今日は議会最終日です。
ほとんど手入れをしていないのに今年も咲きました。
清々しい気持ちで出発です。
議案に対する各委員長より報告が行われ採決されました。
「手話言語法」制定を求める意見書の提出を求める陳情及び意見書が全員賛成で採択されました。
賛成討論をさせていただきました。
2013年10月全国で初めて鳥取県が手話言語条例を制定したのをきっかけに、自治体独自での制定が進んできました。
1880年イタリアミラノで開催の第2回国際ろう教育国際会議において手話と指文字を排除し「純口話法」の考えが採択されてから、日本でも欧米での口話法の普及により手話は口話の妨げになるとして、ろう学校の教師は固く禁じたという長い歴史があります。
2003年世界ろう連盟の提案により、国連アジア太平洋経済社会委員会で起草された障がい者権利条約草案に「言語」には音声言語と手話が含まれることが盛り込まれました。
そして2006年この草案をもととした、国連障がい者権利条約がすべての加盟国により採択され「手話は言語」であることが世界的に認められることになりました。
日本においても2011年に障がい者基本法が改正され「言語に手話を含む」ことが明記されました。
このことを受けて「手話は言語」であり、そのことが実際の生活に生かされるようにするための法整備は必須であります。
(仮称)手話言語法が制定されることによって
ろう学校の子ども達は手話で学べ「手話」の授業を受けられるようになります。
様々な場面で、いつでも、どこでもどんな内容でも必要とする手話通訳者を派遣してもらうことが出来ます。
新生児の時に聴覚に異常があるとされた場合「聞こえない」ことを受け止め、理解し手話で子育てすることの情報提供や支援を受ける選択肢が増えます。
TVに手話通訳がつき自然災害などの情報がすぐにわかるようになる等のろう者のコミュニケーション環境整備が整うことになります。
海外のある動画で何も知らされていないろう者の兄弟に、地域の人々が手話で会話するために練習を重ねていき、自然の流れで日常会話を手話で交わす動画がアップされていました。
手話言語法が制定されることにより、近い将来このような光景は特別なシーンではなく、当たり前のシーンになっていくのではないでしょうか。
又、2007年全日本ろうあ連盟創立60周年記念映画として制作された、映画「ゆずり葉」。
90年代後半。かつて障害者の権利獲得活動に携わった63歳の聴覚障害者と、障害者の資格・免許取得を妨げる欠格条項の撤廃運動に取り組む若者の交流を通じ、世代間で受け継がれる思いを描いていて監督自身がろう者として、健常者とのコラボで完成させた映画は、2009年上映開始から600会場で1000回上映され20万人が鑑賞。
取手市においても取手市障がい者協働支援ネットワークが主催で上映会が行われました。
自治体単独で「手話言語条例」の制定が進み始めていますが、手と手で紡ぎだすもう一つの美しい言葉である手話が、国により手話言語法として制定されることで、より理解と啓発、そしてろう者が社会的に自由に生きられることになります。
よって手話言語法制定を求める意見書の提出を求める本陳情に賛成といたします。
全国で意見書提出の運動が進み、2015年2月9日時点で1603都道府県区市町村議会で採択されております。
この時点で茨城県内での採択は13に留まっておりました。
この3月議会で随分進んだようです。
傍聴席には関係者の皆さんがいらしてくださり、採択が決まって皆さんで記念撮影をされました。
全日本ろうあ連盟ではこれまでも障がい者の権利獲得活動や障がい者の資格・免許取得を妨げる欠格条項の撤廃運動にと取り組んできた歴史があります。
「手話言語法」が制定されるためのこのような全国的な運動も大きな成果を生むことを期待しております。
議会終了後は全員協議会、議会報告会の打ち合わせ、ICT活用の打ち合わせと続きました。


