<質問>
創造活動は、試行錯誤の上、不登校支援の実績を着実に積み上げていると思います。この実績は次の支援策へとつながっているのでしょうか。お考えをお聞かせください。
<答弁>
・不登校児童生徒数を減少させるためには、「前年度からの不登校児童生徒数を減らす取り組み」と「新たに不登校児童生徒を生み出さない取り組み」の両輪が機能することが大切と考えています。
・本市においては、学校や教育委員会の取り組みなどにより前年度からの不登校児童生徒数は減らすことができておりますが、新たに不登校となる児童生徒が特にコロナ禍以降急増しているため、不登校児童生徒の総数が増加している現状があります。
・そのため、「新たに不登校の子どもを生み出さない取り組み」として、今年度、新たな取り組みとして義務教育学校後期課程を含む中学校の校内支援教育センター(いわゆる別室)に常駐する別室登校支援員の派遣を開始しました。
・今後も引き続き不登校支援の実績を積み上げ、必要な支援策を講じてまいります。
<質問>
民間のフリースクールとの連携について、お聞かせください。
<答弁>
・民間のフリースクールとの連携については、フリースクールに通う児童生徒について、一定の要件を満たせば出席扱いとする対応を行っております。出席認定の可否については、教育委員会事務局職員と当該児童生徒の通う校長とが当該フリースクールの視察を行い、運営状況を確認し、当該フリースクールと十分協議を重ねたうえでその判断を行っています。
<質問>
次の取り組みとして、学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)を作るわけですが、中学生の時に、自身の好きなことや進路を発見できる特例校としていく必要があると思います。特例校の学びについて、お考えをお聞かせください。
<答弁>
・学びの多様化学校の教育課程の編成においては、「社会的自立」を見据えた学びの充実が大切と考えており、具体的には、たとえば、ソーシャルスキルトレーニングや、体験学習、キャリア教育を想定しています。
・学びの多様化学校開校予定の旧島田小学校跡地には、地域産業・経済の活性化をめざす施設が併設される予定であり、運営する民間事業者には、特例校に通学する生徒へのキャリア教育など、学びの多様化学校との連携を想定した事業の提案を求めたいと考えております。
・民間事業者との連携等、学校外の人材も活用しながら、創意工夫を生かした特色ある学びの充実につなげてまいりたいと考えております。
<意見要望>
新型コロナ等の影響で不登校は増えてはいるが、不登校支援をよくやっているし方向性も間違いないと考えています。今後とも、教職員が現場で工夫しながら支援に取り組んでいただきたい。
また、その取り組みを学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)に活かしていただきたいと要望します。
また、ご答弁に『併設される民間事業者へ特例校に通学する生徒へのキャリア教育など、学びの多様化学校との連携を想定した事業の提案を求めたい』とありましたが、この点については、教育との連携を意図しすぎて区画に入居する事業者をしばりすぎないようしていただきたい。実際に仕事をしている現場を見ることが一番教育になるという視点を忘れないでいただきたい。
2024年3月 文教常任委員会(予算委員会)質疑より
