豊山町赤十字奉仕団研修会
2月14日赤十字奉仕団の研修会に参加しました。日本赤十字 東海北陸ブロック血液センターへ!血液事業の現状を学んできました。
○献血者の募集○血液の採取○血液製剤の製造○血液製剤の医療機関への供給です。
冬場は献血量が少なくなり、また、若い方の献血が少ない。10年前に比べ4割減少している。少子化もあるが献血の血液がどのように使われているか知らない方も多いのではないか。今、献血を支えているのは30代、40代ですが、このまま10年後は?と考えると厳しいものがある。
輸血のイメージは事故などの手術でたくさん使うのではと思われているが、実は、8割は内科系疾患に使われている。その半分はガンの治療に伴うもので、そのまた半分は白血病によるものである。また、血液は人工的に作れないし、採決後の有効期間も短い。白血病の治療に使う血小板は4日しかもたないそうだ。なので、絶えず献血をおこなう必要があるのだ。結局、人間を救うのは人間しかない。
検査、製剤、需給管理の過程を見学させていただいた。感染症を防ぐため、菌の増幅検査も行っていました。最後に小児ガンでお子様をなくしたお母様のビデオ、命をつないでくれてありがとう、を泣きながら見ました。献血が本当に大切な事業であると感じました。今度、子供を連れて献血へ行こうかな!