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2023年12月定例会  本会議 個人質問より

質問)

公園の整備等の諸課題についてお尋ねします。

千里中央公園へ導入したレストラン等は、住民に支持され人気となっていると聞いています。その千里中央公園に、有名な展望台があります。ただ、この展望台は、2018年6月の大阪北部地震後、耐震に問題があるということで、立ち入り禁止となって放置されています。今後どうなるのでしょうか。お考えをお聞かせください。

答弁)

千里中央公園につきましては、公民連携事業の次のフェーズとして、今後の展望を見据え、展望台と隣接する駐車場を含めたエリア一帯の利活用について検討を進めております。

展望台の活用にあたっては、耐震化やリノベーション、バリアフリー化等の初期投資が必要となることから、次年度にエリア一帯の利活用について、民間事業者に幅広く意見や提案を公募するサウンディング調査を実施する予定です。

このサウンディング調査の結果をもとに、行政負担も含めた事業の成立の可能性について検討を進め、展望台の存廃も含めたエリア一帯の今後の方針を定めていきたいと考えております。

質問)

原田緑地の都市公園化を行い、飛行機の着陸が直下で見られるスポットを整備し、空港を活かしたまちづくりを行おうとしています。この公園は、見物客によるにぎわいが期待されます。そこでお尋ねしますが、この公園に飲食店等を設置することについて、指定管理者となる事業者は、どのような内容を提案しているのでしょうか。お聞かせください。

また飲食店を設置する場合、緑と食品のリサイクルプラザの臭い対策をどのように考えているのでしょうか。お聞かせください。

答弁)

飲食施設については、優先交渉権者から、屋外スペースを含む300㎡程度のカフェ施設及び900 m程度のバーベキューエリアの2か所とする提案をいただいており、今後、優先交渉権者と協議の上、その内容を確定させていきます。

緑と食品のリサイクルプラザの臭い対策については、3つの方法を提案いただいています。

1つ目として、堆肥の原材料となる学校給食の残流等や選定枝を破砕したチップを搬入する工場棟と、堆肥を熟成させる熟成槽棟の2つの建物を連結させ、建物内で堆肥を移動させることにより、建物からの臭気の漏洩を防ぐこととします。

2つ目として、建物内に新たな脱臭装置を設置することとします。

3つ目として、同施設の周囲に、香りの発生する樹木を設置し、一定の臭気緩和を図ることとします。

質問)

原田緑地に飲食店等を導入することとは別に、大阪国際空港にある飲食や物販の店と連携することが本市の活性化によりつながっていくのではないでしょうか。原田緑地で飛行機の見学をした人たちが大阪国際空港に立ち寄り、飲食やショッピングを楽しめるようにする。そういう意味で原田緑地と大阪国際空港とのアクセスを整備することが必要ではないでしょうか。お考えをお聞かせください。

答弁)

大阪国際空港との連携について、優先交渉権者に対して、空港と連携したイベントや集客力を高めるサービスなどの実施を求めています。

大阪国際空港とのアクセスについては、現在、大阪モノレール、阪急電鉄i豊中東西線バスの公共交通機関を利用して、双方にアクセスすることができますが、直接アクセスする手段の一つとして、新たにシェアサイクルポートの整備を行う予定としています。

本施設と空港を直接結ぶ公共交通機関の整備については、今後、本施設の利用状況等を注視しながら、関係部局とも連携し、その必要性や可能陛について、調査研究していきたいと考えています。

質問)

『豊中まつりは緑地公園で実施することを検討しているようだ』、という話を緑地公園の近隣にお住いの市民からお伺いしました。これは、豊中球場の整備を行う期間だけを想定して検討しているということでしょうか。お聞かせください。

また、今回、豊中まつりを暑い季節でなく、少し涼しい時期に変更するという案もあるようです。この点も合わせてお考えをお聞かせください。

また、もし開催場所も開催時期も変えるのなら、この際、出店する飲食店の衛生面も向上するよう考えていただきたい。豊中まつりを開催している豊島公園は土ほこりが多く、飲食を販売するのには不適切な場所だと思います。この点も改善を検討できないでしょうか。お考えをお聞かせください。

答弁)

豊中まつりの開催場所・時期につきましては、ローズ球場が大規模改修工事に入っていることや、暑さ対策も鑑み、現在、豊中まつり実行委員会で検討を行っております。

ご指摘いただきました土ぼこりにつきましては、毎年開催前に土ぼこりにつきましては、毎年開催前に土ぼこりを抑制する苦汁を散布するとともに、開催期間中に適宜、水を撒くなどの対応をおこなっておりますが、引き続き衛生面の対策も講じながら、来場者、出店者の安全・安心を第一に検討してまいりたいと考えております。

意見要望)

千里中央公園の展望台等の対応については、住民説明や事業者の入札等ていねいに手順を踏んで進めていただきたい。

また、原田緑地と大阪国際空港とのアクセスについては、関西エアポートにも検討するよう積極的に働きかけていただきたい。

また、豊中まつりの飲食店の衛生管理については、保健所と連携して対策を講じていただきたいと要望します。

 

2023年12月定例会  本会議 個人質問より

質問)

次の千里中央地区再整備に住民の声を活かすことについてお尋ねします。

千里中央地区の再整備、せんちゅうパルを挟んで、東側の阪急とセルシーの一体開発や西側のイオンモールについて、建物用途いわゆる『どういう商業施設等になるのか』ということは企業の発表を待つばかりです。この開発については、高層マンションを望んでないことや千里阪急ホテルが閉鎖することを見込んで、宿泊や式典をできる機能を施設に持たせることなど、市民の声を、行政が集約、精査して企業側に伝えています。最終的に企業側が判断することであったとしても、市民の声を代弁して行政が企業に要望していることについては評価をしたいと思います。

さて、9月本会議で質問しましたが、この先、せんちゅうパルが建て替えとなった場合においても豊中市が関わっていくということでした。そこで、せんちゅうパルの建て替え時は、本格的にエリアマネジメント手法を導入し、住民の声を行政が取りまとめ、企業側に提案するようなまちづくりをさらに深化させることはできないでしょうか。お考えをお聞かせください。

また、せんちゅうパルは入店しているテナントが多い商業施設です。現在の入店テナントの意見も千里中央地区の活性化に十分取り入れられるよう活性化協議会の取り組みを工夫できないでしょうか。お考えをお聞かせください。

答弁)

市では、千里中央地区周辺のまちづく叫こ地域の方々のご意見を取り入れるため、昨年度より、市民、地域の団体、事業者などを対象としたワークショップやヒアリングを行い、地域課題の抽出や、地域の魅力向上に寄与する取り組み等のアイデアについて意見を伺っており、今年度中には、これらの内容を取りまとめたマップの策定を予定しております。

本マップは、千里中央地区周辺の今後のまちづくりを進める際に活用することを想定しており、せんちゅうパルが将来的に再整備される際にも、地域の方々のご意見が事業者に伝わるよう努めてまいります。

また、せんちゅうパルを含めたテナントの方々のご意見につきましても積極的に受け止め、千里中央地区活性化協議会へ共有し、多くの方々のご意見ができるだけ反映したまちづくりが進むよう、調整を図ってまいります。

意見要望)

せんちゅうパルを中心とする次の千里中央地区再整備にはエリアマネジメント手法を積極的に取り入れていただきたい。答弁では、今後、千里中央地区のまちづくりについて地域の方々の意見を取りまとめたマップの策定を予定しており、そのマップを活用し地域の方々の声を企業に伝わるようにすることやテナント等の声を千里中央地区活性化協議会へ共有し、まちづくりに反映できるように調整していくということです。ぜひ、住民やテナント、商店の話をよく聞いて、その声を再整備・再開発に活かす取り組みをしていただきたいと重ねて要望します。

