岐阜シティタワーの医療・福祉フロアーを視察
ちょうど2年前の10月に完成した岐阜シティタワー。住居を伴う複合タワーとしては中部圏No.1であり、完成後の視察もいたしましたが、今回はかねてから興味を持っていた3階の医療・福祉フロアーの視察をさせていただきました。
この階は賃貸住宅のほか、美容室から整体サロン、薬局、歯科が入居し、内科・小児科のある診療所は在宅医療も担当され、さらに社会福祉法人が管理する訪問看護ステーションやデイサービスセンター、居宅型老人ホームから保育所までと、その広範な施設形態は、実際に視察してはじめて「これほどまでの多様なニーズが市民にあるのか」と驚きとともに考えさせられました。
岐阜駅北口駅前広場では、まさに翌日(26日)に完成式典を迎えるため準備が進められておりました。ちなみにそこで除幕される黄金の「織田信長公」像は、高岡市で造られたものです。
岡崎市の防災対策を視察
昨年の8月29日未明に岡崎市を襲った歴史的な豪雨は、1時間146ミリの猛烈な雨を観測し、市内の約14万世帯(約37万6000人)すべてに避難勧告を発令させた。
あの被災から1年を迎えた岡崎市の防災対策を学ぶために、防災危機管理課を訪れましたが、議会開催中にもかかわらず快く対応いただきました。
まず、防災危機管理課のある東庁舎の1階には、「見る・学ぶ・備える」防災展示コーナーが常設されており、東海地震に対する意識啓発の強い姿勢を感じました。航空写真の上に、震度・液状化危険度・浸水想定区域・土砂災害の危険区域を重ねた「立体ハザードマップ」など(写真)、工夫された企画展示に感動しました。
担当課の説明で、新たに今年度から導入された緊急速報「エリアメール」は、まだ携帯電話会社一社しかサービスを開始しておりませんが、驚くほどの安価な予算で済むことや、さらにこれまでも提案していた防災ラジオについてもさまざまな角度から学ぶことができました。わが市での速やかな導入を働きかけてまいります。対応いただいた防災企画班の河合班長さん本当にありがとうございました。