5月3日 憲法記念日の街頭演説
令和8年4月25日(土)街頭活動
令和8年新宿区立落合第3小学校入学式
令和7年第2回定例会 一般質問
令和7年第2回定例会 一般質問(時光)
新宿区議会公明党の時光じゅん子です。
私は、みどりの創出と区民生活の向上について伺います。
1962年、アメリカの海洋生物学者、レイチェル・カーソンは、「沈黙の春」を出版しました。当時のアメリカにおいて、「いままではいろんな鳥が鳴いていたのに、急に鳴き声が消え、目をたのしませた色とりどりの鳥も姿を消した。突然、知らぬ間にそうなってしまった」という手紙の紹介があります。なぜ春になっても鳥が鳴かなくなったのか。「沈黙の春」は環境問題の古典とも呼ばれています。ここでは詳細について発言いたしませんが、私は、将来にわたり、新宿を含む都市部の豊かなみどりが守られ、生き物にとっても住みやすい新宿区となるように取り組む決意であることを申し上げ質問に入ります。
最初に、みどりの創出について伺います。
このたび区は、みどりのモデル地区を見直し、「みどりの推進モデル地区」の対象地域の変更や「みどりの保全モデル地区」の新規指定、「屋上緑化等推進モデル地区」の対象地域を追加しました。
新たに落合地域が「みどりの保全モデル地区」に指定され、保護樹木制度の助成額が増額され、緑化計画書制度の算定方法が優遇されました。そこで2点伺います。
1点目は、落合地域の「保護樹木」や「保護生垣」などについてです。まず、落合地域の保護樹木数や保護生垣の延長などの保護状況をお聞かせ下さい。また、樹木を保護していくためには、樹木のある土地所有者との良好なコミュニケーションが不可欠です。所有者の高齢化などに伴い、保護樹木の承継も大事な視点であると考えますが、区の考えをお聞かせください。
2点目は、新宿区みどりの文化財(保護樹木等)の標識についてです。現在区は、保護樹木に「樹種」や「指定番号」などの記載を行っています。基本的には、土地所有者の敷地内に樹木があるため、関係者以外が敷地内に入ることはできないと思いますが、「標識」についても、イラストや写真などを加えて、これまで以上に「みどりを保護する」という意識を高めるための工夫ができないでしょうか。また、新宿区の保護樹木に関する情報をPRするために、QRコードなどの活用も研究いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
次に、みんなで考える身近な公園の整備について伺います。現在区では、中落合二丁目の「西坂公園」の再整備に向け、地域住民や公園利用者などによる意見交換会が行われており、「西坂公園だより」には、意見交換を踏まえた取組の状況が報告されています。このことを踏まえて2点伺います。
1点目は、子どもたちの意見等を反映させた「遊具」についてです。区は意見交換で出された意見や、アンケート調査、児童館でのヒアリング調査などをふまえて、遊具の形状等を検討されていますが、遊具設置に関してはどのような案をお考えか伺います。
2点目は、防災の観点等についてです。区は西坂公園の再整備に伴い、「かまどスツール」や「バッテリー内蔵型の照明灯」の整備を予定されていますが、今後、公園内で移設予定の防災倉庫など、地域住民からは、どのような意見が出されているのかお聞かせください。また、毎年の猛暑にともなう取り組みとして、砂場等にパーゴラ等の日除けよしずの設置や大型テントやミスト発生装置の設置をしている公園がありますが、今後整備される西坂公園をはじめとした区立公園における整備計画をお聞かせください。
次に、西落合公園や上落合西公園などの環境整備について伺います。
西落合公園や上落合西公園は、町会等のイベントが開催されることもあり、多くの方が利用されています。これまで、私はトイレの環境整備の必要性を訴えてまいりました。地域住民や公園利用者の意見等を踏まえて、公園トイレの環境整備を改めて要望いたしますが、区のご所見を伺います。
