今日、鳥取市庁舎整備に関する住民投票の告示日を迎えました。朝からニュースで庁舎建設に関する住民投票はないというのを聞いて少し驚きました。庁舎整備は行政とか議会が責任を持って調査・検討して進めるものだと思いますが、市長の行政手法が気に入らないという方たちの糾弾目的もあり新築移転に反対し、庁舎の新築移転を問う住民投票を求められてきました。投票日まで、市民の命と財産を守るため、市民の利便性を図るため、市民に経済的負担をなくすため、「旧市立病院跡地への新築移転」に、一人でも多くの方々に正しい判断をして頂き投票に行って頂けるよう戦っていきます。今日市内を回っていましたら一人で、チラシを黙々と配っておられるご婦人にお会いしました。その真剣なお姿に襟を正しました。建設会社で働いておられた男性の方は「免震耐震は大事だけれど、現庁舎にそれをしても老朽化していて価値がない。自分は県庁の耐震に携わったけど、絶対20億ではできない」と口調を強めて言われました。夜、地域の会合でお会いした方は「どっちにしたらいいかわからん。迷ってる。ただ、今みたいに庁舎が分かれていてどっちに行くか迷うから一つにした方がいいわ」と考えておられました。私はこの住民投票、市民の皆様にもっとわかりやすく比較対象を示すべきだと痛感しています。
宮沢賢治の「雨ニモマケズ」のような風格をもつ主人のお父さんは82歳。じっとしている時もだらだらしてない。次のことを考えて、誰よりもすぐに動いて、頼まれたことはどんなことでも忘れずきちんとこなす。優しさと思いやりが服を着て歩いている感じ。今、防災対策のDVDを人に見せては、資料の「自分と家族を守るための必需品」、「震災に強い部屋づくり」、「災害時あんしんシート」を地域の老人会で配って対話を広げている。すごいなあと感心する。そのおじいちゃんが、ちょっと前、救急車で運ばれた。自動車塗料のスプレー缶を捨てるため穴を開けたところ塗料が目に入り痛くて開かなくなった。私は本当に心配した。もし塗料が固まって目が開かなくなったらどうしよう。主人と私はおじいちゃんを救急車まで支えて歩いた。「大丈夫だから。ちゃんと良くなるから」。私は家で無事を祈った。もしおじいちゃんの目が開かなかったら一生支えていこうって思った。主人から電話で「きれいに洗浄してもらって、目もあいて、よく見えてる」と聞いたとき、私は体中の細胞が酸素を吸って蘇った気がした。ああ、良かった。
5月の大型連休が終わり、5月20日の投票日が迫ってきました。私が市内を回る中で感じることは、市の進める新築移転に反対をするために住民投票を求めたものだったので、新築移転に賛成の方たちは住民投票に対して、あまり関心をもっておられないかも知れないということです。現本庁舎を耐震改修してもいずれ老朽化し立て替える時がくること、それは二重投資ということになります。さらに耐震改修と一部増築案は20.8億円ではできないことなど、この2点だけでも新築移転の方がいいと多くの方が言われます。災害時の市民の命と財産を守り、経済的負担を将来の子や孫に先送りしないために、市立病院跡地への新築移転に賛成を推進していきます。
2012年度から公立化となり第一期生となられた300人近くの入学生の皆様、本当におめでとうございます。
大学の基本理念「人と社会と自然との共生」は、まさに、人類の幸福と平和な社会の実現のため、目標に向かって、学びに学び、友と友情を深め、すばらしい大学生活のスタートをされた皆様を表しているようです。
私は入学式に参加させて頂き、大学建設の主体者である学生さんたちの応援団の一人になって何か少しでもお役に立てれたらいいな、保護者の皆様が鳥取市で学ばせて良かったと思って頂けたらいいなと思いました。
世界に羽ばたく社会に貢献する人材に成長されますことを心からお祈り致します。
鳥取市庁舎に求められるものは「市民の安全安心」
阪神・淡路大震災を機に、昭和56年以前に建設された庁舎の耐震診断の結果、鳥取市の現本庁舎と第二庁舎は、震度6で倒壊すると判断されました。そのため、耐震性に劣る本庁舎の整備が必要なこと、現在7箇所に分散している庁舎体制では市民の利便性が悪いことから、新築移転の話が出てきました。
庁舎を建設するためには多額の費用が必要ですが、今なら「合併特例債」という国が建設費の7割を実質的に負担する有利な財源を使うことができ、市の負担を軽減することができます。
しかし、この財源は平成27年3月までしか使えません。それまでに建設完了しなければ、あとは市費での建設となります。耐震改修をしても、近い将来、庁舎の新築は避けては通れません。そうであるなら、今、新築すべきと思います。
しかしながら、これまで市民への情報提供や説明が不十分だったこともあり、多くの市民の皆様から、昨年夏、「住民投票により判断すべき」との要望を受けました。市議会は論点を整理し、「移転新築」以外の対案を示すべく、条例案づくりを行う検討会をスタートさせました。
検討会では、移転新築に反対の会派から第2案(対案)が示されました。内容は、20億円で現在の本庁舎を減築して耐震改修を行うこと、今の駐車場に新たな第2庁舎をつくるというものでした。しかし、庁舎に必要な機能と20億円の根拠は示されていません。今後、必要機能を盛り込んでいけば、建設費用はどれだけ膨らむのか分からないということです。また、7つに分かれた庁舎はそのままです。
危機管理の専門家は、今の鳥取市の7つの分庁舎体制について、災害時においての初動、救援の遅れを指摘しています。地盤の上からも現本庁舎よりも市民病院跡地の方が砂礫層が薄く、地盤が強固であることもすでに調査されているところです。
検討会では、移転新築に反対の会派から提出された対案が信用性が乏しいことから、県の建築士事務所協会(学識者含む)へ調査を依頼しました。結果は、計画に沿って積算すれば、最低でも37億円という内容でした。20億円では、十分な整備ができないことは明らかです。
私は会議を傍聴していましたが、反対派が本当に市民の安全安心を考えているとは思えません。災害時の対策にいたっては「緊急車両なんてこんな所まで入れる訳がない」と、現在地では災害対策拠点にふさわしくないことを明言していました。
建設スケジュールをみれば、一日も待ったなし。議論は深夜1時にまで及ぶ日もありましたが、対案を作り、住民投票の実施を最優先すべきと考え、私たちは苦渋の選択で、反対派の計画を対案とすることにいたしました。
市民の皆様にはご心配をおかけしましたが、5月20日(日)、鳥取市で初めての住民投票が行われます。投票用紙記載されているのは2つだけです。一つ目は市立病院跡地に移転新築。二つ目は現位置での耐震改修と一部増築です。このどちらかに◯をつけます。
私は、今、必要なことは、私たちの子供や孫の世代に負担を先送りせず、災害に強いまちづくりを明確に進めることだと思います。




