3月豊田市議会定例会が開会中の2月22日14:50~公明党豊田市議団を代表して、太田市長の施政方針に対し、約40分間の代表質問に立ちました(代表質問は会派構成人数の多い順に発言順位と時間が決められています。私たち公明党豊田市議団は豊田市議会の会派構成3会派の中では第3会派になりますので、発言順位は3番目、発言時間は答弁を含まないで、質問だけで40分です(第1会派は1番で60分。第2会派は2番で50分。市長に対し一括質問の後、市長が一括で答弁をします。)。
★太田市長に対する24項目の質問内容・答弁内容の抜粋★
太田市政にとって3期目2年目となる次年度。これからも時代の先を見通す優れた理念と市民を思う熱き心で市政の先頭に立ち、ダイナミックにかじ取りをして頂きたい。市民の皆様がこれからも住み続けたい豊田市、そして持続可能な安全・安心・安定・快適な豊田市を構築していくためには、時代に合った政策とともに実行力・実現力が必要である。
太田市長におかれては、現場主義と対話重視という一貫した姿勢で、真摯に、また、ダイナミックに市政運営に取組まれることを望むものである。限られた財源の中で、これからの施政の取組みはまさに「一人の人間の幸福に目を向け、どこまでも人間主義の政治・経済であり続けなければならない」と考える。この観点から「太田市長の施政方針」について(1)「太田市長の政治姿勢」について5項目 (2)「支え合いの地域共生社会の実現」について4項目 (3)「豊田市独自の魅力創出」について7項目 (4)「次代を担い、築く子どもたちの育成のあり方」について5項目 (5)「令和3年度当初予算の基本方針と財政運営」について3項目 全24項目の質問をしました。
以下は、主な答弁内容です。
◎「安全・安心・快適・住み続けたい豊田市の構築」について◎
Q、太田市長の姿勢:「デジタルファーストにより描かれる市政へのビジョン」
A:行政のデジタル化は、市役所内部での業務効率化にとどまるものではなく、市民サービスを飛躍的に向上させるためのツールであり、デジタル化を進めながら、市民の皆様お一人お一人に寄り添う行政サービスの向上を図って参ります。デジタル化に対応していくことは急務であると認識しており、令和3年2月には、本市が目指すデジタル化に向けた施策等をとりまとめた「デジタル強靱化戦略」を策定しました。この戦略に基づき、スマート窓口をはじめ、市民サービスの更なる向上を目指した業務の効率化を図る各種取組を進め、市民の皆様の暮らしがより豊かなものとなっていくよう積極的かつ戦略的に取り組んで参ります。
Q、太田市長の姿勢:「超高齢社会への適応~予防・健幸都市、豊田の構築」
A:本市は、「健康づくり豊田21計画」に基づき、「一人ひとりが取り組む健康づくり」と「まちぐるみで取り組む健康づくり」を推進し、健康寿命の延伸や主観的健康観の向上を目指しています。特に、生活習慣病の発症予防や重症化予防を重視した取組、若いころから継続できる健康づくりの取組、多様な主体との連携やまちづくりと連動した健康づくりを推進することで、地域における健康づくりの機運を高めてきました。しかし、新型コロナウイルス感染症により、高齢者の外出が抑制され介護リスクが高まりました。それに対応するため、新たな官民連携の手法であるソーシャルインパクトボンドを活用し、運動や趣味、レジャー、エンターテイメントといった様々なプログラムを大規模に提供する介護予防事業に取り組んでまいります。こうした民間の知見や工夫を生かす手法を介護予防のみならず様々な取組で取り入れながら、超高齢社会への適応を進めてまいります。
Q、支え合いの地域共生社会の実現:「多様性とひとつの豊田の構築」
A:「多様性とひとつの豊田の構築」は、まさに「WE LOVE とよた」条例の基本理念及び行動計画そのものであり、その中で外国人に対しても同様に取り組んでいくものと考えています。(仮称)第3次国際化推進計画における策定方針及び重要視する点については、国籍に関わらず、同じ地域に暮らす一員として、それぞれの文化の違いを共にわかり合い、本市の魅力を高め合い、互いに心地よく暮らしていける多文化共生社会の実現を目指した計画の策定を目指して参ります。
Q、豊田市独自の魅力創出:「ジェンダー平等の実現」
A:「SDGsゴール5」で掲げられている「ジェンダー平等の実現」は、国がSDGs実施指針のビジョンに掲げる「誰一人取り残さない未来」のために、重要なゴールの1つであると考えます。・したがって、「第4次とよた男女共同参画プラン」において、「家庭、職場、地域における固定的性別役割分担の解消、行動変容の促進」、「生涯を通して働ける・活躍できる環境づくり」、「多様性を受け入れるダイバーシティ社会への変容」の3つを重点取組に掲げ、民間企業や団体等との共働を進めながら様々な事業を推進して参ります。それにより、誰もが多様な個性を生かし、自分らしく生き生きと輝くことができる「ミライのフツー」、の実現を目指して参ります。
