視察2日目は、石巻の復興、再生の現場を見せていただきました。
最初に訪ねたのは、石ノ森萬画館です。
震災の津波が押し寄せた印に一同驚きの声。
入場前に石ノ森氏の実物大の手が握手を求めてきます。
しっかり握手をして入場。
5mを超える津波が押し寄せ、1階部分が冠水。機械設備等が壊滅。
被災から5日間に亘り約40人が避難していたが、スタッフは全員無事。
震災後残されたのは流されてきた瓦礫とヘドロの山。
スタッフと全国各地からのボランティア(多い時で1日100人を超えた)の協力で瓦礫や汚泥は撤去された。
震災後1年8か月ぶりに再会し、当日は4000人のファンが詰めかけ、漫画家の先生方や歴代のライダーも駆けつけたそうです。
石ノ森章太郎氏「は漫画を萬画(よろずが)として表現し、館内には「萬画宣言」が掲げられています。
1、萬画は万画です。あらゆる事象を表現できるからです。
2、萬画とは、万人の嗜好に合う(愛されるし、親しみやすい)メディアです。
3、萬画とは、一から万(無限大の意を含む)のコマによる表現です。
4、従って萬画は、無限大の可能性を持つメディアである、とも言えるでしょう。
5、萬画を英語風に言えば、Million Art。Millionは百万ですが、日本語の万と同じく「たくさん」の意味があるからです。頭文字を継げればM・Aです。
6、“M・A”は即ち“MA”NGAの意
1999年10月「マンガ日本の歴史」の描き下ろしスタートにあたってとありました。
この会館のネーミングはここからきているのですね。
萬は全てに通じていくことを震災復興からも学びました。
学習施設としても活用されているそうです。
次に訪ねたのは、石巻まちなか復興マルシェです。
ここでは石巻の特産品等が販売されています。
海産物の加工品はもとより、市内の店舗で扱われている物、又ウエットスーツを加工して作られた小物等、復興・再生への意気込みを感じます。
面白いタオルを見つけ購入しました。
強運「かめタオル」です。
このタオルは、市内で呉服店を営む、かめ七呉服店で奇跡的に被災を免れたタオルなんだそうで、強運とされています。
大変な中にもユーモアがあってこころ温かくなりました。
7色あり、それぞれのカラーに運気が書かれています。
後で調べたところ、かめ七呉服店は創業150年の老舗であり、3階には年代の雑誌が4,000冊も蔵書されていたことから、コミカフェ・かめ七として、このタオルを購入すると、誰でも雑誌を読みながら、ゆっくりと交流することのできるスペースとして提供されているそうです。
是非一度訪ねてみたい店舗です。
石巻に来たなら是非訪ねたい場所、それは「がんばろう石巻」な看板です。
ここで奇跡的に咲いた1本のひまわりの種が昨年取手市でも開花し、今年は50本以上の5世が開花しました。
ご縁のある石巻。
道路の沿道沿いには、住める状態ではない家々が点在しています。
再生に向けてひたむきに頑張る石巻を訪ねる2日間となりました。