 

2023年12月定例会  本会議 個人質問より

質問)

生活支援コーディネーターの活動についてお尋ねします。

新千里地域で企業が運営する移動スーパーの需要が伸びています。導入時には、府営住宅等や地域の自治会等の協力を得てスタートしました。企業と地域の自治会は、生活支援コーディネーターにつなげてもらいました。実は、移動スーパーの売り上げの伸びの背景には近隣センター等のスーパーやコンビニの撤退があります。撤退したスーパーの跡地に次のスーパーが入店することには時間がかかりそうです。このような場合、導入時に動いた生活支援コーディネーターが、環境の変化を踏まえて住民の声を聴き、より地域にマッチした移動スーパーになるよう企業に働きかけを行うような取り組みはできるのでしょうか。お考えをお聞かせください。

答弁)

生活支援コーディネーターは、地域における社会資源の把握をはじめ、不足するサービスの創出や担い手の養成、関係者間の情報共有など、連携のためのネットワークづくり、地域の支援ニーズと取り組みのマッチングなどが主な役割となっています。

ご質問のようなケースの場合、現状の市民ニーズに合わせ、事業者に対して連携・協力をするものと考えています。

質問)

生活支援コーディネーターについて、その役割や活動実績、またそれに対する評価をお聞かせください。合わせて、市の今後の方針についてもお聞かせください。

答弁)

本市では、各圏域に配置している生活支援コーディネーターが、高齢者の日常生活上の課題や介護予防のセルフ活動を支援する環境づくりなどに取り組んでいます。

具体的には、介護保険の公的サービスではカバーが難しい家具の移動のお手伝いをけじめ、地域での見守り活動など地域のつながりを確実なものにする他、社会福祉法人など事業者の協力を得た活動も定着させっつありますが、一方で、活動参加者の負担が過度とならないような活動のおり方やコーディネート、民間事業者との連携による更なる活動の創出などが課題であると認識しております。

今後も引き続き、現在の地域における主体的な取組みを大事にしながら、多様な法人や事業者の参加を働きかけ、活動支援の環境づく引こ取り組んでまいりたいと考えます。

意見要望)

千里地域で始めた移動スーパーについては、新千里東町や新千里北町で比較的好調で、豊寿荘などの施設では大好評と聞いています。このような住民や企業側の声を聞きながら、公民連携で地域の課題を解決するような流れを生活支援コーディネーターの活動で作れないかと思います。現在、事業を委託されている社会福祉協議会も地域のボランティアと繋がる市民協働の活動は大変に得意としていますが、企業とつながって生活支援を行なうことは苦労しているのではないでしょうか。そこで、再度、生活支援コーディネーターの役割を明確にし、社会福祉協議会と話し合いながら、企業と取り組んだ生活支援の具体的な事例をつくることを検討していただきたいと要望します。

 

2023年12月定例会  本会議 個人質問より

質問)

小中一貫教育や学校の改修についてお尋ねします。

南部地域には施設一体型の小中一貫校ができています。一方、本市の他の地域では、施設分離型の小中一貫教育を行おうとしています。この計画の進捗について、お聞かせください。

少路小学校と桜井谷東小学校は、そういう施設分離型の小中一貫教育やそれぞれの児童在籍数の推移を考えても、そろそろ通学区域を変更する時期ではないでしょうか。お考えをお聞かせください。

答弁)

本市では、これまでも小中学校の接続を円滑にするため、小中学校間で、教職員の合同研修や実践交流等を進めるとともに、たとえば、小学校高学年教科担任制や児童生徒の小中交流会等の取組みを行っています。あわせて、全市的に各中学校区で「子どもの実態」を共有し「めざす子ども像・15歳の姿」を掲げ、9年間の学びを見通したカリキュラム・マネジメントの推進を図っているところで、今後、さらにその取組みを充実させてまいります。

少路小学校と桜井谷東小学校に関わりましては、過去に両校の児童数がいずれも増加傾向にあり、特に桜井谷東小学校につきましては、将来的な教室不足を回避するため、校舎の増築での対応を行った経過がございます。

また、現状としましては、一時期かなり増加した少路小学校の児童数は減少に転じているものの、通学区域の変更に踏み切るほどの減少には至っていない状況でございます。

仮に、桜井谷小学校の通学区域を変更した場合には、受け入れ校となる少路小学校側の教室数など学校施設の状況やその適正規模の観点などを考慮するととともに、その後進学する中学校にも影響が及ぶことから慎重に対応すべきものと考えているところでございます。しかしながら、両校の通学区域に関しましては、引き続き児童生徒数の将来推計等を注視しながら、その課題解消に向けて継続して検討してまいりたいと考えております。

質問)

全小中学校のトイレは令和7年度に洋式化されます。また、今回、学校体育館の空調も令和7年度に設置されることになりました。このような学校の長寿命化計画については理解しています。ただ、学校側の個別の課題で施設改修する場合どういう手順となるのでしょうか。例えば、学校図書館の横に音楽室があるというような場合、教室の移動や改修を行うような時は、学校現場の申請により改修を許可するというような手順となるのでしょうか。お考えをお聞かせください。

答弁)

学校教育活動を行っていくうえで教室配置等を変更する事情が生じた場合、まずは、学校長から学校施設管理課に対し改修依頼が提出されます。

学校施設管理課では、依頼内容の詳細をヒアリングしたのち、改修費用を試算するとともに、緊急度や修繕予算の執行状況等も踏まえて、当該改修の可否を判断することとしております。

ただ、例示されたような音楽室や学校図書館を移設する場合、防音や耐荷重など構造上の課題に対応していくためには、関係各課と調整のうえ、改めてその移設に必要な予算を確保していく必要がございます。

意見要望)

9年間の学びを見通した教育の推進については、通学区域の変更に配慮しつつ、近いうちに具現化計画を示していただきたいと要望します。

 

2023年9月定例会 本会議個人質問より

質問)

千里中央地区の再整備計画についてお尋ねします。

千里中央の再整備については、旧オトカリテ側は解体工事が始まっています。企業の事業計画もおおよそ決まっていると思っていますが、本年度中の許認可はできるのでしょうか。お聞かせください。

また、東側の阪急百貨店と千里セルシーの一体建て替えは企業の発表を待つばかりですが、閉鎖する千里阪急ホテルの土地利用も考慮した上で事業内容の発表となるのではないでしょうか。お考えをお聞かせください。

また、ずいぶん先の話になると思いますが、せんちゅうパルの建て替え時については今回のように豊中市はかかわっていくのでしょうか。お聞かせください。

答弁)

千里中央地区再整備の東町中央ゾーンを施行範囲とした土地区画整理事業につきましては、昨今の建設コストの高騰が事業推進に厳しく影響している状況ではございますが、早期の事業認可を目指し、官民連携のもと、協議を行っております。

千里阪急ホテルの2025年度末の営業終了後の跡地利用につきましては、現時点におきましては未定であると伺っております。跡地利用につきましては、各事業と連携し、千里中央地区の活性化に資する計画となるよう協議してまいりたいと考えております。

せんちゅうパルの建替えの予定につきましては、現在、伺っておりませんが、再整備の際は、現在と同様、民間地権者と協議を行ってまいります。

意見要望)

引き続き、企業に対し市民への情報提供を強く要望していただきたい。

 

2023年3月定例会 代表質問より

質問)

