自治体法務検定 記念シンポジウムに参加!
5月14日 町議会の有志6名で自治体法務検定 記念シンポジウム「地域主権改革と中部圏の地域課題」に参加した。
初めに北川正恭早稲田大学教授の基調講演「地域主権改革と自治体の役割」を聞いた。
地域主権は社会のトレンドから必然である。新たなガバナンスである。これは、分け与えてもらうのではなく自らが作っていくものでなくてはならない。
高度成長下では富の分配が前提の仕事であったが、今は負担の分配に変化している。第3次一括法が現在審議中であるが、独自の政策を確立してほしい。周りの自治体と同じでとかではなく、自分たちも自立して自己決定し責任を持つ、発想の転換をし、過去を踏襲するのではなく法律、条令に基づいて、自分たちのことは自分たちでという決意がなくてはならない。責任を持ち、決定権を持つところでないと自治はありえない。今から意識改革、組織改革を!と話された。
次に、大村秀章愛知県知事、田辺信宏静岡市長を迎えてのパネルディスカッション。
大村知事はこの政権はそもそも真剣に権限移譲する気はあるのか、と、内政は県に任せてほしい。権限、財源をセットで移譲してほしい。アジアの大都市と競争して勝てるような愛知にしていきたい。と話された。
二元代表制としての議会の役割も重要になる、政策提言をたくさん出していけるように、執行部に対抗できる力をつけなければと思っている。