「宇宙学校・とよやま」開校
10月20日 社会教育センターにて「宇宙学校・とよやま」が開催されました。町制40周年にあたり宇宙航空研究開発機構宇宙宇宙科学研究所との共催で行われたものです。小学生から大人まで約220名の方が参加されました。このような学校は全国的にも珍しく遠方より参加された方もみえました。
町長、宇宙学校校長の阪本成一教授のあいさつの後、いよいよ1時間目『ロケットってなんだろう?』北川幸樹先生
2時間目『うちゅでとばすひこうき』大山聖先生のお話でした。
会場には火星飛行機のプロペラの展示もあり、町長のあいさつにもありましたが、今日の宇宙学校の学生の中から宇宙飛行士が出で来るかもしれないと本当に思ってしまいました。
豊山町町民討議会議
10月14日町民討議会議が社教センターで行われました。20代から70代の抽選で選ばれた約50名の住民の方に来ていただきました。(応募は80名あったそうです)
今回のテーマは地域公共交通を考える。豊山町のタウンバスについて話し合われました。
タウンバスは必要だが改善の余地があると多くの方が思っていました。料金、停留所、本数など、また、他市との合流、乗り合わせ、車との共存(パークアンドライド)いろいろな意見が出されました。実際は、バスや本数を増やすにはやはりお金がかかり、豊山町は道も狭いのでなかなか難しい問題ですが、最後のアンケートでは負担が少し増えても利便性やサービスレベルを上げたほうが良いのでは、という意見がやや多かったです。
誰もが年を取る、いずれはバスが必要になる、タウンバスはなくしてはならないものであり、利便性を上げて乗客数を増やしたほうがよいのでは!お金をかけずに便利になる方法を、乗車数の少ない昼間の割引をしてはどうか、という意見もありました。
今回の会議のため初めてタウンバスに乗った方もあり、役場のPRも足らないのでは?というかたもありました。これらの意見は次の総合計画や公共交通会議にかけられます。私も傍聴させていただき大変ためになりました。タウンバスは必要不可欠、住民サービスの視点で続けていかなくてはならないものだと感じました。
次回は11月4日 防災について話し合いが行われます。選ばれた皆様にはお世話になりますが、よろしくお願いいたします。
委員会視察研修
10月10日 町議会の行政視察にて尼崎市役所へ伺いました。尼崎市ではヘルスアップ尼崎戦略事業を展開していて、国保加入者のみの特定健診だけでなく様々な健診を行っています。子供健診、家族健診、若者健診、出前健診、オールレデイース健診など多彩!すべては、健診率を上げるため、住民の健康のため、それが、国保医療費の適正化につながると。「予防で救える命は死なせない」
尼崎市ではまず、徹底したレセプトチエックを行い、医療費の1/3は生活習慣病が原因であり健診、保健指導で重症化を防ぐ取り組みに取り掛かる。
保健指導が必要な対象者にひたすら保健指導、被保険者の行動が変わってきて、重症者出現率の減少、脳卒中、心筋梗塞の入院者が減少した。
次に、国保以外の若者層・予備軍対策へ、16歳~39歳全市民の健診を国保で実施。平成22年度から11歳、14歳の健診をスタートさせた。その結果、親世代の健診受診率が向上し、子供の生活習慣に教育委員会が問題意識を持った。(子供の3割が高血糖、野菜をほとんど食べていない、ジュースなどの摂取が多かった。)
特色ある健診の財源は一般会計で行っている。持ち出しになるのでは?との問いに結果として重症化が防げて入院日数の減少、高額医療費への転向の減少がデータではっきりと示された。
高齢者人口増加による医療費の増加はやむおえないが、重症化を防ぐ健診事業、保健指導はやはりとても重要であると再認識した。粘り強く町行政にも訴えていこうと決意を新たにした研修でした。