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質問)

千里中央地区や中心市街地の再整備についてお尋ねします。

市長1期目、千里中央の東町中央ゾーンの再整備計画は遅れました。遅れた理由は、再整備を行う企業の新型コロナによる経営環境要因やコロナ後の商業施設のあり方が見通せないということが大きいと思います。この理由については理解できます。ただ、市民の期待に応えることができなかったことは間違いありません。市長2期目には、再整備が形として現れるよう最大限の努力をしていただきたい、本市のお考えをお聞かせください。

また、豊中駅周辺の活性化に向けては、豊中駅周辺再整備構想の実現とともに、エトレとよなかの活性化が欠かせません。そこでお尋ねします。エトレとよなかについては、テナントのリーシングや運営管理をそのような仕事が得意な民間企業に任せることがよいと思います。豊中都市管理株式会社の大株主として、この点、市はどう考えているのでしょうか、お聞かせください。

答弁)

千里中央地区再整備事業につきましては、当初、令和3年度中に土地区画整理事業の認可の取得を目指しておりましたが、ご質問のとおりコロナ禍の影響などにより、民間の開発計画の見直しに時間を要し、遅れたものでございます。

現在は、本年2月に公表した「再整備事業の検討概要」にお示ししたとおり、令和5年度の土地区画整理事業の認可を目指しており、「北大阪の中核的な都市拠点の形成」の実現に向け、認可後、すみやかに本土地区画整理事業に着手できるよう、引き続き、民間地権者と密に連携を図りながら取り組んでまいります

豊中都市管理株式会社につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、厳しい商業環境が続いている中でも、経常利益が2年連続の黒字となるなど、設立から20年以上を経て経営に係る一定のノウハウが蓄積されております。本市としましては、エトレとよなかの運営管理が適正に維持されることはもちろん、豊中駅周辺の活性化につなげる視点も持ちながら、同社の経営状況を注視してまいりたいと考えております。

意見要望)

エトレとよなかについては、現状の経営努力については評価をしています。ただ、豊中駅周辺の活性化のために阪急豊中駅に直結した建物の価値を最大限生かすためにどうすればよいのかという観点から、今後のあり方について検討を重ねていただきたいと要望します。

2022年7月 臨時議会 代表質疑より

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今村正
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豊中市 今村正