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バックナンバー 2011年 7月

国の根幹にかかわる食の安全安心が揺らいでいます。

関係各省は、しっかりしてほしい。いつも現場に徹して、厳格な対応求める省庁が、肉牛の飼料まで考えがいたっていなかったのか?現場のチェックをおこたったのか?残念です。原発の影響が、ここまで広範囲におよんでいるとは想像がつかなかった、との言い訳は通じない。もし本当に福島原発の情報が正確に知らされてなかったとしたらもっと深刻である。すべては国民のためとのこころのないリーダーが元凶である。

青年層の就労支援は、今後の日本の将来を考えても、真剣に取り組まなければならない問題です。

あるアンケート結果によると、現在の青年層はお金よりも人の役に立つ仕事に従事したい、との思いが強いそうです。なでしこのメンバーを見てもこの傾向がわかるような気がします。そんな青年層に、やりがいのある社会、応えらえる社会を作っていかなければなりません。青年層の就労支援、一人暮らしの高齢者対策は喫緊の課題です。

思いつき、場当たり的、唐突、混乱、、、菅首相を表現するのに、多く使われる言葉です。

昨日、脱原発依存という宣言が、菅首相の口から飛び出しました。さすが、自然エネルギーに執着し、以前から、脱原発に対して強い信念がある、と言いたいところだが、、、、民主党政府は、再生可能エネルギー導入促進に関する補助金予算を、事業仕訳で288億円も削った事実がある。やはり、脱原発依存発言も、思いつき、場当たり的、唐突、と言わざる得ない。

政権があまりにも体たらくだと、傑出したリーダーの出現を望むような風潮が出てきます。

ただ傑出したリーダーなど、どこにもいません。人間は誰しも長所短所あるからです。大事なことは、人間らしく生きる道を学ぶことと、人と人とが団結することです。物事への挑戦に勝つためには、団結して事に当たるしかないと思います。菅首相が駄目だと思うのは、国民のためという考えを根本にできない人であり、哲学、考え方の違い、個人の感情を超えて、リーダーとして人をまとめられないことにつきます。傑出したリーダーではなく、異体同心の団結をリードできる人こそ、次のリーダーです。

菅首相の思いつき発言を聞いて、うちの会社の上司も、また社長も、菅さんと同じ思いつき発言で困っている。

こんなビジネスマンも多いと思います。ただ、民間の社長と一国の総理大臣は、その権力の大きさが違います。しかも今回は、国民の生活、経済の根幹を揺るがすエネルギー政策に関する思いつき発言です。将来的には再生可能エネルギーに変えていくが、今現在は過渡期的に原子力発電を使わざるを得ないと大体の国民は思っているのではないでしょうか?その意味で、原発解散など意味はないと思います。ストレステストにしても、コンピューターでのシュミレーションですから、原発を動かしながらできるのではないでしょうか?なぜ、日本の中心的原発の玄海原発を運転再開するタイミングで発言するのでしょう?言うなら、もっと早い段階で、ストレステストの結果が出てからでないと動かさないとか、動かし始めてもっと時間をおいてから、さらに安全性を確かめるためのテストをする、というのが普通ではないでしょうか?これで全部の原発が来春には止まってしまう可能性が出てきましたが、原発を全部止めるつもりなら早く言ってください。その勇気もないのなら早くやめてください。お願いします。

菅首相のどこが悪いのか、公明党も明確に言っていないと、こんなマスコミ報道がよくあります。

公明新聞を読めば、菅首相の悪い点は、明確だと思いますが、、、。大震災の復旧復興の遅れは、与野党ともに責任ありと、ケンカ両成敗的な見方をしている人は、菅首相の罪がよく見えてこないかもしれません。ただ、復旧復興に関し、どういう考え方で、いつまでに結論を出すと、仕事の枠組みを明確にするのは、リーダーである首相の責任です。これをリーダーがやってくれないと仕事は前に進みません。菅首相は全くやってません。これでは仕事が前に進むわけがありません。その上、人の気持ちを逆なでするようなことばかりする。人心がまとまるわけはありません。実に残念なことです。ただ、一つだけプラスの面をいうと、こんな、ダメなリーダーのもとで苦労した、また大きな仕事をした若手は育ちます。将来、現民主党から素晴らしいリーダーが育つ可能性はあります。

今村正
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