「地域猫対策のつくり方」三者協働の仕組みづくり討論会と題して行われました。
会場には公明党の同僚議員も参加されていて一緒に記念のカメラに。
開会あいさつは新宿区保健所衛生課長が行い、1部では各団体の活動のきっかけや、ポイントを絞ってそれぞれ20分話されたあと、行政側も加わり討論会となりました。
初めにボランティアとの関係つくりと題して、船橋市 NPO法人ふなばし地域ねこ活動代表の清水真由美氏が話されました。
きっかけはお母様が野良猫に無責任に餌を与えていたことから始まり、猫を通した地域の問題に気づき、対話を重ね、10年前のゼロベースのスタートから、今では活動団体も増え、千葉県地域ねこ活動連絡協議会を結成するまでに。
このような活動団体がないところには、千葉県地域ねこ活動連絡協議会です、と名乗りながら活動を進めています。と。
次に行政との関係づくりと題して、国立市 猫のゆりかご代表後藤由美子氏の登場です。
10年ぐらい前から去勢・避妊の助成を訴えていたが、4年前から助成が始まった。
個人ボランティアの方は行政は敵だと思っている方が多く、協働はなかった。
ボランティアに協力するということはどうゆうことかを地道に行ってきた。
例えば啓発チラシもはじめは10部、20部単位の印刷から100、200へ、そして今はカラー印刷、立派なチラシもできてきた。
今は苦情の現場に一緒にいったり、チラシへ担当課名を記載していただいたり、と市役所とボランティアが一緒に動く中で変わってきた。
今では市民から、耳カットしない猫がいるとの声が寄せられるようになってきた。
地域猫が浸透してきた。
次は地域との関係つくりについて、世田谷区チームSLP代表の田矢麻弓さんからは、取り組むきっかけは、18年前にさかのぼり当時勤めていた港区六本木のビルの周辺に35匹の野良猫がいて積極的にやるつもりはなかったが、一人ではできないことなので、地域に400枚のチラシをポステイングしたところ、直接協力の声が寄せられるようになった、自分自身そんなに優しい人間だとは思っていないし、度量もないが思いのある人とつながっていることが大切。
世田谷はボランティアに熱心で9割が何らかのボランティアを行っている。
自分たちの住んでいる地域のことだという思いと、東京都が地域猫を推進していることもあり続けてきている。
ある病院の付近に85匹の野良猫がいたが、看護師の方々が協力し20匹のメスを避妊した。
地域猫活動で環境改善、人と人とのトラブルを解決すると結果、いろんな面で素敵な町になると。
続いて、三者協働の仕組みづくり討論会へと移り、先に実践報告をされた3名に加え、台東保健所生活衛生課愛護動物管理係長の高松純子氏、元・練馬区保健所地域猫対策担当の石森信雄氏、新宿区人と猫との調和のとれたまちづくり連絡協議会顧問、元新宿区職員・地域猫対策担当の高木優治氏が加わり、進行はNPOねこだすけ代表理事、新宿区人と猫との調和のとれたまちづくり連絡協議会会長、東京都動物愛護推進委員の工藤久美子氏が行う形で進められました。
この討論会は大変中身の濃いものでした。
この中ではボランティアの登録制について様々意見が出ました。
台東区は元々人と人とのつながりがとても濃く、まちに歴史があって、地縁結縁があるので0からのスタートでしたが、今は348名のボランティアが活動している、一緒に行動し、ボランティアさんからの意見を大切にし、取り入れている。
その中で出たのが登録ボランティアで、なりたい方は当初年1回開催していた講習会に参加していただくと認定していたが、講習会の回数が少ないとの声に2か月に1回開催している。
更にあまりうまく説明できないという方の声に、手帳を作り、それを提示すると地域の方に活動を理解していただくことができる等、ボランティアの声に応えながら、とにかく町会の役員会に足しげく通って理解を求めていった。
高木氏からはそもそも地域猫活動をなんでやらなければならないのかというと、猫をめぐる人間関係のトラブルを解決するため、問題解決のために一緒になってできる仕組みを作ろう、行政がバックアップし共に取り組むもの。
住民自治をやっていただくのだから、役所はバックアップしなければならない。
認定ボランティアは自分を証明するものとして行政が行う。
地域猫活動はボランティアなくてはならない、経済的支援、精神的支援の2つが大切ですが、特に精神的支援に対し、要望を聞いて取り入れ一緒に地域に行って話をする。
より良いまちづくりのために公金を使っている。
進行役の工藤さんは今日参加の活動者の皆さんのカリスマ的存在で、活動を始める際、更に相談役として支えて下さっている存在なんだと思いました。
身近にある猫問題に多くの示唆をいただきました。