千里中央地区再整備計画についてお尋ねします。

ピーコックストアの入るオトカリテが2023年4月末で閉店します。市民からはセルシーが閉鎖していることに対して〝どうなっている〟の声が多い状況で、そのため阪急百貨店側の再整備を先に行うことを望んでいましたが、今回ピーコック側が閉鎖する発表がなされました。ピーコック側の再整備は、予定通りのスケジュールで進んでいるように思いますが、阪急側の再整備はまだ遅れるのでしょうか?お聞かせください。

また、今後、阪急側、ピーコック側、双方同じタイミングでの再整備はできるのでしょうか?お考えをお聞かせください。

また、東町中央ゾーンは駐車場の課題が大きいと思います。再整備後、商業等の施設に見合った駐車場台数は、十分に確保されるのでしょうか?  駐車場料金などについても、できれば企業間で話し合うよう要望することはできるのでしょうか?お考えをお聞かせください。

答弁)

次に再整備のタイミングですが、双方を施行範囲とした土地区画整理事業につきましては、昨年2月に市のホームページで公表した「再整備事業の検討概要」にお示ししたとおり、令和5年度の認可手続きを目指しておりますなお、民間施設の整備時期につきましては、現在も協議中でございます。

次に駐車場の整備につきましては、千里中央地区内の既存駐車場の配置状況や利用実態なども勘案しながら、大規模小売店舗立地法等に基づく協議を行い、当地区および各施設において適正な駐車場台数が確保されるよう、民間地権者と協議、調整を進めてまいります。

意見要望)

阪急百貨店とセルシーの一体的建て替えについて企業側に事業内容の発表を急ぐように要望していただきたい。阪急側もイオン側も、令和5年度中に事業認可できることを期待します。

 

2022年7月 臨時議会 代表質疑より

質問)

千里中央地区や中心市街地の再整備についてお尋ねします。

市長1期目、千里中央の東町中央ゾーンの再整備計画は遅れました。遅れた理由は、再整備を行う企業の新型コロナによる経営環境要因やコロナ後の商業施設のあり方が見通せないということが大きいと思います。この理由については理解できます。ただ、市民の期待に応えることができなかったことは間違いありません。市長2期目には、再整備が形として現れるよう最大限の努力をしていただきたい、本市のお考えをお聞かせください。

また、豊中駅周辺の活性化に向けては、豊中駅周辺再整備構想の実現とともに、エトレとよなかの活性化が欠かせません。そこでお尋ねします。エトレとよなかについては、テナントのリーシングや運営管理をそのような仕事が得意な民間企業に任せることがよいと思います。豊中都市管理株式会社の大株主として、この点、市はどう考えているのでしょうか、お聞かせください。

答弁)

千里中央地区再整備事業につきましては、当初、令和3年度中に土地区画整理事業の認可の取得を目指しておりましたが、ご質問のとおりコロナ禍の影響などにより、民間の開発計画の見直しに時間を要し、遅れたものでございます。

現在は、本年2月に公表した「再整備事業の検討概要」にお示ししたとおり、令和5年度の土地区画整理事業の認可を目指しており、「北大阪の中核的な都市拠点の形成」の実現に向け、認可後、すみやかに本土地区画整理事業に着手できるよう、引き続き、民間地権者と密に連携を図りながら取り組んでまいります

豊中都市管理株式会社につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、厳しい商業環境が続いている中でも、経常利益が2年連続の黒字となるなど、設立から20年以上を経て経営に係る一定のノウハウが蓄積されております。本市としましては、エトレとよなかの運営管理が適正に維持されることはもちろん、豊中駅周辺の活性化につなげる視点も持ちながら、同社の経営状況を注視してまいりたいと考えております。

意見要望)

エトレとよなかについては、現状の経営努力については評価をしています。ただ、豊中駅周辺の活性化のために阪急豊中駅に直結した建物の価値を最大限生かすためにどうすればよいのかという観点から、今後のあり方について検討を重ねていただきたいと要望します。

 

unnamed2022年7月 臨時議会 代表質疑より

質問)

企業と連携した買物支援やコミュニティの活性化についてお尋ねします。

移動販売によるお買い物支援を本市で行いたいという企業があります。独自の調査を行い、収益が見込めると判断したのでしょう。企業が提案されている地域は高齢化が進んでいる上、坂の多い地域で住民にもメリットはあると思います。企業と連携してできることは協力してもよいと思いますがいかがでしょうか。お考えをお聞かせください。

また、移動販売実施時に地域住民が集まれば、その際、スマホでの行政申請をサポートすることなどもできるかどうか、企業に依頼してみてはいかがでしょうか。お考えをお聞かせください。

答弁)

高齢者の買い物支援や、暮らしやすいまちづくりについては、市内7つの日常生活圏域ごとに設置している生活支援コーディネーターが、民間企業との連携を行ない、既存の社会資源の活用をしたり、新たに創出したりし、地域課題の解決に向けた取組みを進めています。

本市では地域における多様な事業主体との連携を円滑にするため、生活支援コーディネーター業務を市社会福祉協議会に委託しており、ご質問にあります買い物支援につきましても、市社会福祉協議会と民間企業とで調整を進めているところでございます。

移動販売を実施する際には、スマホでの行政申請のサポートなど、高齢者に限らず幅広い世代の方の利便性向上につながるよう、市から民間企業へ協力を働きかけてまいります。今後も引き続き、誰もが住み慣れた地域で自分らしく暮らせる地域社会の実現のため、民間企業や様々な機関と連携し、取り組んでまいります。

意見要望)

地域住民と地域の事業主体の連携については、生活支援コーディネーターにまかせきりにせず、市が方向性を示し、それを具現化するために生活支援コーディネーターが動くという流れとした方がいいのではないでしょうか。このようなことについても、『誰もが住み続けられる豊中市』をつくるために検討を重ねていただきたいと要望します。

 

2022年3月 建設環境常任委員会 質疑より

<質問>

公園整備についてお尋ねします。公園整備は地域性を考慮しているのでしょうか。どのような情報をもとに整備するでしょうか。お聞かせください。

より具体的に言うと、遊具について、こども用だけではなく、健康遊具はどのような情報で地域の地域の公園に設置するのでしょうか。お聞かせください。

<答弁>

公園の整備につきましては、その公園の役割やその時の社会情勢などいろいろな要素を踏まえ、整備されてきたものでございます。

本市の公園は、高度経済成長期に市民一人当たりの公園面積を増やすことを目的に整備されたものが多く、画一的な印象があるとの声も聞きますが、一定程度の公園整備が進んでいることから、新たに公園を整備する機会も少なくなっており、現在は、既存公園の質や価値の向上に重点をおいた公園マネジメントを進めており、遊具の改修、更新におきましても、日々の地域の声も反映しながら、より市民の皆さんに楽しんでいただけるよう、遊具を選定しているところです。

来年度実施を予定しております、幸町3丁目公園の再整備におきましても、今年度、地域自治会との、再整備に向けた話し合いを行い、意見を踏まえた整備計画となっているものと考えております。

<質問>

いわゆるスケボーが話題になっていますが、そのような施設をつくることは検討する考えがないのでしょうか。お聞かせください。以前、本会議で質問した、インクルーシブ公園についてはどういうお考えでしょうか。改めてお聞かせください。

<答弁>

スケートボードに限らず、公園でのスポーツ利用は、公園施設に影響がなく、騒音等で近隣住民や他の公園利用者の迷惑とならなければ、制限するものではありませんが、現実的には、スケートボードの利用は、公園利用者からの苦情により、規制している状態であります。

