水戸に移動し、公益社団法人いはらき思春期保健協会主催の児童思春期保健講座に参加してきました。
会場外では梅が開花し香りがほどよくしてきます。
講演は「今どきの若者とのコミュニケーションのとり方」ー思春期の諸問題からーと題して、筑波大学医学医療系産業精神医学・宇宙医学グループ 笹原信一郎 准教授に講義いただきました。
今の若者が決して「特別な存在」ではなく、むしろ「特別な存在」という先入観が、コミュニケーションの妨げになる場合すらあり得るということ。
批判的な視点のみで向き合おうとする限り、彼らもあえて「自己中心的な若者」を演じ続けるのかもしれません。
対話のためには批判や価値判断は、一旦棚上げにしなければならないと。
日本の自殺者数は2012年には15年ぶりに3万人を割り27,858人となり、2013年には27,195人と緩やかな減少傾向にありますが、一方で若者の自殺が急速に深刻化している事実は以外に知られていないそうです。
若年層で死因のトップが自殺となっているのは先進7カ国で日本のみとなっていつとのこと。
20歳以下の若者の「就職失敗」による自殺者数が平成21年を境に急増していることに注目しなければならない。
NPO自殺対策支援センター ライフリンク代表の清水氏は調査結果から就職活動を始めてから「本気で死にたい」「消えたい」と思ったことがあるという学生が21%に上がったというデーターを紹介されていることを紹介し、彼らの声を紹介している。
小中高と親や教師からの評価、あるいは同級生からの同調圧力のもとで自分を殺して勉強に励み、大学入学でようやく解放されたと思いきや、就活では「あなたの夢は?」「あなたにしかできないことは?」などと初めて「自分らしさ」を問われ、必死に「自己分析」をエントリーシートに書き、何十社も面接を繰り返し、それでも受け入れられてもらえない。
こんな人生は馬鹿馬鹿しいと感じ死にたくなる学生が増えている。
学生時代は個性を押さえ込むことでサバイバルしてきたのに、就活では個性をアピールしなさいと言われて混乱するのは当然と。
マズローの欲求段階説を通して解説。
今どきの若者を理解する3つのキーワードは、
1、承認依存
2、コミュ力偏重
3、変化への不信
をあげ解説いただきました。
戦後しばらくは50歳が平均寿命だったものが現在は80歳を超える平均寿命となり、20歳を成人としていますが、未熟型成人が増えている状況下では、人材を育てるという雇用側の意識が大切であると。
30歳前後を一つの大人としての目安にしてもいいのではないかと。
なるほどです。
DJポリスの渋谷駅前での若者への誘導の言葉がとても評判になりました。
相手を尊重した言葉一つで行動に大きく影響を与えることを紹介いただき、納得しました。
参加出来てよかったです。
帰りに水戸駅ビル4階の
常陸野ネストビールで稀勢の里の優勝の祝杯をあげて
帰路に着きました。