また、防犯等の観点から、公園内の照明の増設など、これまで以上に対策を講ずるべきであると考えますが、区のお考えを伺います。
次に、区民生活の向上について伺います。
最初に、行政サービスによる区民生活の支援充実について伺います。これまで私は、行政窓口の利便性の向上による区民サービスの充実を訴えてきました。
区は本年8月から「書かない」に向けた取組として「窓口受付支援システムの試行導入」や、10月から「待たない」に向けた取組として「キャッシュレス決済の拡充」。この他、(仮称)行政手続きの案内ポータルサイトの構築、本庁舎内へのキオスク端末の設置が予定されています。新宿区のフロントヤード改革に大きな期待をしております。そこで伺いますが、それぞれの取組に対する利用者の声を、今後の取組に反映することが大事であると考えますが、アンケート調査やヒアリングなどの取り組みについて、区のお考えを伺います。また、「フロントヤード改革」には、「職員提案制度」を活用した取り組みも大事であると考えますが、区の考えをお聞かせ下さい。
次に、結婚などのライフイベントに伴う記念についてです。
現在区は、結婚の記念に、撮影用パネルを区役所本庁舎地下1階宿直室前などに設置を行い、オリジナル受理証明書の有料交付を行っていますが、区民の利用状況をお聞かせください。
また、令和5年度新宿区民間提案制度により、「新宿区役所限定のセルフフォトブース事業」が令和6年11月9日から始まりました。多くの方に利用していただくための取り組みがあれば、お聞かせください。
次に、区民の命を守る事業について伺います。
昨年5月、私の夫は仕事の出張先で、心臓の心室細動のため倒れました。ドクターヘリが到着した時には心肺が停止しており、ドクターヘリで病院に搬送されましたが7日後に亡くなりました。救命や治療にあたってくださった、救急救命士や医療従事者の皆様に心から感謝しております。
あの時、もし近くにAEDが設置されていれば、夫は助かったのではないかと思うことがあります。私は、この経験からも、AEDの設置により、一人でも多くの命が助かるように取り組みたいと決意しております。
区は8月から順次、コンビニにAEDを設置し、地域センターにおいては、新たな貸出しとしてAEDが追加されます。また、区有施設のAEDに三角巾が配備される点も高く評価いたします。
区民の命を守るため、区のAED設置についての基本的な考えと、今後の周知方法について、区のご所見を伺います。
以上、ご答弁願います。
**********
時光議員のご質問にお答えします。
みどりの創出と区民生活の向上についてのお尋ねです。
はじめに、落合地域における保護樹木等の状況についてです。
令和7年4月1日現在、落合地域では保護樹木
344本、保護樹林8,670㎡、保護生垣618mをみどりの文化財として指定しています。区全体の保護樹木の本数は約1,300本で、落合地域がその4分の1以上を占めており、緑被率も比較的高い地域であることから、落合地域をみどりの保全モデル地区に指定し、みどりの保全や緑化の推進に取り組んでいます。
次に保護樹木の承継に関する区の考えについてです。区では、地域の貴重な樹木を未来に引き継ぐことは重要だと考えています。そのため、維持管理にかかる費用の一部を助成し、所有者から樹木の生育状況
や剪定(せんてい)時期などの相談を受けた際には、直接現地に出向きコミュニケーションを図りながら肥料の与え方など管理の仕方を伝え、樹木の保護をお願いしています。また、所有者変更の相談があった際には、次の所有者にも樹木を残していただくよう働きかけています。
次に、新宿区みどりの文化財である保護樹木等の標識についてです。
区は、保護樹木に標識を付け、その価値を周知することで、区民のみなさまがその木に親しみや敬意を持ち、保護意識を高めることを目指しています。
民有地では関係者以外が敷地内に入ることが難しいため、公共施設などにある保護樹木の標識については、写真を加えるなどの工夫を凝らしてみどりの啓発を進めていきます。