そのため、公園でのスケートボード利用において、専用施設の整備は、有効な手立てとは認識しておりますが、施設の整備につきましては、騒音など周辺への対策はもちろん、当該施設の利用者の安全の確保、施設の安全管理などの課題があることから、今後、地域性や公園の立地的な場所も踏まえ、条件整理を行い、可能性を探ってまいりたいと考えています。

次に、インクルーシブな遊具の導入につきましては、公園駐車場の有無や公園の規模・形状などの条件を整理する必要がございますが、魅力ある公園づくりにも繋がることから、公園の再整備や施設の改修にあわせ、利用者などの声もお聴きしながら、検討することとしており、来年度、実施を予定しております、幸町3丁目公園再整備におきましても、導入について検討してまいります。

<質問>

千里中央公園の整備について進捗状況をお聞かせください。

<答弁>

千里中央公園の再整備事業の進捗状況につきましては、令和3年11月に公募により選定した、事業者グループである千里中央公園パートナーズの代表事業者であるエイチ・ツー・オーリテイリング株式会社と、令和4年1月31日付で「千里中央公園再整備にかかる活性化事業」基本協定書を締結したところでございます。

現在、協定に基づき、令和4年4月からの民間事業者による公園自動車駐車場の管理運営開始および、4月から随時実施する活性化事業の内容、収益施設の整備内容について協議を進めているところであり、今後、収益施設の整備も含め、事業者からの提案内容に基づく公園活性化事業を行っていく予定としております。

また、本市による公園施設の段階的整備として、今年度、中央トイレの改修や園内のベンチ増設などの工事を実施しており、令和4年度には、令和5年度に実施予定としております公園施設の再整備内容について検討していく予定としております。

 

2022年3月 建設環境常任委員会 質疑より

<質問要旨>

バスターミナルから安全安心に乗降できるよう駅へのアプローチはバリアフリー化できるでしょうか。

<答弁>

バスターミナルから駅までのアプローチについては、今後の地区全体の再整備に併せ、隣接する民間施設を含め乗継ぎ時に利用しやすいエレベーターの配置や、より分かりやすいサイン設置など、バリアフリー化を検討すると共に、現在作成中のバリアフリーマスタープランの考え方である障害のある人や高齢者など多様な倍欧の当事者・利用者意見を伺いながら、調整を進めてまいります。

<質問要旨>

千里中央地区を貫く道路が一方通行から対面通行となるが、交通渋滞をなくすため、対策は進んでいるのでしょうか。

<答弁>

ご指摘の道路は、市道千里中央2号線であり、先日公表いたしました「千里中央地区東町中央ゾーン再整備事業の検討概要」の通り、双方向通行化で計画検討しているところです。交通渋滞については、現段階での民間商業施設の計画内容と発生交通量、バス乗降場の集約、道路の改廃の影響等を考慮して、交通シミュレーションを行いながら、渋滞などの問題が生じることがないよう府警本部協議を重ねつつ、道路整備計画案を作成しているところです。

<質問>

千里中央地区再整備事業について、都市整備課にお尋ねします。本年2月22日に市から公表された「千里中央地区 東町中央ゾーン再整備事業の検討概要」において、現段階の民間地権者との検討状況や事業の方向性、また、事業スケジュールについては、令和5年度の土地区画整理事業の認可を目指していることが示され、本再整備事業の動向が理解できたところですが、本再整備事業を進める際の工事の整備順序については、せんちゅうパルを挟んで、東側・西側どちらが先に整備されるのでしょうか?お聞かせください。

<答弁>

千里阪急百貨店、セルシー、ピーコックストア、第一立体駐車場を施行区域とした千里中央地区再整備事業に係る整備の順序につきましては、現時点において確定した内容には至っておりません。引き続き、民間地権者と協議を進め、地区にとって安全で効率的な事業推進となるよう調整に努めてまいります。

<質問>

現状、東側H2Oさんが先、西側イオンさんが後というようには思っています。工事の日程がかぶるということは、民間事業者は考えていないのではないでしょうか。

民間は、商業施設がすべて一時的になくなるというのは、千里中央のまち自体に客離れを起こしてしまうということと、ライバルが閉まっている間に売り上げが上がるというふうに考えると思います。どちらにしろ、民間地権者と協議を進めて、ご答弁にある通り、千里中央地区にとって、安全で効率的な事業推進となるよう調整していただきたい。

 

次に、千里中央地区活性化基本計画に位置付ける「北大阪をリードする新・千里スタイルの実践・発信拠点」を目指す上で、立地ポテンシャルの高い千里中央地区に、式典やイベント等が実施できるコンベンションセンターの導入が必要と考えますが、民間の活力により、誘致していただくことはできないでしょうか?お聞かせください。

<答弁>

コンベンションセンターにつきましては、現在のところ、民間地権者からは導入の予定について伺っておりませんが、地区のニーズに即した魅力向上に寄与する機能の導入につきましては、引き続き、民間地権者と協議調整を進めてまいります。

<質問>

民間事業者においてコンベンションセンターは儲からないと考えていると思います。ただ、千里阪急ホテルが2025年に閉鎖することもあり、式典やイベントを建物内で行う場所がほしい。また、セルシー広場のような広場についても、2Fのデッキ部分につくることも含めてぜひつくっていただきたい。

次に、千里中央地区再整備事業においては、周辺居住者や来街者が快適に過ごせるまちづくりの実現を目指していただきたいと思いますが、バリアフリー化の考え方について、お聞かせください。

<答弁>

千里中央地区再整備におけるバリアフリー化につきましては、歩行者の主動線となる2階デッキの回遊性の向上や利便性の高いエレベーターの整備、より分かりやすいサイン表示などを検討するとともに、今年度策定予定のバリアフリーマスタープランの内容も踏まえ、引き続き、民間地権者と協議調整をしてまいります。

<意見要望>

本会議の代表質問でも要望しましたが、千里中央地区東町ゾーンの商業施設の建て替えについては、市民の関心が非常に高い事業です。そういう意味で、情報発信を細めにしていただきたい、その点を民間地権者側にも要望していただきたい。

 

2022年3月  本会議代表質問より

<質問>

千里中央地区の商業施設の建て替えについてお尋ねします。

2021年10月の本会議における質疑で「令和3年度末頃に基盤整備計画案をお示しできるよう、民間地権者と密に連携を図りながら取り組みを進めてまいります」とのご答弁でした。今回、「千里中央地区東町中央ゾーン再整備事業の検討概要」を公表しましたが、その目的と要旨について、お考えをお聞かせください。

また、今後の千里中央地区の商業施設の建て替えについて、事業スケジュールをどのように考えておられるのでしょうか。お聞かせください。

<答弁>

公表の目的としましては、千里阪急百貨店、セルシー、ピーコックストア、第一立体駐車場を施行区域とした「千里中央地区 東町中央ゾーン」において、土地区画整理事業による再整備の検討を官民協働のもと進めており、市民の皆さまに計画の進捗状況をお知らせするため、令和4年2月22日に市のホームページで公表いたしました。

検討概要の要旨といたしまして、土地区画整理事業により市道と民有地の土地交換を行い、分散しているバス乗降場を行先方面別に集約化することや、道路上空利用による道路敷の活用により、大街区化による商業施設等の再整備を推進し、北大阪の中核的な都市拠点の形成を図ってまいりたいと考えております。

今後の事業スケジュールといたしましては、令和5年度中の土地区画整理事業の認可を目指し、地区計画の変更等の法的手続きを進める予定としており、引き続き、民間事業者と密に連携を図りながら、官民共に情報発信を積極的に行うよう努めてまいります。

