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バックナンバー 2018年 5月

imamura1【質問】

わくわく食育プロジェクトについて、取り組みの中で、現場でのエピソードがあればお聞かせください。

【答弁】

わくわ<食育プロジェクトにおける小学生親子料理教室は、講師の日本料理店店主の実演で、かつおや昆布からとる本格的な一番出汁を試飲し、和食のベースとなる出汁の大切さやその深い味わいを学ぶことから始まります。初めて体験する生きた海老の調理では、時に大声をあげ、どきどきはらはらしながら暴れる海老をさぱき串にさします。このことを通して「私たちは他の命をいただいているんだ」と実感した子どもたちでした

中学生食育教室では、生徒が数多<並べた食品模型のフードモデルから選択してトレーに乗せ、理想と考える朝食や夕食のメニューを完成させます。その献立の栄養バランスやカロリーをパソコンで診断します。

講師である管理栄養士の「栄養素の何が足りないのか」「何を採りすぎなのか」「どの食品に変えるとよいのか」といった的確なアドバイスに生徒たちは感心し、いつしかひきこまれ、真剣に食品選びや組合せを考える時間になりました。教室終了後もフードモデル体験をしたいと残り、熱心に望ましいメニューを考える生徒もいました

平成30年3月 文教常任委員会 質疑より

imamura1【質問】

ユネスコスクールの現場でのその成果がよくわかるエピソードがあればお聞かせください。

【答弁】

本市では、現在、小学校4校、中学校3校がユネスコスクールに加盟し、海外の学校との交流を通じて、多様な取組みが行われております。具体的には、ウェブテレビ会議システムを活用して海外の学校と環境や平和について意見交換を行い、課題を共有する取組みを行っている学校がございます。活動を通じて、児童は互いの文化の違いについて理解を深めながら、交流を象徴するロゴマークやキャッチフレーズの作成を共に行いました

また、複数の学校におきまして、海外の学校からの訪問を受け入れ、生活を共にすることを通じて交流を深めております。その際には、大阪弁を披露することで日本語には方言があることを紹介し、和やかな交流を行った学校もございます

こうした取り組みを通じて、国際社会を生きていく力の素地となるコミュニケーション能力の向上や、多文化共生の資質などの育成につなかっているものと考えております。

【質問】

英語・外国語教育の推進事業について、事業の内容についてお聞かせください。

【答弁】

小学校では平成32年度(2020年度)から、中学校では平成33年度(2021年度)から全面実施される新学習指導要領におきまして、英語教育の充実が図られることを踏まえまして、本事業の充実を図ることにより、各学校への支援をさらに進めてまいります。

具体的には、1人のネイティブスピーカーを中学校区単位で派遣し、その派遣期間の拡充を図り、生きた英語学習の環境づくりをさらに進めます

また、「英語教育コアスクール」の指定を拡充し、中学校の英語教員が小学校に出向いて、小学校の担任とともに指導にあたることや、授業モデルづくりの実践を進め、小・中学校の一貫した学びを重視した英語教育のー層の充実を図ってまいります

平成30年度3月 文教常任委員会 質疑より

今村正
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豊中市 今村正