今日3月28日は取手市と藤代町が合併調印をした記念日です。
平成17年3月28日から今日で丁度10年の節目を迎えます。
早いと言えば早い、そんなものかと言えばそのような気もしますが。
記念行事の一環として、邦楽の集いが開かれました。
1部、2部形式で、1部では聖徳大学附属取手聖徳女子中学校・高等学校箏曲部と卒業生で結成されている「彩音」の皆さんによる演奏が披露されました。
お祝いということで、生徒の皆さんも和服姿で見事に3曲を演奏してくれました。
毎年新年の賀詞交歓会で箏曲部の皆さんが制服姿で演奏を披露してくれますが、今回の和服には感動と共に学校側の「こころ」を感じました。
ありがたいことです。
次に東京藝術大学院生による演奏は、バリエーションに富んだもので、初めて聞くことになりましたが、山田流箏曲古典曲「岡康砧」は弾き唄いでの演奏です。
生田流箏曲家、作曲家の宮城道雄氏の作曲した曲、「春の海」、「落葉の踊」と3曲披露してくれました。
宮城道雄氏は兵庫県の神戸市に生まれ、8才で失明、二代中島検校に師事してわずか11歳で免許皆伝となり、師匠から一文字もらって中菅道雄と名乗りました。
その後京上(今のソウル)へ渡って頭角を現し、結婚して宮城姓を名乗ります。
日本に戻った彼は革新的な箏曲を作曲しながら、古典楽器の改良や新楽器の開発を行い、十七絃、八十絃、短琴(たんごと…家庭用の琴)、大胡弓(だいこきゅう…大型の胡弓)などを発明していきます。
1929年に発表した「春の海」が、フランス人女流ヴァイオリニスト、ルネ・シュメーとレコード録音され世界的な評価を得ますが、それまではあまり評価を得られなかったそうです。
1921年に発表された「落葉の踊」は、十七絃を使った最初の成功作として高い評価を得ています。
ここで十七絃は単なる伴奏楽器としてではなく、低音域のメロディー楽器として確立され、秋の庭に落ちゆく落葉が舞い散る様子が見事に音楽として再現されているそうです。
宮城道雄氏の世界に触れる機会となりました。
来場者が少なかったのはとても残念に思いました。
今回の運営スタッフは取手市役所の若手職員によるチームの皆さんです。
おどり3月7日に開催されたゆめあかりでも大活躍でした。
来場者は口々にこんな素晴らしい演奏を聞けて本当に良かったと語っておりました。
2部では民謡披露が行われ、地域で活動されている12団体の皆さんが、自慢の唄や尺八、三味線を披露してくれました。
ロビーでは合併10種年記念おもてなし茶会として、取手市藤代文化協会所属の表千家清澄会の皆さんが無料で茶会を催してくださいました。
和菓子は相馬市から取り寄せた、相馬野馬追絵巻を用意して下さり、復興支援として募金箱も設置されていました。
本当に温かい心を感じる茶会でした。
ありがとうございます。
庁舎前の桜もようやく咲き始めました。
ありがとうございます。