<意見要望>

千里中央地区の商業施設の建て替えについて市民は高い関心を持っています。その点を考慮し、ご答弁にある通り、企業も市役所もともに情報発信に努めるよう要望します。

 

2021年10月 建設環境決算委員会 質疑より

千里中央公園の再整備について

<質問要旨>

千里中央公園再整備のサウンディング調査に至るまで市民への説明はどういう時期にどういう説明をしてきて現状に至っているのか。

<答弁>

千里中央公園の再整備事業につきましは、令和2年3月に策定した「千里中央公園再整備基本計画」に基づき、収益施設の設置運営と活性化事業の実施について民間事業者に公募することの方向性を決定し、令和3年3月に民間事業者へのサウンディング調査実施を経て、現在、事業者公募を実施しております。

千里中央公園再整備基本計画の策定に際しましては、広く様々な世代の皆さんからのご意見をお聞きするため、令和元年8月から9月にかけ、公園利用者を対象に現地でのアンケート調査と、公園周辺および豊中市全域の皆さんを対象にWEBアンケート調査を実施しました。

また、作成した計画案に対しましては、令和元年12月から令和2年1月にかけてパブリックコメントを実施し、広く市民から様々な意見をいただき、市民の意見を反映した基本計画を策定しました。

<質問要旨>

千里中央公園について、千里地域の方の利用だけではなく広域からの利用という印象があるが、これまでのパブリックコメント等での地域からの意見が多かったのか。

<答弁>

「千里中央再整備基本計画(素案)」に関する意見公募手続きの結果につきましては、20名の方から63件の意見が寄せられました。

20名の内訳としては、市内にお住まいもしくは事務所等を有する方が18名、市外にお住まいの方が2名でした。

また、市内の18名うち、千里ニュータウン地区の方が8名で、それ以外の地域が10名市外の2名も、吹田市の千里ニュータウン地区にお住まいの方で、千里ニュータウン地区からの意見が半数を占めております。

<意見要望>

千里中央公園の整備については、適時適切に市民にパブリックコメント等で説明していることがわかりました。市民のご意見の中で、みどりを大切にしてほしいとの意見が多いので、千里中央公園のみどりを大切にした上で、民間活力を活かした公園整備をしていただきたい。

 

2021年10月 建設環境決算委員会 質疑より

千里中央地区の再整備事業について

<1問目>

千里中央地区の再整備事業については、現時点で基盤整備計画の公表がされていない。この件ついては、6月議会でも質問し、この秋には発表という答弁だったが遅れているのでしょうか。発表はいつになるのでしょうか。また、遅れている原因をお聞かせください。

<答弁>

千里中央地区の再整備に係る基盤整備計画案の公表につきましては、今年の秋頃を目標に取り組んでまいりましたが、コロナ禍の長期化によって厳しい商業環境が続いており、アフターコロナを見据えた民間の開発計画の取りまとめに時間を要しております。

現在、民間地権者におかれましては、アフターコロナに即した計画への見直しについて、鋭意検討を進められております。令和3年度末頃に基盤整備計画案をお示しできるよう、民間地権者と密に連携を図りながら取り組みを進めてまいります

<2問目>

新型コロナのことを勘案すると企業側が計画作りに迷うことは理解できる。企業側の迷いは採算が合うかということに尽きると思う。その企業側の考える採算と地域からも望む声があるセルシー広場のような空間の継承などは両立するものなのでしょうか?お聞かせください。

<答弁>

市といたしましては、広場空間の整備などの公共貢献を民間地権者に求めるとともに、民間地権者の事業性の向上に資する制度の活用なども視野に入れ、双方にとってメリットのある再整備となるよう協議してまいります

<3問目>

今回の再整備は活性化基本計画に基づき、東側道路の改廃等をしながら大街区化による商業施設の再整備を目指していると思いますが、現在の協議状況をお聞かせください

<答弁>

千里中央地区再整備事業では市道の改廃を行い、土地区画整理事業により公共用地と民有地の土地交換などを行い、大街区化による商業施設の再整備や、分散しているバス乗降場の集約化・再配置を図ることを考えており、道路上空利用など、道路敷を含めた土地の活用の可能性について、民間地権者と協議しております

<4問目>

再整備される建物用途などは、市としてどういう協議をしているのでしょうか?お聞かせください。

<答弁>

市といたしましては、千里中央地区活性化基本計画に基づき、一大商業核の形成を主体とし、北大阪の都市拠点にふさわしい高次都市機能や多様なニーズに対応した生活利便機能などの導入について、民間地権者と協議しております

<意見要望>

千里中央の商業施設の建て替えについては、市民の期待が大きい分問い合わせも多くあります。そういう意味でも、今年度中には基盤整備計画を公表していただきたい。

企業側はウイズコロナを踏まえ、投資回収ができ将来にわたり収益が見込める事業展開を提案するため知恵を絞っているところだと思います。言い方を変えると、企業側はなるべく収益率の高い床を商業施設にあて、そのほかの床をどう使うかと悩んでいるのではと思います

個人的には北大阪随一の商業施設と言ってきたが困難かもしれないと思っている。まちづくりの考え方を少し見直す必要に迫られるかもしれない。

そんな中でも、市民の求めるセルシー広場のようなものは作っていただかなければならない。また、安全安心に来街でき、他の建物が参考にするような先進的なバリアフリーのまちにしていただきたい

民間企業との交渉事で大変だと思いますが期待していますので、よろしくお願いします。

 

2021年6月21日 本会議 個人質問

(質問)

千里中央地域における商業施設等の建て替え計画についてお尋ねします。

千里中央東町中央ゾーンの商業施設の建て替えについては、東側において阪急百貨店とセルシーの一体的な建て替え。西側においてピーコックストアからバスターミナル、第一立体駐車場までの敷地を使った商業施設の建て替え。西側建て替え後に、建物1階をバスターミナルにし北大阪急行への乗り降りのバリアフリー化を図る。東側には市民広場をつくる。建て替え後の建物の高さをなるべく合わせ、2階のデッキレベルにおいてバリアフリー化を図る。そのためせんちゅうパルとのつなぎ部分も工事をする。東側の百貨店とセルシーの建て替えは、新千里東町第4号線の廃止を伴う計画で、その際、東町中央ゾーンの中にある千里中央2号線の一方通行を対面通行の道路としていく。現在、このような基本計画をもとに整備の内容と工程を民間企業や関係者と話し合っている状況にあると認識しています。この東町中央ゾーンの商業施設の建て替えには市民の期待も大きく、私のところへもいろいろな声が届きます。私自身も北大阪随一の商業施設となり市民の雇用の受け皿が多くなることを期待しています。市外からの来街者が多い商業施設で、市民の雇用が生まれることは地域経済循環の考え方からも好ましいことだと思います。

ただ、ここにきて、コロナ禍で緊急事態宣言の影響で民間企業も厳しい状況にあるのではと推察します。特に今回の緊急事態宣言では、百貨店やショッピングモールも休業を余儀なくされ一層の厳しさを感じます。これは当然ながら千里中央地区の商業施設の建て替えに大きな影を落とすのでは、と心配するところです。そのような背景の中で、本市としては現段階において予定通り今年の秋ごろに計画を発表することをめざしているのでしょうか。お聞かせください。

また、阪急百貨店側は、アフターコロナを見据えた事業計画に見直している最中だと認識していますが、千里阪急ホテルもコロナの影響もあり、2025年には閉鎖をすることが発表されました。この点も企業側の事業計画に影響するのでしょうか、お聞かせください。

