一般社団法人全国介護者支援協議会の主催で開催された、男性介護者に対する支援のあり方に関するシンポジュウムに参加してきました。
浜離宮朝日ホールの小ホールが会場でしたので、築地市場駅からお店を探してうろうろするうちに、銀座界隈に出てしまい時間も無いので、入ったお店のランチをいただきました。
銀座福つちで1050円のにぎりランチをいただきました。
なかなかお得なセットでした。
いよいよ会場に到着です。
400人弱の定員の会場は椅子がスライド式に出し入れできる多目的ホールでしたので、取手駅西口に建設予定の、ウエルネスプラザの多目的ホールをイメージしました。
築地市場駅から徒歩1分の距離は嬉しいです。
やはり駅周辺にこのような多目的ホールがあると、多様なニーズに応えられると思いました。
今日のシンポジウムの基調講演は、NPO法人高齢化社会をよくする女性の会理事長の樋口恵子氏によるもので、「男が変われば介護も変わる」のタイトルで行われました。
何と、樋口氏は80歳になられたそうですが、頭脳明晰でとてもお歳を感じさせない、ユーモアを交えながら、テンポよくお話くださいました。
日本の要介護高齢者(認定者)は470万人
75歳以上の要介護割合はそれ以前の7倍、2025年には団塊世代が75歳以上になり
今から10年~15年で大介護時代がやってくると。
かつては「嫁」が介護の中心でしたが、介護保険制度の導入により、負担の軽減がなされてきました。
50歳の持ち親率は既に80%を超え、少子化により、極端な例では、夫婦双方の両親の介護更にその親の介護と夫婦で5人の介護と言った、「同時多発介護」もあり得ると。
そんな中、男性介護者が増え、高齢者虐待の性別では、被害者76、5%が女性(80代前半が最多)7割が要介護認定済み。
加害者:息子42,6% + 夫16,9%・・・・全体の6割
男の介護と虐待の関係は大きい。
なぜ男性は介護が苦手なのか
1、ケア能力の不足
①幼少期から生活自立、・ケア経験の決定的不足、1990年代半ばまで中学、高校で男子は家庭科を学ばなかった、家庭でも男子、女子のしつけは違った。
②職場での長時間労働、男女の性別役割分業の根強い社会。その結果子育ても妻任せ。
③子育てで養われる忍耐力寛容力の不足
④力が強い
2、ケア問題解決能力の不足
①愚痴をこぼさない
②弱みを見せたくない
③地域などの相談機関はじめ介護に関する情報不足
④要介護者がいなくても孤立しやすい実態
⑤仕事のノリで介護に完璧を求める
最後に
男が介護をし、介護を語り合うとき大介護時代の航路が変わる
と。
男性が介護を語りワーク・ライフ・ケアバランス社会を、と提案されました。
取手市も高齢化率は近隣市町に比べると高く、26%に上っております。
男性介護者の実態はよくわかりませんが、介護問題で相談された方はお母さん、そして奥様が要介護者となり、特養に入所されてますが、毎日施設に通うことを日課とし、あまり地域と交流することも無く、おひとりで取り組んでおります。
出来るだけ、情報を提供するようにしてますが、介護を語り合う場が無いようで、是非そのような「場」が必要なんだと、今日のシンポジウムのパネルディスカッションの事例紹介からも感じました。
また、介護者が働き盛りの40代~50代の場合、介護休業制度を取得したとしても、復職はなかなか難しいのが現実で、経済的な負担と精神的な負担で、自身を追いこんで行っていくケースもあるということでした。
男性介護者に対する支援のあり方に関する調査研究事業報告では、平成22年に実施した全国の1753自治体へのアンケート調査結果(回収率は45%)では、男性介護者を対象とした特別な支援体制を構築していないため、「介護サービスの質の均一化」や、高齢者虐待の発見などに大きな役割を果たす民生委員について、その人員不足や、個人情報公開の問題などがあり、支援する側と民生委員との連携がうまく取れていないことが明らかになったそうです。
パネルデイスカッションで紹介された、男性介護者の会や、男性介護者の自助グループの立ち上げで、孤立を防ぐことにつながり、効果をあげていることから、注目される事例だと思いました。
早速、市内での取り組みをヒヤリングして、男性介護者を地域で支えていきたいと思いました。
このシンポジウム開催にあたって、公明党の山口代表からのメッセージも紹介されました。
会場内はチーム3000の皆さんも大勢参加されておりました。





