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<質問>

障がい児・者の支援についてお尋ねします。

医療的ケアがあり胃ろうをしている児童が地域の学校へ入学する場合、食事の課題が大きいと思います。このことについて複数の市民からお話をお伺いすることがあります。当該児童の身体の状況に合わせて食事のとり方が違いますので保護者からは様々な要望があります。ただ、学校では、学校看護師が、医師の指示書に基づいた措置しかできないため、要望にお応えできないことが多くあります。

このような保護者の話を聞いて課題だと思うのは、あの学校はできるがこの学校はできないとか、あの人はやってくれるが、あの人はやってくれないというような発言が出ることです。つまり、食事の対応が学校により人によりばらつきがあるという認識が保護者にあるということです。

そこでお尋ねします。医療的ケアのある児童の食事について、学校での対応マニュアルはあるのでしょうか。お聞かせください。

また、学校に入学する前に、保護者から学校へ食事に対する要望が伝えやすく、当該児童のかかりつけ医師の診断書等に基づいた学校生活での食事上の留意点などが関係者で情報共有できるようなしくみはあるのでしょうか。お聞かせください。

<答弁>

医療的ケア児の食事に特化したものではございませんが、「豊中市立学校における医療的ケア児支援マニュアル」を令和6年1月に発行し、各学校への周知を図っております。さらに、より詳細な内容を記載するQ&Aについても、現在作成をすすめているところです

・また、より安心して学校生活を送っていただけるよう、入学前には、就学相談、学校訪問など、複数の機会において、保護者面談を重ねております。さらに、医療的ケアの内容につきましては、障害の状況により個々のニーズが異なることから、学校生活における食事等の留意点を共有するため、入学前に、医療的ケア児支援検討会にて、保護者や学校関係者、市立豊中病院の医師、看護師、指導主事等が集まり、当該児童生徒に関わる共通理解を図るための会議を実施しております。

<質問>

私たちの会派は、地域包括ケアシステム・豊中モデルの考え方を基盤とし、『誰もが住み続けられるまちづくり』を推進しています。障がい者が地域で暮らし続けられることも大事なテーマです。このことについて、現在、推進中の障害福祉計画、障害児福祉計画等を踏まえて、今後、どのようなことを推進されようとしているのでしょうか。お考えをお聞かせください。

また、地域で暮らすためには、障がい者グループホームの設置が大事です。グループホームの設置について、本市は計画通りに進捗しているのでしょうか。お聞かせください。

また、中古一戸建てをグループホームに活用することも進めていただきたいと思います。一戸建て住宅をグループホームとして活用する場合、当該住宅がある地域の方にご理解していただくことが大切になります。そういう意味で、日常から障がい者グループホームの理解を深めることが大切になると思います。そこで、事業者が実施するグループホームのパネル展示を様々なところで開いてはいかがでしょうか。そのような活動を支援することはできないでしょうか。お考えをお聞かせください。

<答弁>

・現行計画が本年度末をもって終期を迎えるにあたり、現在策定中の「豊中市第六次障害者長期計画」の実施計画の位置づけであり、令和6年度から令和8年度までの3年間を計画期間とした『第7期豊中市障害福祉計画・第3期豊中市障害児福祉計画』の策定を予定しております。

本計画では、成果目標として「福祉施設の入所者の地域生活への移行」、「精神障害にも対応し九地域包括ケアシステムの構築」、「地域生活支援の充実」、「福祉施設からア般就労への移行等」、「障害児支援の提供体制の整備等」、「相談支援体制の充実・強化等」、「障害福祉サービス等の質を向上させるための取組みに係る体制の構築」の7項目を設定し、その実現に向けた取組みを進めてまいります。

これらの取組みを通じ、障害のある方々が地域で安心して生活できるまちづくりをめざしてまいります

障害者グループホームの整備につきましては、令和3年度から令和5年度を実施期間とする「第2期豊中市障害者グループホーム整備方針」の整備目標75人分に対し、令和6年2月1日時点で156人分を整備いたしました。 とりわけ、既存建物活用型の整備におきましては、開設コストのかかる新規整備型が目標の1/3整備数にとどまったのに対し、大きく目標を上回りました

なお、令和6年度から実施予定の「第3期豊中市障害者グループホーム整備方針」では、新たに既存グループホームの重度化対応改修10人分を整備目標として追加し、障害のある人の重度化・高齢化への対応をより推進してまいります。

・また、啓発パネル展につきましては、豊中市障害者グループホーム連絡会の主催により、第二庁舎ロビーやアクア文化ホールにて開催してまいりました。今後も障害者グループホームの更なる啓発を行っていくため、開催場所や開催にあだっての支援などについて、連絡会と協議してまいります

<意見要望>

医療的ケアのある児童が地域の学校に通う場合、食事や介助について保護者とかかりつけ医、学校看護師、教職員等が情報共有しやすくなるようなツールなども検討していただき、当該児童が安心安全に学校生活を送れるようさらにしくみの整備を行っていただきたい

また、学校側は、当該児童に寄り添うだけでなく、児童の保護者や家庭の状況も考慮していくことが安心して学校生活を送る上で大事です。そのような視点を持って関係者との情報共有を行っていただきたいと要望します。

2024年3月 本会議 代表質問より

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今村正
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