次に、QRコードなどを活用した情報のPRの研究についてです。
保護樹木に関する情報発信については、区ホームページやチラシを充実させるとともに、QRコードの導入についても検討していきます。
次に、みんなで考える身近な公園の整備についてのお尋ねです。
はじめに、西坂公園の子どもたちの意見等を反映させた「遊具」についてです。
西坂公園は、老朽化した公園施設を改修するため、令和6年度に地域住民と協働して再整備計画を作成し、令和7年度に再整備工事を行います。再整備計画の作成にあたっては、意見交換会をはじめ、アンケート調査、利用者や学童クラブへのヒアリング調査等を実施し、要望や利用状況の把握に努めました。
特に公園のシンボルである大型遊具の改修に子どもたちの意見を十分に反映させるため、落合第一小学校の協力を得て、設置を検討している遊具プランに対して全児童を対象としたアンケート調査を行い、その結果を踏まえて、新たに設置する遊具を決
めました。新たな遊具は3基に分かれており、はしごなどを使って登り降りなどが楽しめるデッキを備えた遊具や、滑り台・吊り橋・トンネルなどで構成された大型の遊具、さらに幼児や車いすの方も利用できるインクルーシブの視点を取り入れた遊具となっています。この遊具が、子どもたちをはじめ、地域の方々に親しまれる施設となるよう取り組んでまいります。
次に、防災の観点等についてです。
西坂公園の再整備に関する意見交換会では、「既存のかまどベンチが使いにくい。」、「防災施設が少ない。」などの意見がありました。こうした意見などを踏まえ、再整備にあたっては、既存のかまどベンチに加え、1人座りタイプのかまどスツールを新たに設置するとともに、バッテリー内蔵型の照明灯の設置や園内のトイレに携帯トイレの備蓄を行うなど、防災施設の拡充を図ります。
また、防災倉庫の移設に際しては、園内での防災活動を考慮して、倉庫までの園路を舗装し、台車等による資器材の搬出入をしやすくするなどの工夫をしています。
次に、毎年の猛暑に伴う取組についてです。
区立公園では、夏季の暑さ対策として、52園57か所のパーゴラ等によしずを設置して日陰を創出し、公園利用者へ快適な休憩場所を提供できるよう取り組んでいます。
また、西大久保公園では、大久保地域の混雑・環境対策の一環として飲食・休憩スペースを設け、夏季にはテントやミスト発生装置を設置することで来街者を誘導しています。
ミスト発生装置は、一定の冷却効果があるものの、湿度や風など気象条件の影響が大きく、運転時間や運転方法など細かな調整が必要です。また、冷却効果を高めるためにテント等により日陰を確保するなど、費用や効果の面で多くの課題があります。
このことから、現時点では西坂公園を含めミスト発生装置を設置する予定はありませんが、今後の公園整備にあたっては、各公園の利用実態等を踏まえ、パーゴラの設置や緑陰の確保などの暑さ対策を検討してまいります。
次に、西落合公園や上落合西公園などの環境整備についてのお尋ねです。
はじめに、西落合公園や上落合西公園のトイレの環境整備についてです。
区では、清潔で誰もが利用しやすい公園トイレを拡充するため、バリアフリートイレを備えた新しいトイレへの改修を計画的に進めています。
令和6年度末で、バリアフリートイレを備えた公園トイレの割合は全体棟数の4割程度であり、整備数が未だ不十分な中、改修にあたっては、バリアフリートイレが不足しているエリアなどを優先して実施しているところです。
ご指摘の西落合公園は、既にバリアフリートイレを備えたトイレに改修した四村橋脇公衆便所が園内に設置されていることから、現時点では、利用者に当該トイレの積極的な周知を図るため、今後、園内に案内板を設置してまいります。
また、上落合西公園につきましては、近傍にバリアフリートイレを設置済の公園があることなども踏まえ、今後、利用状況などを勘案しながら、部分改修も含め、必要に応じて対応を検討してまいります。
次に防犯等の観点からの対策についてです。
