視察研修2日目の今日は、沖縄市こどものまち推進アクションプログラムの視察研修です。
今日も沖縄は好天に恵まれ、一気に蝉の合唱が始まりました。
沖縄市は人口138,663人(平成26年4月現在)で毎年1,000人の人口増になっているそうです。
那覇市に次ぐ第二の都市です。
旧ゴザ市と旧美里村の対等合併が49年4月に行われ、沖縄市が誕生しました。
エイサーの発祥の地なんだそうです。
沖縄県はプロ野球のキャンプ地として多くの市が名を連ねており、沖縄市も広島カープのキャンプ地になっています。
市役所を入ると前面にエイサーと広島カープのシンボルマークが目に入ります。
基地の門前町として、基地経済のからの脱却を掲げ行政が取り組んでいるとのことです。
さて、視察内容についてこの沖縄市はこどもの誕生から学童期を一貫してサポートするため、こどものまち推進部という部局があります。
そこには
〇こども企画課
〇保育・幼稚園課
〇こども課程課
〇こども相談・健康課
と4つの担当課に分かれ、「こどもが宝」を市民と共有し、「こどものこと」を一体的かつ総合的に展開するするとともに質の高いサービスを提供するという体制を整えています。
切っ掛けは
沖縄市が平成17年に発表された、年少人口が全国で最も高い全国1位になったことから
こどもが宝の考え方から施策が展開されてきたようです。
20年4月には「こどものまち宣言」を作製し、この宣言に沖縄出身のキロロに曲を付けてもらい、CD化し各学校に配布。
庁舎でもお昼に曲をながしてPRしているそうです。
25年8月には「こどもの権利」に関する実態調査報告書が作成されました。
そして
同じく25年8月には沖縄市こどものまち推進アクションプログラムが作成されました。
立派な冊子には丁寧に事業の趣旨、内容がつづられております。
基本理念は
こどもたちの主体的な活動を応援し、こどもたちが夢に向かって元気にたくましく育つ環境をつくる とあります。
1、こどもの最善の利益を保証する
2、こども文化を育む
3、安心して子育てができる環境をつくる
4、個性や可能性を育む教育を推進する
この4つの基本の考え方のもと事業が展開されています。
また説明の中で地域の力とありましたので、質問させていただいたところ、教職を退職された方が運営されている、ゆめさきさんでは、ニート・ひきこもりのこどもたちのサポートをして下さっていたり、ファミリーサポートも地域の力で行って下さっているそうです。
このような団体との連携も欠かせないと語っておりました。
教育委員会との連携が必要な部分もありますが、一貫してこどもが宝の考え方から取り組んでおりました。
今年8月には沖縄市こども議会が開かれますが、これはよくある模擬議会とは違い、成長過程にあるこどもたちが、自分たちの住むまちや地域の文化に関する学習をふまえ、社会の成員として自らの意見を表明し、まちづくりに参加する場としての意義を留めています。
各中学校から推薦のあった生徒が6月から7回の事前研修を行い、8月20日の議会本番に備えます。
答弁は市長、副市長、各担当部長が行うそうです。
単発なこども議会と違い、大いに将来の人材育成につながっていく期待があります。
先進地の札幌市へも視察に出かけたそうです。
沖縄市は2期8年務めた、女性市長から26年5月に新市長と交代し、HPの市長の部屋も準備中でした。
こども企画課長が説明くださいましたが、大変よく研究されていることが伝わってきました。
研修を受けた部屋からは、青い海が見え、とても癒される空間でした。
ご説明くださった担当の皆様本当にありがとうございました。
市役所から移動しこどもの国を視察させていただきました。
ここは当初動物園として開園しましたが、平成16年にリニューアルオープンし、チルドレンズセンターとワンダーランドをオープン。
チルドレンズセンターは無料で利用できる施設が多くあり、ワンダーランドセンターは有料ですが、大人でもワクワクする科学や体験が盛りだくさんです。
毎週来るこどもさんもいるそうです。
自然の形で科学を体験できるのは素晴らしいことです。
こどもの想像力を更に大きく伸ばしていけると感じました。
夏休み日中はとても暑いので、開園時間は夜の9時までなんだそうです。
なるほどです。
日中は暑くて動物たちも出てきてはくれません。
暑い日中はワンダーランドで体験学習を行い、夜は動物たちの行動の観察ができます。
運営は公益財団法人沖縄こどもの国が行っておりますが、皆さん人柄のよい、意欲にあふれた方々でした。
更なる発展をお祈りいたします。




