新交通システムを調査
富山市のライトレールを視察

2016年オリンピックのメーン競技場予定地への交通アクセスを調査・研究するため、日本初の本格的LRT(軽量軌道交通)として昨年4月から運行されている富山市の富山ライトレール富山港線(富山駅北岩瀬浜間の約7・6キロ)を視察してきました。同ライトレールは、市がJR富山港線を譲り受けて一部線路を付け替え、2両7編成の低床式路面電車(LRV)を導入したもの。第3セクターが運行しています。
路面電車推進室の職員からの説明によると、(1)建設が低コスト(2)二酸化炭素(CO2)排出量の抑制--などの利点がある。また公設民営を基本として、(1)市が線路や電停などの施設整備費だけでなく、車両や施設の修繕費などを負担(2)電停の命名権やベンチドネーションを導入--するなど、運行会社の負担を軽減するサポート体制を充実させ、利用者への利便性に配慮したダイヤを編成している。その結果、JR富山港線時代に比べ、乗客は3・5倍に増加し、初年度から黒字経営になったとのはなしがありました。
さらに、市では今後、北陸新幹線富山駅開業までに、駅南側で運行する既存の路面電車との接続や中心市街地での環状線整備など、路面電車のネットワーク化による公共交通網をめざしている--などとの説明がありました。
