突然の自然災害、特に豪雨による車の水没被害に備え、車両保険の重要性が高まっている。
自賠責保険は相手への補償のみで、自身の車の損害は対象外。
豪雨・洪水被害から守るには任意の自動車保険に車両保険をセットする必要があり、地震・津波には地震特約が必須だ。
近年、集中豪雨で千葉県などで2700台以上の被害が出たが、車両保険加入率は全国平均47.4%にとどまる。
保険料が1.5~2倍に増える負担や「自宅は安全」との過信が背景にある。
しかし、ハザードマップで安全な地域でも内水氾濫で冠水し、外出先で被災するケースもある。
水没車は外見が良くてもエンジンや電装系に深刻なダメージを受け、修理費が数十万~数百万円に上り、全損なら処分せざるを得ない。
特に残価設定ローン利用者は要注意。
保険未加入で全損となれば、車を失ってもローンが残り、新たな車購入で二重ローンに陥る。
残クレでは残価を含む残債を一括返済する必要が生じる。
保険料は月約2000円からの負担増が目安で、全損時にローンをカバーする特約も有効。
「自分は大丈夫」を捨て、契約状況を見直すべきだ。
(生活らしんばん)突然の自然災害に備える、改めて知る「車両保険」の役割/豪雨による水没を補償/未加入の場合、多額の修理費用に
#公明新聞電子版 2026年09月03日付
https://digital.komei-shimbun.jp/kmd/article//0199202609030501