公園の整備にあたっては、開放的な出入口の整備や施設の適切な配置などを行ない、園内の見通しの確保や死角の解消に努め、安全な公園づくりに取り組んでいます。また、敷地形状などで死角になりやすい場所には、照明の新設や増設を図るなど、様々な対応も行なっており、より一層の公園の安全・安心対策に努めてまいります。
次に、区民生活の向上についてのお尋ねです。
はじめに、フロントヤード改革に利用者の声を反映させるアンケート調査などの取組についてです。
フロントヤード改革の推進において、利用者の声を、今後の取組に反映させていくことは大変重要であると認識しています。「窓口受付支援システムの導入」や「キャッシュレス決済の拡充」といった、それぞれの取組については、毎年実施している「区政モニターアンケート」を活用してご意見を伺ってまいります。
これに加えて、各種システムやサービスの利用状況に関するデータ等を多角的に分析し、そこから利用者のニーズを的確に読み取ることが、施策を効果的に推進する上で重要であると考えています。
今後とも、こうした様々な手法を通じて利用者の声を丁寧に把握し、更なる利便性向上と質の高い行政サービスの提供に努めてまいります。
次に、フロントヤード改革への職員提案制度の活用についてです。
職員提案制度は、職員が日々の業務の中で抱く問題点や課題に対し、自由な発想で生み出す改善策を、直接区長に提案し、実現に繋げる機会を設けることで、業務改善・見直しの機運醸成、職員の意欲向上及び組織の活性化を実現することを目的として実施するものです。今後、職員からフロントヤード改革につながる取組の提案があれば、積極的に活用し、区民サービスの向上に役立てていきたいと考えています。
次に、結婚などのライフイベントに伴う記念についてのお尋ねです。
ご指摘のとおり、区では、婚姻届に来庁された方の記念となるよう本庁舎1階及び地下1階の2か所に撮影用パネルを設置しています。区の花つつじと区章をあしらったデザインとなっており、届出に来られたカップルに広くご利用いただいています。
また、西新宿の高層ビル群を背景とした新宿区オリジナルの記念用受理証明書を平成31年4月から交付しています。
記念用受理証明書は、飾り枠のある賞状型を含め、2種類ありますが、令和6年度の交付実績の半数にあたる72件が区オリジナルの受理証明となっており、ご好評をいただけていると考えています。
次に、新宿区役所限定のセルフフォトブース事業についてです。
多くの方々にセルフ写真館を利用していただけるよう、事業の実施事業者において、SNSによる情報発信や期間限定の様々なコラボフレームを用意するなどの取組を行っていると聞いています。
こうした取組を行った結果、令和6年11月9日のオープンから令和7年5月末までに3,527枚の撮影実績があったと報告を受けています。次に、AED設置に係る基本的な考えについてのお尋ねです。
一般財団法人日本救急医療財団が公表する「財団AEDマップ」によると、区内には1,300台を超えるAEDが設置されており、このうち区有施設には本庁舎や各特別出張所、区立小・中学校などに計172台を設置しています。
しかしながら、施設が閉館することにより使用できる時間帯が限られているものや、設置場所までのアクセスが悪いものが多いことが課題となっていました。
これらの課題を解決するため、8月以降、区内のコンビニエンスストアに24時間使用可能なAEDを50台設置してまいります。これにより、区内の大半の場所においていつでも5分以内の除細動(じょさいどう)が可能な状況を整えられると考えます。
次に、今後の周知方法についてです。
区内のAEDの設置場所については、区ホームページに「財団AEDマップ」をリンクさせ、確認できるようにしています。あわせて、区が設置したAEDについては、設置場所を一覧表にしてまとめており、区ホームページに公開しています。
さらに、SNSや各種訓練、地域防災協議会など、様々な機会を捉え、広く区民に周知してまいります。
引き続き、消防署や消防団と緊密に連携して、更なる救命率の向上を図ってまいります。
