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【質問】

新型コロナ感染症が蔓延する直近の状況で考えればこのまま厳しい世相が続いていくと思いがちですが、今後、ワクチン接種が広がり、感染症が落ち着き、東京オリンピックが開催されるということになっていけば世の中も経済状況も明るく転換していくことでしょう。ただ、今夏に第4波があるようなことは防がなくてはならないと思います。そのため、大きなキーとなるワクチン接種は重要であり、本市においても万難を排して安全安心にそして効果的にこの事業をやり遂げなければなりません。そして、新型コロナという試練を乗り越え、行政やコミュニティがさらに進化し、〝誰もが住み続けられる豊中市〟をつくっていかなければなりません。また、今こそ、直面している様々な課題に対し〝誰一人取り残さない〟先進的な豊中モデルをつくり全国に発信していきたいと思います。

さて、私たち公明党豊中市議会議員団は、未曽有の危機による暗雲が社会を覆いつくそうとする最中でも希望の道筋たるSDGsという大きな目標への歩みを止めてはならないと考えています。また、SDGsと同じく2030年を達成期限としている「パリ協定」において、各国が取り組むことになっている温室効果ガスの削減に、日本は気候変動を要因として災害が相次いでいることを認識し、目標達成に向けた積極的な取り組みをしていく必要があると考えています。これらの取り組みへの決意を込め昨年に続きSDGsという大きなテーマを掲げ代表質問をさせていただきます。

はじめに、市長の施政方針説明について何点か端的に質問させていただきます。

新型コロナの感染収束に向けて、大きなキーとなるワクチン接種事業について万難を排して成功させなければなりません。市長の決意をお聞かせください。

また、私たちの会派は、学校における医療的ケア児支援事業について市立豊中病院からの看護師派遣を要望し続けてきました。この事業は先進的であると同時に役所の縦割りを排して連携する豊中モデルの象徴ともいえる取り組みです。市長のリーダーシップによりこの事業が実現したことを心より感謝しています。この事業に対する市長の思いをお聞かせください

また、新型コロナで仕事や生活で打撃を受け、生活困窮になった方の支援をする中で、誰ひとり取り残さない支援の豊中モデルをさらに進化させていただきたい。本市の取り組む重層的支援についてどのように進化させて行くのでしょうか、お聞かせください。

【市長答弁】

新型コロナウイルスが社会にもたらした影響は甚大であり、いまだ収束のめどはたっておりません。私は豊中市の市長として、市民のみなさまの命と健康、くらしを守ることに、日々全力で取り組んでおります。

コロナ禍においてワクチン接種は、感染対策の切り札のひとつとなります市民のみなさまに安全かつ迅速に接種していただくために、1月に部局を横断するワクチン接種対策チームを立ち上げ、いち早く準備に取り組んでいます。現在、4月からの高齢者や基礎疾患のある市民への優先接種に向けて、豊中市医師会にご協力をいただき、各病院・医院での個別接種を主に準備体制を構築しております。多くの方々が接種することにより、発症を抑制し、集団免疫を獲得することで、来年度の後半には少しでも明るいきざしが見えてくるものと確信しております。すべての部局が一丸となりプロジェクトを成功させる所存です

次に、医療的ケア児支援事業につきましては、本市は全国に先駆け、四十年以上前から、ケアが必要な子どもたちは地域の学校に通っていました。現在国はこの取り組み参考に、医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律案の検討を始めています。長年にわたる本市の取り組みが法制度化されることを非常に嬉しく思います。 いよいよ来年度からは、市立豊中病院と学校との連携がスタートします。コロナ禍で病院の人材確保が難しい状況に変わりはありませんが、医療機関の持つ高い専門性やノウハウがこの事業に注がれることにより子どもたちの成長に寄与し、誰もが安心して学校生活が送れる体制を提供してまいります

最後に重層的支援体制整備事業ですが、本市では、新設されたこの制度に先駆け、市民・地域・関連主体・行政が協働し、豊中市地域包括ケアシステム推進基本方針に基づき、地域共生社会の実現に向けて取り組んでまいりました。今後、これをさらに進化させ、これまでに築いた資産である様々な情報やネットワークを活用し、アウトリーチや人材確保・育成の仕組みの強化を図り、昨年8月に発出しました「豊中市安心つながり宣言」を具体化してまいります。そして支援を必要とする人々にしっかりと寄り添い、SDGSの理念である「誰ひとり取り残さない社会」の実現に力を注ぎます

2021年3月 本会議 代表質問より

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今村正
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