我孫子市で開催の「道徳の大講演会」に参加しました。
講師は二宮尊徳の7代目子孫にあたる、中桐 万里子氏です。
二宮尊徳といえば、小学校の校門地近くに薪を背負い、手には本を持ち一歩踏み出す姿勢の銅像が見られました。
その尊徳氏が残した心田の開発を7代目子孫の中桐氏により伝えられました。
農家の子として生まれますが、16歳で両親を亡くし孤児となり貧乏のどん底に陥りますが、32歳で村2番の大地主となります。
猛烈にがむしゃらに働いてそれがうまくいったそうです。
そのことに目を付けた時の藩主が農村再建の指導者にとの声がかかり、指導者へと向かうことになります。
現在の栃木県、当時被災したさくらまちというところでした。
念入りにその土地のことを調べつくし、10年あれば完璧に復興できると殿様に約束します。
しかし35歳からの7年間というもの実績を上げることができず、農民の妨害、反発、嫌がらせを受け初めての挫折を味わいます。
8年目にさしかかるときに突然失踪してしまいます。
たどり着いた成田山新勝寺にて21日間の断食の末2つのことに気づき、その後2年で計画されていた復興をすべて成し遂げ、さらに5年間を費やし指導し、最初の15年で1つの村を再興し、亡くなるまでの20年で600の村の再興に成功します。
それは2つの気づきを実践したからです。
その2つとは
①うつ心です。
とかく人は失敗の原因を相手のせいにしますが、相手を責めるのではなく、知ることから始めることで怒りのなんで?が観察のなんで?に変わっていく。
相手を好きになる必要は無くても、関心を持つことで変わっていく。
これは教育の現場で是非生かしてほしいと思います。
②半円の見への気づき。
一体農村再建の主役はいったい誰なのかということ、一人一人を主役にするにはどうするのかということです。
600の村はすべてオーダーメイドです。
表彰制度を設け、上から目線ではなく農民一人一人による選出で人のいいところ探し、掘り起こしをします。
相手に問いかけ、あなたはどう思うか?どうしたらいいか?と問いかけ主役は一人一人なんだということを。
今、1億総活躍社会と、地方創生といわれていますが、そのヒントが今日の講演内容に含まれていると感じました。