(答弁)

コロナ禍による影響が長期化し、千里中央地区においても先行きの見通しを立てることが難しい状況でございますが、現在、民間地権者におかれましては、アフターコロナに即した計画への見直しについて、鋭意検討を進められているところでございます。

市といたしましても、千里中央地区活性化基本計画に示す大街区化等による商業施設等の再整備の実現をめざし、官民協働のもと、当初の予定通り、今年の秋頃に基盤整備計画案をお示しできるよう取り組みを進めてまいります。

次に、千里阪急ホテルの2 0 2 5年度末の営業終了後の跡地利用につきましては、現時点においては未定であると伺っております。市といたしましては、千里中央地区再整備の事業区域と近接することから、計画に影響することも予想されるため、民間地権者と連携を密にとり、跡地の利活用が千里中央地区の活性化につながるよう誘導してまいりたいと考えております。

(質問)

福祉部に府営新千里北町住宅の建て替えにからむ介護施設の整備ついて質問します。現在建て替え事業を実施中である府営新千里北町住宅の第2期事業において、「民間資金等の活用による公共施設等の設備等の促進に関する法律」いわゆるPFI法に基づき、府営住宅と民間施設等の整備を行い、地域のまちづくりに資する民活事業を実施することが決まったようです。そこでかねてより計画がありながら整備が進まなかった新千里北町3丁目の介護施設は、この大阪府の府営住宅の建て替え計画の変更により、介護施設の整備が今まで抱えていた課題が解消され、整備に向けて前進していくのでしょうか。本市のお考えをお聞かせください。

(答弁)

新千里北町の府営住宅の建て替えは、大阪府において新たな 府営住宅、その隣接地に民間の共同住宅と介護施設の整備が 一体的に行われる計画です。

介護施設の事業者にとって土地購入費が課題でしたが、民間の共同住宅と介護施設を一体的に整備することで、対象地区の土地利用の自由度が広がるため、単独で公募することに比べて介護施設の整備が進むものと認識しております。

(意見要望)

基盤整備計画を作れば、民間企業の事業計画策定が前進し、その発表が待たれます。東町中央ゾーンの商業施設の建て替えは、市民が非常に期待していますので、企業側にも発表を急ぐことを強く要望していただきたい。

また、府営住宅の建て替えにおける介護施設の整備については、これまで事業者にとって土地の購入が困難だったため、計画が進みませんでした。今回、全体の建物計画の中で、地域密着型特養やグループホーム等の本市が要望する介護施設の要件を満たせば整備されるということです。ぜひ、整備が進むことを期待します。

 

2020年3月 本会議 代表質問より

千里中央地区の活性化について

質問要旨)

千里中央地区、デッキ階のバリアフリーについて

および企業へ市民の要望を伝えることについて

答弁)

隣接する施設の再整備における、バリアフリーの考え方といたしましては、せんちゅうパル2階デッキレベルにおける高低差のある動線を補完するような施設計画を行っていただくと共に、乗継時に利用しやすいエレベーターやエスカレーターの設置などを求めております

また、商業以外の用途に関する市民の要望につきましては、これまで、市民説明会やワークショップ、来街者アンケートやWEBアンケートを実施し、広場や緑化など利用者の方々が千里中央に求めている様々な機能について把握を行い、その内容については事業者に前向きに検討するよう働きかけております

 

2019年9月25日 本会議 個人質問より

(質問)

千里中央地区の活性化についてお尋ねします。

千里中央地区活性化基本計画において、自動車交通計画として市道の活用や対面通行化にすることを考えた場合、路上駐車の対応や東町エリア全体の駐車場のあり方なども事業者と話し合われるものと思います。それらの交通課題を検討する上での方針をお聞かせください。また、その実現に向けては、豊中市と民間企業と連携して進めなければいけないと思います。お考えをお聞かせください。

(答弁)

基盤整備の基本的な方針としましては、千里中央地区活性化基本計画において「東町中央ゾーン」と位置付けているエリアのうち、再整備の検討を行っている、セルシー、第一立体駐車場、千里阪急、ピーコックストアーの民間事業者4者に豊中市も加わり、地区の活性化に資する魅力的な民間施設の配置計画の検討と並行して駐車場・駐輪場を含めた適切な基盤整備の検討を行ってまいりたいと考えております。

基本計画に示しております基盤整備の実現には、民間事業者の協力が必要である一方、魅力的な民間施設の実現のため、道路上空利用や道路の改廃など行政の協力も求められていることから、官民協働のもと相乗効果が得られる、より良いまちづくりを目指してまいります

(質問)

千里中央地区の東町中央ゾーンの道路整備については、計画では、新千里東町第4号線の改廃についての検討がうたわれていますが、道路整備の基本的な考え方と具体的な進め方についてお聞かせください

(答弁)

初めに道路整備の基本的な考え方としましては、新千里東町第4号線の改廃に伴う千里中央2号線の対面通行化と交差点の線形検討、また、行先方面別に合わせたバスターミナルの再配置等を行う必要があります

次に、具体的な進め方としましては、東町中央ゾーン内外の最新の交通量調査に基づき、安全で円滑な交通の流れについてシミュレーションを実施します.そのシミュレーションの結果や千里中央2号線の交差点を含めた線形について、交通管理者である大阪府警察本部と協議を重ね、整備内容を確定してまいります

(意見要望)

北大阪随一の商業施設をつくろう!ということですので、買い物客や納品車、駅利用者の送迎、バスやタクシーの動きなどを考慮し、周辺道路を十二分に活用しながら道路整備を行っていただきたい。安全安心に集えるまちづくりに本市がリーダーシップを発揮することを強く要望します。

 

2019年6月定例会 本会議個人質問より

質問)

千里中央地区活性化基本計画についてお尋ねします。

阪急百貨店やセルシーの建て替えはH2Oさん、旧の大丸ピーコックは、イオン系企業さんが基本的に建て替えることになると理解をしています。民間企業の建て替え案は、基本計画に基づいて、バスターミナルの整備や市民広場の設置等を計画に織り込んだ案が発表されるのでしょうか、民間企業は基本計画をどのように受け止めていると考えているのでしょうか、お聞かせください。

また、バスターミナルの整備や市民広場をつくるためには、本市として市道の活用や容積率の緩和で協力をすることになるということでしょうか。お考えをお聞かせください。

また、折しも北大阪急行の延伸が2023年に先延ばしされました。そこで、商業施設の建て替えについては、この2023年と大阪万博が開催される2025年が節目になるのではと考えます。民間企業は、経営上その年の開業を意識すると思います。本市も商業施設の建て替えについて、その年を目途にアプローチをすることがいいと思いますが、お考えをお聞かせください。

答弁)

「千里中央地区活性化基本計画」は、千里中央地区東町エリアの地権者及び関連事業者、大阪府、豊中市で構成する「千里中央地区活性化協議会」において策定しており、官民協働のもと基本計画に示したまちづくりを進めるという認識は共有できていると考えております。

また、基本計画で示しております、バスターミナルの集約化や広場空間の整備、一体的な民間施設の再開発などの実現は、いずれも官民の相互協力により可能となるものであり、市といたしましては、広場空間の整備などの公共貢献を民間事業者に求めるととともに、民間事業者の求める規制緩和等も視野に入れ、双方にメリットのある再整備となるよう協議してまいりたいと考えております。

スケジュールにつきましては、民間事業者からも同様に大阪万博の開催などが節目になるとのご意見は伺っており、市としてもそれらの時期を念頭において進めてまいります

 

