茨城県自閉症協会主催で水戸市で開催され参加してきました。
講師は白梅学園大学教授の堀江まゆみ先生。(全日本育成会権利擁護委員会委員、NPO法人PandA-J代表。主な研究に、厚生科学研究「地域社会における障害のある人のためのセイフティネット構築およびセルフアドボカシィ支援、障がいのある方の権利を守る活動(権利擁護)での第一人者。」
いくつかのの施設等でおこった虐待の事例を紹介しながら、障害のある人をトラブルから守る為にー地域社会における安全ネット構築―ソーシャル・アプローチとして、権利擁護の3層構造を紹介してくれました。
① システム・アドボカシィー・・・組織としての権利擁護、裁判や成年後見制度など。
② インディビデュアル・アドボカシ・・・個々人に起こる身近な侵害を早期に救済するための権利擁護、支援者や親、教員、近所の住民などの代弁活動など。
③ セルフ・アドボカシィ・・・障害のある子ども自身が自分で自分を守る
一般社会の中に存在する安全の社会資源(警察・駅員など)、および障害のある本人がその仕組みに直接関わることが大切である。
今まで行ってきたプロジェクトの紹介がありました。
警察プロジェクト・コンビニプロジェクト・ぽっぽやプロジェクト・かかりつけ医プロジェクト・消費者プロジェクト・小学生に向けた障害理解啓発。
これらの活動を通し、セルフアドボカシー(代弁者)を増やしていくことが障害者を虐待から守ることが出来る。
保護者として自分たちで出来る啓発の活動が大切であるとして、啓発本を交番・コンビニ・病院に配布していこうとの呼びかけがありました。
ちなみに警察プロジェクトは、実際に警察の方を交え作成し、2001年に啓発本を26,000部配布して理解に努めてきたそうです。
そのような活動の中で必ず理解の輪が広がっていく、地道な活動ではあるけれどとても大切なことだと思います。
講演のタイトルが重たいですが講演内容はそれを感じさせない話の展開でした。