落合第二中学校避難所開設訓練
令和7年第3回新宿区議会定例会
令和7年第2回定例会 一般質問
令和7年第2回定例会 一般質問(時光)
新宿区議会公明党の時光じゅん子です。
私は、みどりの創出と区民生活の向上について伺います。
1962年、アメリカの海洋生物学者、レイチェル・カーソンは、「沈黙の春」を出版しました。当時のアメリカにおいて、「いままではいろんな鳥が鳴いていたのに、急に鳴き声が消え、目をたのしませた色とりどりの鳥も姿を消した。突然、知らぬ間にそうなってしまった」という手紙の紹介があります。なぜ春になっても鳥が鳴かなくなったのか。「沈黙の春」は環境問題の古典とも呼ばれています。ここでは詳細について発言いたしませんが、私は、将来にわたり、新宿を含む都市部の豊かなみどりが守られ、生き物にとっても住みやすい新宿区となるように取り組む決意であることを申し上げ質問に入ります。
最初に、みどりの創出について伺います。
このたび区は、みどりのモデル地区を見直し、「みどりの推進モデル地区」の対象地域の変更や「みどりの保全モデル地区」の新規指定、「屋上緑化等推進モデル地区」の対象地域を追加しました。
新たに落合地域が「みどりの保全モデル地区」に指定され、保護樹木制度の助成額が増額され、緑化計画書制度の算定方法が優遇されました。そこで2点伺います。
1点目は、落合地域の「保護樹木」や「保護生垣」などについてです。まず、落合地域の保護樹木数や保護生垣の延長などの保護状況をお聞かせ下さい。また、樹木を保護していくためには、樹木のある土地所有者との良好なコミュニケーションが不可欠です。所有者の高齢化などに伴い、保護樹木の承継も大事な視点であると考えますが、区の考えをお聞かせください。
2点目は、新宿区みどりの文化財(保護樹木等)の標識についてです。現在区は、保護樹木に「樹種」や「指定番号」などの記載を行っています。基本的には、土地所有者の敷地内に樹木があるため、関係者以外が敷地内に入ることはできないと思いますが、「標識」についても、イラストや写真などを加えて、これまで以上に「みどりを保護する」という意識を高めるための工夫ができないでしょうか。また、新宿区の保護樹木に関する情報をPRするために、QRコードなどの活用も研究いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
次に、みんなで考える身近な公園の整備について伺います。現在区では、中落合二丁目の「西坂公園」の再整備に向け、地域住民や公園利用者などによる意見交換会が行われており、「西坂公園だより」には、意見交換を踏まえた取組の状況が報告されています。このことを踏まえて2点伺います。
1点目は、子どもたちの意見等を反映させた「遊具」についてです。区は意見交換で出された意見や、アンケート調査、児童館でのヒアリング調査などをふまえて、遊具の形状等を検討されていますが、遊具設置に関してはどのような案をお考えか伺います。
2点目は、防災の観点等についてです。区は西坂公園の再整備に伴い、「かまどスツール」や「バッテリー内蔵型の照明灯」の整備を予定されていますが、今後、公園内で移設予定の防災倉庫など、地域住民からは、どのような意見が出されているのかお聞かせください。また、毎年の猛暑にともなう取り組みとして、砂場等にパーゴラ等の日除けよしずの設置や大型テントやミスト発生装置の設置をしている公園がありますが、今後整備される西坂公園をはじめとした区立公園における整備計画をお聞かせください。
次に、西落合公園や上落合西公園などの環境整備について伺います。
西落合公園や上落合西公園は、町会等のイベントが開催されることもあり、多くの方が利用されています。これまで、私はトイレの環境整備の必要性を訴えてまいりました。地域住民や公園利用者の意見等を踏まえて、公園トイレの環境整備を改めて要望いたしますが、区のご所見を伺います。
また、防犯等の観点から、公園内の照明の増設など、これまで以上に対策を講ずるべきであると考えますが、区のお考えを伺います。
