令和6年度の予算編成にあたり、予算要望の基本姿勢について申し上げます。
私ども公明党は「大衆とともに」の立党精神を不変の原点とし、「中道」の旗を高く掲げ、常に庶民・大衆の側に立った政治の実現を目指してまいりました。
「中道」とは、「生命・生活・生存を最大に尊重する人間主義」の政治理念であります。この理念に沿って、市民に寄り添い、市民目線の日頃からの活動を通し、お聴きした声の中から要望をとりまとめました。
誰もが暮らしやすいまちづくりのため具体的な提言を今後も行ってまいります。
新型コロナウイルス感染症の長期化に加え、ウクライナ危機のあおりを受けた物価高騰や気候変動など「多重危機」とも言うべき事態が、日本の構造的かつ中長期的な課題をひときわ顕在化、加速化させています。
特に非正規雇用で働く方など社会的弱者の立場は一層苦しくなっており、失業や休業による経済的困窮、DV、ひきこもり、自殺者数の増加が深刻になっています。
豊明市民が「生きづらさ」を感じることなく、自分らしく活躍できる社会を築くため、子育て支援・高齢者支援・障がい者支援等、更に豊明市の未来を託す子どもたちへの教育環境の充実と人を思いやる教育はこれを怠たらず推進することが重要です。
これらの施策を新年度予算の確保と速やかな実行をされますよう強く要望致します。
市長及び市職員の皆様には、透明性の確保と風通しの良い組織体制のもと、市民直結のきめ細やかな施策の執行を要望いたします。