供用パットを使います。なければ大人用でもよいそうです。貼る場所が胸の真ん中と背中に心臓をはさむように貼ります。意識がなければ、胸骨圧迫を救急隊が到着するまで続けます。
3時間、みっちりと講習を受けました。とてもためになりました。心地よい疲れです。
公明新聞掲載
「みみの木」の早川さん
5月13日一宮市にある傾聴ボランティア「みみの木」の代表、早川一枝さんにお会いした。気さくでバイタリティーあふれる方。傾聴ボランティアを始められたきっかけを伺った。
済んでいる団地の集会所で親睦を図るためボランティアで先生にお茶やお花・書道を教わるクラブを立ち上げ、近くにあるデイサービスへのボランティアグループ「花束」も立ち上げる。活動する中、一宮市より介護相談員の委託を受ける。介護相談員を始めて、自分に傾聴のスキルのないことに気づき、本当にやっていけるのか悩んでいるところに、傾聴講座と出会い「これだ!」と感じられたとのこと。それまでは、お話し相手と傾聴との違いが判らなかった。生活していく中にも自分の役に立ってると思う。
今後は市との協働を目指したい。必要最低限は行政の補助はあっても、人はパンだけでは生きていけない!誰かが、自分のことを分かってくれたという思いは大切だと思う。と話してくださいました。
私も思いは同じ!ますます、傾聴ボランティアを立ち上げたくなった。一歩ずつ前に進んでいきます。
ホールファミリーケア協会
傾聴ボランティア養成講座をおもに担っているホールファミリーケア協会の鈴木絹英理事長が、北名古屋市でお話しされると聞きぜひお会いしたいと思い、先輩の今村議員とおじゃましました。午前10時から午後4時半までの講習でしたが、都合がつかず午後からのスキルアップ講習の話を聞かせていただきました。
傾聴ボラをやっていく中での困りごとをみんなで共有しスキルアップにつなげていき、ロールプレイも行っていました。人は話すことによって心が軽くなる、話を聞いてもらうだけでスッキリすることも大いにあります。鈴木理事長の話を聞いて、やはり傾聴はこれから必要な素晴らしいものだと感じました。
傾聴の基本は「共感と受容」相手が主人公であることを忘れてはならない。素晴らしい活動だ。ぜひとも、豊山町でも立ち上げたいと思っている。まずは、自分が講習を受けなくては…
第2回臨時会
私の原点
5月に入りました。早いもので議員にさせていただいてから3年目になります。病院の受付で20年ほど患者さんと関わり、やりがいも感じていましたが思い切って転身。私の背中を押してくれた出来事がありました。
もう20年も受け付けにいれば定期的に通う患者さんとはツーカーの仲、その方は私より古く30年以上、ご夫婦でうちの病院に通われていました。ある年、ご主人は心臓の具合が悪く入退院を繰り返していました。ご夫婦ともに「先生に命を預けてあるから、看取ってね。」と話して見えました。しかし、年末、ご主人は意識を失い、救急車を呼びましたが、うちの病院ではなくほかの病院へ運ばれ亡くなられました。個人病院でしたが、2次救急も担ううちの病院は、年末は救急外来はたくさんの人でごった返し、病棟も特養など各施設からたくさんの入院患者さんを受けいれます。救急車からの要請も断らなくてわならない状況でした。
しかし、患者さんの気持ちは30年以上せわになっている病院に最後の時に看てもらえないという悲しい状況。後日、あいさつに見えた奥様はとても悔しいと涙を流され、私も一緒に泣くことしかできませんでした。人生の最後の見取りをどうするか、どこでどうやって死ぬのか、皆さんは考えたことがありますか?
誰が悪いわけではありませんが、これが、医療の現実です。豊山町には現在、入院できる病院はありません。近隣都市へいくしかありません。24時間365日の病院での仕事は過酷です。そこを政治の力で!
町会議員が大きなことはできませんが、奥様の涙を忘れることはできません。少しでもお役にたちたいと思っています。今は幸いなことに、西春日井広域救急では受け入れが見つからないことはないとのこと、でも高齢化の時代に問題は山積?
3年目も頑張ります!
憲法記念日
本日、5月3日は66回目の憲法記念日です。公明新聞にて記念日アピールを行いました。憲法の骨格をなす恒久平和主義、基本的人権の尊重、国民主権主義の3原則は、人類の英知というべきすぐれた普遍の原理であり、公明党は、平和・人権・民主の憲法精神を国民生活と日本社会の隅々まで定着させ開花させる闘いに全力を尽くしてまいります。
憲法改正について、現憲法は優れた憲法であり、平和・人権・民主の3原則を堅持しつつ、環境権など時代の進展に伴い提起されている新たな理念を加えて補強する「加憲」が最も現実的で妥当なものと考えます。
このところ憲法96条改正の是非が焦点になっている感がありますが、公明党は96条の改正要件を緩和すべきとする「先行改正」論に対しては慎重に扱うべきと考えます。改正要件の「3分の2」も含め憲法条文のどこをどう変えるのがふさわしいのか全体観に立った論議が必要であると考えます。
以上が公明党の考えです。これを機会に皆さんもじっくり考えてみてはいかかでしょうか。7月の参議院選の論点にするにはいささか機が熟していないように思いますが…