第21回日本婦人科がん検診学会に参加の為、
午前9時に会場のイイノホール&カンファレンスセンターに到着。
9:30~18:00までのロングランな一日の始まりです。
今回は子宮頸がんの予防に焦点を当てて国内外の演者による講演や、予防啓発に取り組む市民団体による事業紹介が行われました。
「HPVワクチン時代の子宮頸がん検診」
今回の学術集会長は自治医科大学附属さいたま医療センター産科婦人科 今野 良先生がつとめられました。
ワークショップ1・・・子宮頸がん行政検診における液状検体細胞診の導入
1、細胞診の従来法と液状検体法
2、小山地区子宮頸がん行政検診における液状検体細胞診の導入
3、新潟県の行政検診における液状検体細胞診の導入
従来法と液状検体細胞診の効果の違いを、データーを基に、検証することで、いかに液状検体細胞診がより正確に検診できるかを知ることが出来ました。
海外の著名な学者による特別講演では同時通訳用のイヤホンをつけ拝聴いたしました。
専門的なお話ですが、何度も聞いているうちに、理解できるようになりました。
海外での実証結果に基づいて、検診率の非常に低い日本においては、10代前半における子宮頸がんワクチンの接種と20代での細胞診検診、そして30代では細胞診とHPV検診の併用診により、子宮頸がんを撲滅することができるというものでした。
ランチョンワークショップが会場を移して行われました。
ランチョンワークショップとはいったいどのようなことをするのかと思っていました。
会場に入ると椅子の上にお弁当とお茶と資料が置いてあり、食事をしながら講師のお話を聞くスタイルのものでした。
少し日本では遠慮してしまうスタイルです。
人が話をしているのに食事をしながらって?と思いますが、初めからこのようなスタイルであれば問題はないのでしょうね。
実際時間の無駄がないのは事実です。
とっても美味しいお弁当でした。
交益財団法人日本対がん協会マネージャーの小西 宏氏は
子宮頸がん検診受診率を高めるには・・・・対象者を絞る、それぞれの対象に応じたメッセージを発信する、参加型にする、ひとり一人に発信者になってもらう・・・様々な団体と連携した活動の試みの紹介をしてくれました。
女子大生ではリボンムーブメント、ギャルママではStand for Mothers、OLではイーウーマンと協力しての活動等。
全国の啓発団体の皆さんのお話は、自身が罹患者であり、その自身の体験から発信する大変有効な活動でした。
○認定NPO法人女性特有のガンのサポートグループオレンジティ
○NPO子宮頸がんを考える市民の会事務局
○子宮頸がん征圧をめざす専門家会議
○山梨まんまくらぶ
○一般社団法人ティール&ホワイトリボンプロジェクト
○卵巣がん・子宮頸がんの患者会*らんきゅう*
○NPO子宮頸がん啓発協会Think Pearl
○Stand for Mothers
啓発冊子等をいただいてきました。
午後2時からは
海外識者による特別講演2題
ワークショップ2として子宮頸がん検診ー日本の実情に合わせたHPV検査導入
1、島根県におけるHPV検査・細胞検診併用検診
2、子宮頸がん検診におけるHPV-DNA検査の経済的意義について
パネルディスカッション これからの包括的子宮頸がん予防ー日本への提言
基調講演・・・新たながん対策推進基本計画における子宮頸がん予防
ディスカッションでは予防に関して、基礎研究、モデリングは終わっているのでHPV併用検診の導入を積極的に行うべきと海外の識者からあったのに対し、反論するパネラーの方がおりました。
今日一日の講演に参加して、単純にHPV検診との併用診は一日も早く多くの自治体で行うべきと思いましたが、反論する方の真意をもっとうかがいたいとも思いました。
それにしても、日本はどうしてこんなに予防できる子宮頸がんの受診率が低いのでしょうか?
ワクチン接種が70%になり、無料クーポンの配布により全体的に増えているが、伸び率が低下傾向との報告に、私たちの責任を感じました。
更に普及・啓発の方法を行政に働きかけながら、ともに協力していきたいと思いました。
会議には高木美智代衆議院議員、野上純子都議会議員、 高井由美子岐阜県土岐市議会議員、寺島芳枝多治見市議会議員、尾関りつ子岐阜県山形市議会議員、川名敏子、市川和代守谷市議会議員が参加しており、情報交換の場ともなりました。