平成30年7月臨時会 代表質疑より

(質問)

千里中央地区再整備についてお尋ねします。

千里中央地区において、担うべき役割や機能など、今後のまちづくりの在り方を示した「千里中央地区活性化ビジョン」が豊中市により平成26年3月に策定され、これをもとに官民協働の合意形成の場となる「千里中央地区活性化協議会」が、平成28年7月に発足されています。協議会は、平成30年度末までに千里中央地区におけるまちづくりについて、具体的な取り組み内容を取りまとめることになっています

これまで、千里中央地区活性化に対して、大きなリーダーシップを果たしてきた本市ですが、最終的には民間企業のジャッジを待つ段階にもなっており、その取りまとめる内容を非常に注目しているところです。

そこでお尋ねします。本市の役割としては、民間企業各社に対して公平性を保ちながら、北大阪急行にアクセスしやすいバスターミナルの集約や、自動車導線と歩行者導線を整理しながら渋滞緩和を行うことなど、安心安全で人が集える街の交通基盤の整備を実行することだと思いますが、この点、お考えをお聞かせください。

また、北大阪エリアの拠点としても期待される千里中央地区の再開発において、本市が民間企業に要望することをお聞かせください。

(答弁)

千里中央地区再整備事業に伴う街の交通基盤の整備につきましては、昨年度末、公表した「千里中央地区活性化基本計画中間とりまとめ」において、バス乗降場等を中央改札付近に集約することや公共交通と一般車両の動線を極力分離することなどを掲げており、安全かつ快適で利便性の高い駅前広場とすることなどを目指しております

また、本市が民間企業に要望する内容につきましても、同じく中間とりまとめにおいて「北大阪随一の商業集積エリアの実現に向けた大街区化の推進」や「多様なニーズに対応した高次都市機能の導入」、「賑わい創出機能となる広場空間などの整備」を掲げており、商業機能のさらなる充実を図ることはもとより、付加価値を生み出すような新たな機能導入や、快適でにぎわいを感じることのできる広場空間の創出などを併せて実現していただくよう要望しております。

いずれの項目も、官民が連携することで実現が可能となるため、今後も引き続き地区の地権者や事業者との協議を進めてまいります

(意見要望)

千里中央のセルシー広場は、情報発信地として多くの伝説を生み出しました。リニューアルされる民間商業施設にも、セルシー広場のような役割を持った広場空間の設置を期待したいと思います。また、本市においても、交通基盤の整備を検討する中で、屋外にも様々なイベントができる広場スペースを確保していただきたい。北大阪の拠点として期待される千里中央には、イベントができる屋外の広場スペースが必要ではないでしょうか。ぜひ、検討していただきたいと要望し、この質問終わります。

 

2016年9月 本会議個人質問より

駅前商業ビルの活性化について

【質問】

駅前商業ビルの活性化についてお尋ねします。

中心市街地等における駅前商業ビルは、たくさんのテナント事業者とかかわりがあるうえ、来街者も多く、まちづくり、産業振興、雇用促進等において大きな影響力があります。そういう観点で、豊中駅前と千里中央地域の駅前商業ビルの活性化についてお尋ねします。

はじめにエトレ豊中にかかる豊中都市管理株式会社の決算についてお尋ねしたいと思います。豊中都市管理株式会社の平成27年度事業決算は、営業利益1240万円の赤字、経常利益1175万円の赤字となりました。特に、商業床賃貸事業で逆ザヤ状態となっており、空き床が多いことが大きな原因となっているのではないでしょうか。以前の議会質問において、豊中市の玄関口ともいえるエトレ豊中の重要性を確認しましたが、このままでは心配していた通り、近い将来商業施設のマーケットからの退場を余儀なくされるのではないかと危惧いたします。そこでお尋ねします。当該事業年度、赤字になった要因と、それに伴う今後の対策について、豊中都市管理株式会社に確認している内容をお聞かせください。

【答弁】

豊中都市管理(株)の平成27年度決算ですが、前年度に比ぺ、駐車場事業や商業床賃貸事業で減収となったことが大きな原因で、営業利益が1240万円、経常利益が1175万円の赤字となりました。

豊中都市管理(株)から赤字の主な要因は、エトレ豊中の利用者の減少により、駐車場収入が減少していること、また、商業床の空床の増加による賃料収入の減並びに各テナントからの賃料収入と床の持ち主への賃料支払額に差異、いわゆる逆ざや伏態となっていること。

今後の対応策につきましては、駐車場事業については、料金体系の見直しや、わかりやすい駐車場サインの設置等により、駐車場利用者の拡大を図ると共に、管理委託料の削減をはじめとした管理運営経費のより一層の縮減にも努めます。また、商業床賃貸事業につきましては、お客様のニーズに合ったテナントリーシングや、逆ざやの解消に向けた協議を関係団体と進めており、エトレ豊中専門店街の商業振興が図れるよう、販売促進活動を行って行く、との報告を受けております。

【質問】

当面の対策では空き床をなくしていくことが数値改善の近道ではないでしょうか。そのため、定期建物賃貸借の契約期間を考慮して、賃料を柔軟に見直すようなことができるのでしょうか。また、将来的に、床の区分所有を切り替えていくようなことを考えているのでしょうか。この点について、豊中都市管理株式会社に確認している内容をお聞かせください。

【答弁】

現在、賃料につきましては、柔軟な見直しができるよう、床所有者と協議を行っており、区分所有者の切り替えにつきましても、エトレ豊中が、より一層の賑わいと活力を創出するためには、これまでの「専門商店街」のー体運営など、お客様の要求に見合った店舗を配置し、「集客力」を作り出すための「マネジメント」の根本的な見直しを行うと共に、不動産賃貸事業から商業施設としての経営管理に転換していくこと等も検討しており、そのような観点から、区分所有者を含めたエトレ豊中専門店街の商業振興の在り方について、豊中市や関係団体等と協議していきたい。との報告を豊中都市管理㈱から受けています。

【質問】

エトレ豊中は、豊中市の中心市街地の活性化において重要であると思います。また、豊中市は豊中都市管理株式会社の60%の株を保有する大株主です。つまり豊中都市管理会社は、豊中市が考える中心市街地活性化計画を十分に考慮して経営を行う立場にあると思います。このことを踏まえ、豊中市は、中心市街地の活性化においてエトレ豊中のあり方をどう考えているのか、お考えをお聞かせください。

【答弁】

豊中市は、豊中都市管理(株)の株主であり、駐車場事業を指定管理者として委託している立場であることから、豊中都市管理(株)と定期的に協議を行い、商業床の賃貸経営や、空き床所有者万との家賃改定をはじめ。賃貸床の一体的な管理・運営の可能性等につい七も意筧交換を実施し、逆ざやの解消を図るよう議論をしております。

また、第4次総合計画を策定する中で、豊中駅周辺のまちの再整備についての勉強会で、豊中都市管理(株)の職員も交えて、調査・検討を行っており、中心市街地の活性化に必要な機能と空き床の解消についても議論しているところでございます。

引き続き 市としましては、エトレ豊中が、より魅力のある施設となり、集客力を向上できるよう、庁内関係課と連携するとともに、豊中都市管理(株)の経営改善についても協働し、中心市街地の活性イビにつながるよう検討して参ります。

【質問】

4問目質問します。千里中央地域においては、歴史あるショッピングモールの建て替えが大きな課題だと思います。その点については、それぞれの企業が建て替えを検討されている状況と思います。ただこの地域は、テナントの代替となる区画を紹介しづらいことや、契約内容が古く退店交渉もしづらいことで、建て替えを含めた活性化事業は困難を伴うのではと推察しています。そのような状況の中、昨年度策定された千里中央地区活性化基本方針では「平成32年度千里中央のまちびらきを目指す」と打ち出されておりますが、平成32年のまちびらきとはどのようなことを想定されているのでしょうか。豊中市のお考えをお聞かせください。

