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バックナンバー 2012年 7月 7日

 昨年3月の東日本大震災の犠牲者の多くが、移動や情報と知識へのアクセスが困難な障碍者と高齢者だったという衝撃的な事実が、その後の被災地での調査で少しずつ明らかになっているそうです。

 

更に、大震災から生き延びたすべての人々の生活と地域の再生に必要な膨大な知識と情報へのアクセスに、重大な問題があることがわかってきたそうです。

 

そこで今回、大震災の経験に学び、高齢者と障碍者も一緒に進める地域ぐるみの防災と復興の支援に欠かせない知識と情報へのアクセスの、ユニバーサルデザインの最新動向と実践例について、報告とその普及促進を図る目的で開催されたセミナーに参加してきました。

 

セミナーは下記のプログラムで行われました。

 

プログラム

13:30-13:40
  開会挨拶 日本障害者リハビリテーション協会
13:40-14:00
  基調講演:“防災のユニバーサルデザインとDAISYの役割” 
  河村 宏(DAISYコンソーシアム理事・前会長)
14:00-14:30
  “DAISYとEPUBによる知識アクセス -災害知識のユニバーサルデザイン-”
  マーカス・ギリング (DAISYコンソーシアム・IDPF 技術主任)

14:30-15:00
  “タイにおける防災の取り組みとDAISY=EPUBの活用”
  モンティエン・ブンタン(タイ上院議員、タイ視覚障害者協会会長)

15:00-15:30
  “東日本大震災の教訓と被災者への知識アクセス支援の課題”
  人と防災未来センター主任研究員 宇田川真之

15:30-15:40
 休憩

15:40-16:30
  質疑応答

16:30-16:35
 閉会あいさつ

 

基調講演では、

 

北海道浦河町の浦河べてるの家の皆さんが取り組んでいる津波避難マニュアルの紹介があり、東日本大震災では2.8メートルの津波が押し寄せ車を流すなど、経済被害3億円でしたが、人的被害はなかとの紹介がありました。

 

この日、メンバーは訓練通り整然と非難したそうです。

 

浦河べてるの家は精神障害等をかかえた当事者の地域活動拠点ですが、年に4回(夏・冬それぞれ昼と夜)避難訓練を実施しているそうです。

 

冬の夜は雪で滑る道をひたすら高いところに避難することはとても大変ですが、この訓練をあえて実施することで、どんな状況にも対応できるということです。

 

特に災害時は誰しもパニックになってしまう時に、災害弱者と言われる障碍者が事前の計画と体験で(自助)、避難能力を高められるということをあらためて、学びました。

 

その日ごろの訓練にDAISY版マニュアルを活用しているそうです。

 

今日はそのサンプルを参加者にいただいてきました。

 

このサンプルは自分たちの地域・家用に入れ替えができるそうです。

 

たとえば、よく知る地域の写真や自分たちの信頼できる人の声を入れ替えることができるそうです。

 

これはとても有効なことです。

 

その際は、日本障害者リハビリテーション協会にご連絡をとのことでした。

 

日ごろの訓練ということでは「釜石の奇跡」を通じてもお話がありました。

 

マーカス・ギリング氏そしてモンティエン・ブンタン氏の講演は同時通訳のイヤホンをつけて聞くことができ、聴覚障害者には文字表示で講演内容が確認できたりと、多くの関係者(裏方さん)によって開催されましたことに心より感謝申しあげます。

 

会場では、国分寺市議会佐野久美子議員、北区議会古田しのぶ議員、豊橋市議会尾林伸治議員にお会いすることができました。

 

帰りは女性議員でお茶しながら、情報交換の場となりました。

 
 
 
 
 
 
 

 

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