今日はさいたま市のマロウドイン大宮で開催の講演会に行ってきました。
主催は子宮頸がん征圧をめざす専門家会議。
講師は自治医科大学附属さいたま医療センター産婦人科教授の今野 良教授によるもので
午前に3時間の手術を終えて会場に。
「日本から子宮頸がんをなくそう、検診・ワクチンのホントの話」と題して
講演内容は最新の学会での発表も含め大変興味深いものでした。
子宮頸がん検診のあり方として、細胞診による検診とHPV-DNA検査併用検診を用いることが大原則であることが、揺るぎない世界の医学的常識となったことを踏まえ、日本における先進地の島根県全域での実施事例も紹介。
HPV-DNA検査はCIN2、CIN3の検出感度がほぼ100%と高精度で、毎年受診の細胞診と違い受診間隔(3年~5年)が延長でき、高齢者の検診終了判定が可能。
受診者の検診率は前年比で1,5倍に向上し、若年受診者増に伴いCIN2以上の病変発見率も2,2倍に増加。
さらに、95%を占めた両検査陰性者は次回検診までの間隔を3年に延長することが可能となったことで、行政の検診補助費が30%減少とあきらかに費用対効果が見られる。
導入自治体は24年7月25日現在で
北海道・・・羅臼町
秋田県・・・由利本荘市
栃木県・・・下野市・小山市・野木町
埼玉県・・・鳩山町
千葉県・・・東庄町・長生村
新潟県・・・糸魚川市
富山県・・・上市町
山梨県・・・甲府市・市川三郷町
長野県・・・東御市
愛知県・・・碧南市・岡崎市
三重県・・・鈴鹿市
島根県・・・全域
香川県・・・宇多津町
徳島県・・・牟岐町・鳴門市
佐賀県・・・佐賀市
大分県・・・宇佐市
と僅かの地域でした。
毎年15,000人が子宮頸がんと診断され、約3,500人が子宮頸がんで亡くなっているそうです。
日本全国で毎日10人が子宮頸がんで亡くなっていることになります。
最近の子宮頸がんの発生のピークは35歳との事で、お子さんもまだまだ小さく、家族にとっても悲しい現実となります。
検診とワクチンで100%予防できる子宮頸がんの征圧に努めていかなくてはならないと思いました。

