(質問)
職員の身だしなみ基準についてお尋ねします。
最近多様な人材が活躍できる環境整備として、接客が伴う民間企業で身だしなみ基準を見直すところが多くあります。例えば、髪色、髪型を自由に、ヘアアクセサリーやピアス、ネックレスも着用可にする。トップス、ボトムス、ネイルについても現場の状況を踏まえながら見直しています。採用を担当する関係者の話では、そのようなことを就職時の判断基準とする人も多くなっているということです。一方で、お客様に不快な感情を持たれても困ります。
現状、市役所職員の身だしなみ基準はどうなっているのでしょうか。今後、見直すことを検討しているのでしょうか。お考えをお聞かせください。
(答弁)
・職員の髪型、服装などについては、職務を遂行する際に動きやすい機能性、職場や業務の状況など、TPOを踏まえた調和性、市民に不快感を与えない清潔感を備えることが必要と考えております。
・本市におきましては、名札着用などの職員の服務規程のほか、職員の接遇、マナーの手引きである「さわやか応対ブック」において職場での身だしなみについても定めており、清潔感、機能性、調和を基準に、TPOに応じて判断し、市民がどう感じるか、不快感を抱かないかを第一に考えることとしております。また、「さわやか応対ブック」の内容については必要に応じ改訂を行っており、社会状況、職員に求められる役割などの変化に併せ、今後も見直しを行ってまいります。
(意見要望)
現状の基準が適正でないとは思いませんが、職員の働く環境については働く職員から定期的に意見を聞いて見直しの参考とするようなしくみも検討していただきたい。
2024年6月定例会 本会議 個人質問より(議長のため幹事長代読)