つくば市北条にある昭和初期の近代和風住宅、旧矢中邸内で開催のマーケットに行ってきました。
NPO矢中の杜の守り人が主催するものです。
矢中邸内の見学と多彩な作家さんの作品と出会えました。
矢中邸内の板戸絵の色彩の鮮やかさにため息が出る作品の数々でした。
作家は矢中氏と親交のあった山口県萩市出身の南部春邦氏によるものです。
ソファーなどの椅子は西陣織を使用。
天井は換気に配慮した造りになっておりました。
室内の湿気対策として建具の足元の無双窓や、照明器具周りの排気口などが設計段階から計画され、自然に新鮮な空気が入り、湿気が外に出ていくシステムとして設置されています。
保存活動が始まるまでの40年間ほぼ使われることのなかった邸宅を見守ってきたのは、この換気システムがあったからだと言われているそうです。
矢中龍次郎氏はセメント防水剤「アノール」をはじめとした建材の研究家であり、油脂加工社(現在の株式会社マノール)を創業した実業家で建材の研究や発明、製品化に従事し昭和11年に帝国発明協会から表彰を受け、昭和30年には紫綬褒章を受賞するなど多大な功績を残されたそうです。
この歴史的にも優れた建物を後世に残そうとする活動があったればこそ見学することができました。
関係者の皆様に感謝申し上げます。