Q、支え合いの地域共生社会の実現:「新型コロナウイルスワクチン接種の実施」
A:新型コロナウィルスワクチン接種については、1月に「ワクチン接種推進チーム」を設置し、職員体制を強化して準備を進めています。2月15日からは新たに「ワクチン接種コールセンター」を設置し、市民の皆様のご質問に応える体制を整備しました。ワクチン接種の方法としては、かかりつけ医などの医療機関で受けていただく個別接種と、市内の施設等で実施する集団接種の2つの方法で実施します。集団接種会場としては、日本赤十字豊田看護大学、加茂看護専門学校、足助病院、民間事業所施設、豊田スタジアム、交流館等を予定しています。実際に2月25日は、日本赤十字豊田看護大学でワクチン接種のシュミレーション訓練を行い、実施に向けて課題を検証する予定です。 接種の流れとしては、まず市からクーポン券を発送しますので、事前に予約をしていただきます。詳細については、個別通知や市ホームページ等でもお知らせします。今後も、国・県の動向を注視し、市民の皆様には詳細な内容が決まり次第速やかに情報提供するとともに、安心安全に接種できるよう全庁を挙げて取り組んでまいります。
◎「次代を担い、築く子どもたちの育成のあり方」について◎
Q、育成促進の考え方:「GIGAスクール構想の早期実現」
A:GIGAスクール構想の早期実現については、教員がICTを授業や校務に使いこなすとともに児童生徒に適切な指導ができるよう、教員研修の内容を充実したり、全校にICT支援員を派遣したりします。セキュリティ対策の具体策として、学習用タブレットからの通信にフィルタリングをかけたり、情報モラル教育を小学1年生から中学3年生まで学年に応じて行ったりするなど、児童生徒が被害を受けないための対策を講じていきます。
Q、育成促進の考え方:「教員研修と教員の多忙化解消」
A:教員研修の実施状況については、新学習指導要領の確実な実施に向けて、学習指導のあり方や評価の方法について研修を充実させています。若手教員の指導力を高めるために、児童生徒の理解や支援の方法、話し方や伝え方研修などを重点的に行っており、さらに、よりキャリアに応じた力を身に付けられるよう、令和3年度の研修体系を再構築しているところです。教員の多忙化解消に向けた取組としては、豊田市教職員多忙化解消プランを改訂し、令和3年度からプランに沿って、業務の削減や効率化のための新たな取組を進めていきます。
◎「令和3年度当初予算」◎
Q、令和3年度当初予算の基本方針と財政運営:「令和3年度当初予算に対する市長の思い」
A:令和3年度当初予算は、新型コロナウイルス感染症対策及び第8次総合計画後期実践計画の着実な推進を柱として予算編成しました。歳入は厳しい状況であるが、第8次後期実践計画のスタートの年でもあり、新しい未来に向けて希望を持てるまちづくりを進めていく必要があるとの思いで、喫緊の課題へ確実に対応するとともに、後期実践計画で新たに設定した3つの重点施策事業に重点的、優先的に予算計上しました。
Q、令和3年度当初予算の基本方針と財政運営:「財務体質の強化及び投資的経費の財源確保と事業・事務の最適化の方策」
A:令和3年度末の一般会計の市債残高は、予算上の市債と公債費の額で計算すると602億円となりますが、今後も市債残高には留意し、事業規模と歳入の状況を見極めながら、必要な借入額を判断していきます。基金については、令和2年度に引き続き、地域医療センター再整備事業の財源として保健医療福祉基金を活用するほか、公共施設安全安心基金の活用など12の特定目的基金と財政調整基金の活用を予定しています。今後の基金残高については、計画事業の推進のための取崩しにより減少を見込んでいるが、可能なときには積み立て、安定的な財政運営のための残高確保を行って参ります。
Q、平成31年度当初予算の基本方針と財政運営:「財務体質の強化及び投資的経費の財源確保と事業・事務の最適化の方策」
A:厳しい歳入見通しの中、投資的経費の財源確保は重要なテーマであり、特に、国県補助金については、素早い情報収集と採択に向けた事業手法の検討のため、省庁出向者等との連携を一層強化するほか、国の補正予算の積極的な活用にも取り組んで参ります。また、市債は、負担の平準化という観点も踏まえて、事業推進のための財源として、残高水準に留意しながら有効活用していきます。このほか、基金の計画的な活用も行っていきますが、扶助費や維持補修費の増加傾向などを踏まえると、特定財源のみでなく、一般財源の確保にも取り組んでいく必要があります。このため、事業・事務の最適化や民間活力の導入を改めて推進するほか、将来の税収増を目指す戦略的な投資を展開するなど、財務体質の一層の強化を図って参ります。
尚、一般質問の内容は2月28日(日)21:35頃から、ケーブルテレビ(ひまわりネットワーク)121チャンネルで録画放映がされますので、ご都合がよろしければご視聴頂ければと思います。