次に、区民生活の向上について伺います。
最初に、行政サービスによる区民生活の支援充実について伺います。これまで私は、行政窓口の利便性の向上による区民サービスの充実を訴えてきました。 区は本年8月から「書かない」に向けた取組として「窓口受付支援システムの試行導入」や、10月から「待たない」に向けた取組として「キャッシュレス決済の拡充」。この他、仮称)行政手続きの案内ポータルサイトの構築、本庁舎内へのキオスク端末の設置が予定されています。新宿区のフロントヤード改革に大きな期待をしております。そこで伺いますが、それぞれの取組に対する利用者の声を、今後の取組に反映することが大事であると考えますが、アンケート調査やヒアリングなどの取り組みについて、区のお考えを伺います。また、「フロントヤード改革」には、「職員提案制度」を活用した取り組みも大事であると考えますが、区の考えをお聞かせ下さい。
次に、結婚などのライフイベントに伴う記念についてです。
現在区は、結婚の記念に、撮影用パネルを区役所本庁舎地下1階宿直室前などに設置を行い、オリジナル受理証明書の有料交付を行っていますが、区民の利用状況をお聞かせください。
また、令和5年度新宿区民間提案制度により、「新宿区役所限定のセルフフォトブース事業」が令和6年11月9日から始まりました。多くの方に利用していただくための取り組みがあれば、お聞かせください。
次に、区民の命を守る事業について伺います。
昨年5月、私の夫は仕事の出張先で、心臓の心室細動のため倒れました。ドクターヘリが到着した時には心肺が停止しており、ドクターヘリで病院に搬送されましたが7日後に亡くなりました。救命や治療にあたってくださった、救急救命士や医療従事者の皆様に心から感謝しております。あの時、もし近くにAEDが設置されていれば、夫は助かったのではないかと思うことがあります。私は、この経験からも、AEDの設置により、一人でも多くの命が助かるように取り組みたいと決意しております。
区は8月から順次、コンビニにAEDを設置し、地域センターにおいては、新たな貸出しとしてAEDが追加されました。また、区有施設のAEDに三角巾が配備される点も高く評価いたします。
区民の命を守るため、区のAED設置についての基本的な考えと、今後の周知方法について、区のご所見を伺います。
以上、ご答弁願います。
**********
時光議員のご質問にお答えします。
みどりの創出と区民生活の向上についてのお尋ねです。
はじめに、落合地域における保護樹木等の状況についてです。
令和7年4月1日現在、落合地域では保護樹木344本、保護樹林8,670㎡、保護生垣618mをみどりの文化財として指定しています。
区全体の保護樹木の本数は約1,300本で、落合地域がその4分の1以上を占めており、緑被率も比較的高い地域であることから、落合地域をみどりの保全モデル地区に指定し、みどりの保全や緑化の推進に取り組んでいます。
次に保護樹木の承継に関する区の考えについてです。区では、地域の貴重な樹木を未来に引き継ぐことは重要だと考えています。そのため、維持管理にかかる費用の一部を助成し、所有者から樹木の生育状況や剪定(せんてい)時期などの相談を受けた際には、直接現地に出向きコミュニケーションを図りながら肥料の与え方など管理の仕方を伝え、樹木の保護をお願いしています。また、所有者変更の相談があった際には、次の所有者にも樹木を残していただくよう働きかけています。
次に、新宿区みどりの文化財である保護樹木等の標識についてです。
区は、保護樹木に標識を付け、その価値を周知することで、区民のみなさまがその木に親しみや敬意を持ち、保護意識を高めることを目指しています。
民有地では関係者以外が敷地内に入ることが難しいため、公共施設などにある保護樹木の標識については、写真を加えるなどの工夫を凝らしてみどりの啓発を進めていきます。
次に、QRコードなどを活用した情報のPRの研究についてです。
