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(質問)

スマホを活用する緊急通報システムの開発についてお尋ねします。

一人暮らしの高齢者を訪問した際に、緊急通報システムを勧めることがよくあります。その際、特殊詐欺のこともあり、固定電話をやめたという話を聞くことがあります。また、経済的にスマホに絞り固定電話をやめる方もいらっしゃいます。

このような状況を考えると、スマホ活用の緊急通報システムを検討する必要があるのでは?と思います。お考えをお聞かせください。

(答弁)

緊急通報システムは、一人暮らし高齢者等にとって、在宅時の安心・安全に役立つサービスとして実施しています。 現在、市が導入しているものは原則として固定電話回線が必要となっています。

新たなシステム等について、事業者から聞き取りしたところ固定電話以外でも通信可能な専用端末もありましたが、個人のスマートフォンとは別に端末を所持する必要があることや、固定電話と同様に家の外で利用できないこと、通報時には複数の操作が必要で高齢者が緊急時に利用しづらいことから、導入には至っておりません。

今後、携帯電話のみを持つ高齢者が増加していくことが見込まれることから、スマートフォンを活用した緊急通報システムの導入については、先進自治体の状況や市場の動向、費用対効果など調査や研究をしてまいります

(意見要望)

消防指令業務が近隣市と共同運用となったため、緊急通報システムの消防局への通報を円滑にするため、民間事業者との取り組みを見直すタイミングだということです。これは、緊急通報システムの新システムの開発には企業との取り組みが欠かせませんので事業者と連携して新システムを開発するチャンスであるとも言えます。また、共同運用をしている自治体とシステム開発において連携できる可能性も生まれます。ぜひ、積極的にスマホを活用する緊急通報システムの開発を検討していただきたいと要望します。

2024年6月定例会 本会議 個人質問より(議長のため石原幹事長代読)

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今村正
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豊中市 今村正