【答弁】

千里中央地区につきましては、平成25年度に千里中央地区活性化ビジョンを策定し、その実現に向け、平成26年度は千里中央地区活性化勉強会を、翌平成27年度には、東町の地権者及び関連事業者21者に参加いただき千里中央地区活性化検討会を立ち上げ、議論を進め、その取り纏めとして「千里中央地区活性化基本方針」を、検討会として策定したところでございます。基本方針では、「平成32年度の千里中央まちびらきを目指す」ということと、「官民協働の推進体制を構築する」ということの2点の方針を掲げており、今年度は基本方針に基づき、了月に「千里中央地区活性イビ協議会」を立ち上げるとともに、具体的な取り組みを進める場として「千里中央地区エリアマネジメント部会」を設置いたしました。 協議会及び部会におきましては、平成32年度のまちびらきを目指すにあたり、より具体的な将来像を関係者で共有するため「千里中央地区活性化基本計画」の策定に取り組みます。また、まちのポテンシャル向上に資するエリアマネジメント活動について検討すること、そして、具体的な活動のーつとして、「都市再生安全確保計画」の策定に向けまして、今年度から基礎調査に取り組むこととしているところでございます。

平成32年度のまちびらきにつきましては、北大阪急行電鉄の延伸を見据え掲げたものであり、延伸をきっかけに、より広域からまちを訪れていただけることとなるよう、魅力ある新しいまちづくりを進めるという『目標』を関係者で共有し、実現に向け進めてまいりたいと考えているところでございます。

豊中市といたしましては、様々な制度の活用に向け国などとの調整を図りますとともに、地区関係者の方々との協議が円滑に進むよう、行政としての役割を果たしてまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。

 

平成28年3月  本会議 代表質問より

千里中央地区の環境整備について

[質問]

・送迎場所の確保について

・千里⊃ラボ周辺の駐輪場確保について

・千里橋整備計画の進捗状況について

[答弁]

千里中央地区の環境整備についてお答えいたします。 初めに、一般車の送迎につきましては、特定の場所がなく随所で駐停車が見られ、交通の円滑性を阻害していることから、何らかの対策が必要と認識しております。 しかしながら、送迎場所を設けた場合、需要を満足させるには相当大規模となり、逆に地区内に一般車を呼び込むことになり、迷惑駐車や交通渋滞を増加させる可能性も考えられます。このことから、送迎場所の確保については、千里中央地区の再整備と合わせ、地区内における一般車の動線や住み分けも考慮し、検討して行きたいと考えています。

次に、駐輪場についてですが、地区全体としては、収容台数に余裕はありますが、一部利便性のよくない駐輪場もあることから、コラボ周辺も含め、利用者の需要と動線を考慮した駐輪場配置につきましても、千里中央地区再整備の中で、検討してまいります

最後に、千里橋整備の進捗状況でございますが、読売文化センター再整備事業が平成30年度の完成を目指して進められており、これまでに千里橋のビル風対策を講じる必要があり、現在、事業者と協議検討を進めています。 市としましては、これに合わせ長寿命化修繕工事と耐震補強工事を実施する予定であり、今年度、点検調査を含めた詳細設計に取組んでおり、事業者においては防風パネルの設置及び屋根の可能性について、検討を進めています。 平成28年度は、両者合わせた施工方法、施工手順及び役割分担などについて協議し、平成29年度より工事を実施できるよう進めて参りますので、よろしくお願いいたします。

 

平成27年6月 本会議 個人質問より

質問1】

箕面街道の安全対策について  豊中市の役割と取り組みについて

答弁】

箕面街道の安全対策について、お答え致します。 昨年度、大阪府と市による、「豊中市域の交通安全対策に関する連絡会」を設置し、箕面街道を含めた市域内の府道の安全対策について、取り組みを開始しました。この中で、市の役割としましては、地元の意見・要望を踏まえ、着実に安全対策が図られるよう大阪府に働きかけることでございます。これまでに2回の連絡会議を開催しており、市で調査した安全対策が必要な箇所を基に、協議を進めています

今後は、大阪府と市による詳細な調査を進め、①緊急性を要するもの、②早期改善が可能なもの、③用地買収など長期間を要するもの等に分類し、その優先順位に応じて、必要な安全対策に取り組んで行けるよう進めて参りますので、よろしくお願い致します。

質問2】

桜井谷小学校近くの交差点の安全対策について

答弁】

箕面街道の安全対策についての再度のご質問にお答え致します。桜井谷小学校東側交差点の安全対策でございますが、昨年度、大阪府が歩道橋を撤去したことを受け、今年度から市が、交通の安全性及び円滑性の向上を図るため、交差点改良に取り組む予定です。

この中で、桜井谷小学校前道路につきましては、学校から一方通行化による歩行空間の確保の要望を受けています

また、二中南側道路につきましては、緊急対応として路側のカラー化を実施しましたが、最終的に府道交差点及び小学校前道路と合わせ、どのような整備が望ましいかなどについて、地元や学校の意見を聞きながら検討して参りたいと考えております。その後、その合意に基づき、整備を進めて参りますので、よろしくお願い致します。

 

平成26年度 7月臨時議会 代表質問より

千里中央の活性化について

<質問要旨>

・読売文化センター建替えに伴う、交通渋滞対策は

・バリアフリー対策は

【答弁】

ご質問のうち、千里中央の活性化についてお答えいたします。

初めに、読売文化センター建替えに伴う、交通渋滞対策でございますが、事業者の予測によりますと、セルシー南東の北新田橋北交差点において、一時的に渋滞が発生するとされています。その対策としまして、交通管理者とも協議し、当交差点を含む周辺の信号現示を見直すと共に、当交差点から読売文化センターに向かう、市道千里中央2号線の区画線等の見直しを検討しております。

次に、バリアフリー対策でございますが、読売文化センターとパルに架かる歩道橋は、パル側において、急勾配スロープ又は階段構造となっているため、建替え事業に合わせ、新設される商業棟エレベータを利用し、一階レベルで横断するバリアフリールートの確保について、事業者と協議しております

また、千里中央地区においては、バリアフリーに関する様々な課題がありますが、今後の同地区活性化ビジョンの具体化に合わせ、一層のバリアフリー化に取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

<質問要旨>

地域の事業者や住民との情報の共有について

北大阪の交流拠点としての機能について

【答弁】

ご質問の内、都市計画推進部にかかるご質問にお答えします。

情報共有の場づくりにつきましては、千里中央地区につきましては、今年度、ビジョンの実現化に向けた具体的な取り組みといたしまして、東町の中央部分の地権者や事業者に行政も加わり活性化に向けた勉強会を進めているところでございます。今後、この勉強会を核として、更に多くの方の参加を促し、地区のまちづくりを考え、情報交換を行う事ができる、いわゆるタウンマネジメント組織の構築へとつなげていきたいと考えております。

広域の交流拠点についてでございますが、活性化ビジョンでは、千里中央地区を魅力的なエリアとするために、広域都市圏を対象とした高次都市機能の導入が望まれることに触れております。今後、交流や文化など広域からも千里中央に訪れたくなるような魅力的な機能の導入につきまして、関係者による千里中央の活性化に向けた議論の過程において、検討を進めていきたいと考えております。

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今村正
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