保護樹木に関する情報発信については、区ホームページやチラシを充実させるとともに、QRコードの導入についても検討していきます。
次に、みんなで考える身近な公園の整備についてのお尋ねです。
はじめに、西坂公園の子どもたちの意見等を反映させた「遊具」についてです。
西坂公園は、老朽化した公園施設を改修するため、令和6年度に地域住民と協働して再整備計画を作成し、令和7年度に再整備工事を行います。再整備計画の作成にあたっては、意見交換会をはじめ、アンケート調査、利用者や学童クラブへのヒアリング調査等を実施し、要望や利用状況の把握に努めました。
特に公園のシンボルである大型遊具の改修に子どもたちの意見を十分に反映させるため、落合第一小学校の協力を得て、設置を検討している遊具プランに対して全児童を対象としたアンケート調査を行い、その結果を踏まえて、新たに設置する遊具を決めました。新たな遊具は3基に分かれており、はしごなどを使って登り降りなどが楽しめるデッキを備えた遊具や、滑り台・吊り橋・トンネルなどで構成された大型の遊具、さらに幼児や車いすの方も利用できるインクルーシブの視点を取り入れた遊具となっています。この遊具が、子どもたちをはじめ、地域の方々に親しまれる施設となるよう取り組んでまいります。
次に、防災の観点等についてです。
西坂公園の再整備に関する意見交換会では、「既存のかまどベンチが使いにくい。」、「防災施設が少ない。」などの意見がありました。こうした意見などを踏まえ、再整備にあたっては、既存のかまどベンチに加え、1人座りタイプのかまどスツールを新たに設置するとともに、バッテリー内蔵型の照明灯の設置や園内のトイレに携帯トイレの備蓄を行うなど、防災施設の拡充を図ります。
また、防災倉庫の移設に際しては、園内での防災活動を考慮して、倉庫までの園路を舗装し、台車等による資器材の搬出入をしやすくするなどの工夫をしています。
次に、毎年の猛暑に伴う取組についてです。
区立公園では、夏季の暑さ対策として、52園57か所のパーゴラ等によしずを設置して日陰を創出し、公園利用者へ快適な休憩場所を提供できるよう取り組んでいます。
また、西大久保公園では、大久保地域の混雑・環境対策の一環として飲食・休憩スペースを設け、夏季にはテントやミスト発生装置を設置することで来街者を誘導しています。
ミスト発生装置は、一定の冷却効果があるものの、湿度や風など気象条件の影響が大きく、運転時間や運転方法など細かな調整が必要です。また、冷却効果を高めるためにテント等により日陰を確保するなど、費用や効果の面で多くの課題があります。
このことから、現時点では西坂公園を含めミスト発生装置を設置する予定はありませんが、今後の公園整備にあたっては、各公園の利用実態等を踏まえ、パーゴラの設置や緑陰の確保などの暑さ対策を検討してまいります。
次に、西落合公園や上落合西公園などの環境整備についてのお尋ねです。
はじめに、西落合公園や上落合西公園のトイレの環境整備についてです。
区では、清潔で誰もが利用しやすい公園トイレを拡充するため、バリアフリートイレを備えた新しいトイレへの改修を計画的に進めています。
令和6年度末で、バリアフリートイレを備えた公園トイレの割合は全体棟数の4割程度であり、整備数が未だ不十分な中、改修にあたっては、バリアフリートイレが不足しているエリアなどを優先して実施しているところです。
ご指摘の西落合公園は、既にバリアフリートイレを備えたトイレに改修した四村橋脇公衆便所が園内に設置されていることから、現時点では、利用者に当該トイレの積極的な周知を図るため、今後、園内に案内板を設置してまいります。
また、上落合西公園につきましては、近傍にバリアフリートイレを設置済の公園があることなども踏まえ、今後、利用状況などを勘案しながら、部分改修も含め、必要に応じて対応を検討してまいります。
次に防犯等の観点からの対策についてです。
