menu

<質問>

(仮称)中央図書館が入居する予定の建物についてお尋ねします。

3月議会時の説明から、その後、建物計画が変わったと聞きましたが、どのように変わるのでしょうか?お聞かせください。

また、その計画変更で、市民にとってよくなることは何でしょうか?お聞かせください。

また、今後の交渉について、双方で取り決めた約定を厳守するための担保はどのように考えているのでしょうか。お聞かせください。

<答弁>

今回の事業計画の変更につきましては、3月定例会における議会でのご議論を踏まえつつ、基本協定締結に向け調整を行っていた中、本年7月に事業者から、住戸部分の事業計画の見直しについてお話がありました

市としましては、すでに議会でのご審議もいただいておりますことから、令和5年度に実施した(仮称)中央図書館の第一優先候補地選定に係る調査の公募条件に基づき、評価を高める内容でなければ交渉はできないというスタンスのもと協議にあたってまいりました。

その協議の中で、われわれが提示した条件に対し事業者から提案された建物計画は、10階建てから住戸を見直し、図書館と商業フロアを分棟の1施設として一体的に開発するというものです。具体的には、図書館の棟が地下1階・地上2階、商業エリアの棟が地上3階を予定しているものです。

今回の変更メリットは、施設面では、地上1階の確保や閉架書庫の地下移設による市民利用スペースの拡充、階高・柱数の変更による開放的な空間創出、専用駐車場の確保コスト面では、当初取得額の減額や、蔵書数の増加を目的にコスト増なく延床面積を増加したこと。その他、70年の定期借地契約中の50年後に契約期間の見直し・建物売却の協議の場を設定することなどを基本協定書に盛り込む予定としていることです。

<意見要望>

計画変更により、本市の負担額が増加をしないということですが、その理由を明確にしていただきたい。また、今後、計画内容の変更がないよう約定による手立ては行うということですが、この間の経緯を考えると不信感はぬぐい切れません。ただ、2024年12月本会議で私たち会派の質問への答弁であるように、『第1候補地で合意に至らない場合、第2候補地の豊島公園内を軸に見直す』ことになり、この第2候補地で市民の支持が得られるだろうかと考えると、正直、判断を迷うところです。どちらにしろ、当面、交渉の行方を見守りたいと思います。ご答弁の通りしっかりと取り組んでいただきたいと申し上げます。

2025年9月定例会 本会議 議会質問より

 

コメントは受付けていません。

今村正
ブログバックナンバー
サイト管理者
豊中市 今村正