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我が家の数軒先に住む、写真家の平林克己氏の写真展が今日から東京タワーFootTown3F のTowerGallery3・3・3にて開催されるとお知らせをいただいておりましたので、姉と一緒に初日の今日行ってきました。

タイトルが「陽」。

写真展のチラシの裏には彼のメッセージが。(全文掲載)

2011年4月、僕は東北の被災地に向かいました。

自分が行って何ができるのか、邪魔になるだけではないか、

と何度も自問自答しましたが、

今何もしなかったら将来絶対後悔すると思い、とにかく足を運んでみたのです。

しかし、現地では「誰でもいい」、「一人でもいい」、「一日でもいい」という状況でした。

東松島ではじめて見た津波被害の跡は、想像を絶するものでした。

建物は壊れ、地面は隆起し、ありとあらゆるものが散乱している。

水面は上昇し、渦を巻いている。

そして凄まじい臭い。

驚き、悲しみ、怒り、いろいろな感情が一気にこみ上げてきて、もう泣くしかない。

でも、ふと見上げると、空は限りなく青く高く、そして太陽はやさしく大地を照らし始める。

まるで何もなかったのように。

以降、瓦礫撤去のボランティアの合間をぬって、各地で太陽の写真を撮り続けました。

被災してしまった方々の心の中にも、またこうして太陽が昇ってくることを願って。

現在、被災地は瓦礫がある程度整理され、以前ほどの大変な状況には見えないかもしれません。

しかし、人々の心の問題、雇用、学業、親を失った子どもたちの将来等、目に見えない問題が山積みになっています。

震災から1年。

非被災地の僕たちの心では、すでに記憶の風化が始まっています。

しかし、まだまだ終わってはいません。

本当に大切なのはこれからです。

今回の写真展は、東北の方たちの生の声を伝える「メッセージ3・11」と同時開催となります。

展示をご覧いただき、東北に対する興味を持っていただければ、幸いです。

そして家族と、友達と、彼氏彼女と、あらためて東北の事について話をし、

なんでもいいから自分で何ができるかを考え、行動に移すきっかけとなってくれれば、と思います。

「誰でもいい」、「一人でもいい」、「一日でもいい」という状況に変わりはありません。

震災1周年は、過去を振り返るためだけのものではありません。

これからの決意をする、大切な時です。

会場内は瓦礫の向こうに昇る太陽の写真が多く展示され、

東北の友人たちの「今」を映像やパネルで紹介。

そのメッセージの一つ一つが本当に胸に響く言葉の数々。

雇用を生みだしている「浜のミサンガ環・・・・これは一つ1,100円ですが、一つにつき576円が作り手に支払われることになっているそうです。

復興の願いを込めて、漁網を使って作られたもので、浜ごとの製造番号が表示してあります。

私が購入したミサンガは、いわて・吉里吉里004579番でした。

もう一度が何ができるのか考える写真展でした。

3月15日まで開催されております。

10時~21時

入場無料(東日本大震災遺児のための募金箱が設置されております。募金は桃・柿育英会 東日本大震災遺児育英資金に寄付)

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