公園の整備にあたっては、開放的な出入口の整備や施設の適切な配置などを行ない、園内の見通しの確保や死角の解消に努め、安全な公園づくりに取り組んでいます。また、敷地形状などで死角になりやすい場所には、照明の新設や増設を図るなど、様々な対応も行なっており、より一層の公園の安全・安心対策に努めてまいります。
次に、区民生活の向上についてのお尋ねです。
はじめに、フロントヤード改革に利用者の声を反映させるアンケート調査などの取組についてです。
フロントヤード改革の推進において、利用者の声を、今後の取組に反映させていくことは大変重要であると認識しています。「窓口受付支援システムの導入」や「キャッシュレス決済の拡充」といった、それぞれの取組については、毎年実施している「区政モニターアンケート」を活用してご意見を伺ってまいります。
これに加えて、各種システムやサービスの利用状況に関するデータ等を多角的に分析し、そこから利用者のニーズを的確に読み取ることが、施策を効果的に推進する上で重要であると考えています。
今後とも、こうした様々な手法を通じて利用者の声を丁寧に把握し、更なる利便性向上と質の高い行政サービスの提供に努めてまいります。
次に、フロントヤード改革への職員提案制度の活用についてです。
職員提案制度は、職員が日々の業務の中で抱く問題点や課題に対し、自由な発想で生み出す改善策を、直接区長に提案し、実現に繋げる機会を設けることで、業務改善・見直しの機運醸成、職員の意欲向上及び組織の活性化を実現することを目的として実施するものです。今後、職員からフロントヤード改革につながる取組の提案があれば、積極的に活用し、区民サービスの向上に役立てていきたいと考えています。
次に、結婚などのライフイベントに伴う記念についてのお尋ねです。
ご指摘のとおり、区では、婚姻届に来庁された方の記念となるよう本庁舎1階及び地下1階の2か所に撮影用パネルを設置しています。区の花つつじと区章をあしらったデザインとなっており、届出に来られたカップルに広くご利用いただいています。
また、西新宿の高層ビル群を背景とした新宿区オリジナルの記念用受理証明書を平成31年4月から交付しています。
記念用受理証明書は、飾り枠のある賞状型を含め、2種類ありますが、令和6年度の交付実績の半数にあたる72件が区オリジナルの受理証明となっており、ご好評をいただけていると考えています。
次に、新宿区役所限定のセルフフォトブース事業についてです。
多くの方々にセルフ写真館を利用していただけるよう、事業の実施事業者において、SNSによる情報発信や期間限定の様々なコラボフレームを用意するなどの取組を行っていると聞いています。
こうした取組を行った結果、令和6年11月9日のオープンから令和7年5月末までに3,527枚の撮影実績があったと報告を受けています。次に、AED設置に係る基本的な考えについてのお尋ねです。
一般財団法人日本救急医療財団が公表する「財団AEDマップ」によると、区内には1,300台を超えるAEDが設置されており、このうち区有施設には本庁舎や各特別出張所、区立小・中学校などに計172台を設置しています。
しかしながら、施設が閉館することにより使用できる時間帯が限られているものや、設置場所までのアクセスが悪いものが多いことが課題となっていました。
これらの課題を解決するため、8月以降、区内のコンビニエンスストアに24時間使用可能なAEDを50台設置してまいります。これにより、区内の大半の場所においていつでも5分以内の除細動(じょさいどう)が可能な状況を整えられると考えます。
次に、今後の周知方法についてです。
区内のAEDの設置場所については、区ホームページに「財団AEDマップ」をリンクさせ、確認できるようにしています。あわせて、区が設置したAEDについては、設置場所を一覧表にしてまとめており、区ホームページに公開しています。
さらに、SNSや各種訓練、地域防災協議会など、様々な機会を捉え、広く区民に周知してまいります。
引き続き、消防署や消防団と緊密に連携して、更なる救命率の向上を図ってまいります。







