災害への備えを特別なものではなく、日常の延長として自然に実践する「フェーズフリー」という考え方を、内閣府が有識者検討会を3日にスタートさせ、普及を図る。
今秋の発足を目指す防災庁の基本政策にも位置づけられる。

背景には、自助努力の停滞がある。
昨年調査で「やろうと思うが先延ばし」と答えた人が約4割に上った。
「面倒」「出費が…」という心理を打破するため、普段使いできる備えを促進する。

代表例は「ローリングストック」。
食料を多めに買い、古いものから消費する手法。
日常の散歩で危険箇所を確認したり、体力作りも防災につながる。

公園の防災機能整備や保健師の相談時啓発など行政の取り組み、民間では災害対応衣類開発や家具固定の呼びかけも広がる。

検討会では先進事例を共有し、各省庁の施策や国民への意識啓発につなげ、備えを日常生活に溶け込ませる社会づくりを進める。

フェーズフリーとは?

いつも」と「もしも」の2つのフェーズ(局面)をフリー(自由)にするということです。

いつも=日常時」と「もしも=非常時」をわけることなく、日常で使用しているモノやサービスを災害時に役立てよう。

という考え方です。

◆フェーズフリー具体例


趣味や職場で「いつも」使用しているモノや行動


〇キャンプ用品のテント、ランタン、寝袋、カセットコンロ、ポータブル充電器等を災害時避難先で使用。

〇自転車に乗る際のヘルメットを避難時に使用する。

〇散歩やランニングの途中に家の付近の災害時に危なそうな場所を確認。


(主張)フェーズフリー防災/日常生活に「備え」取り込もう

#公明新聞電子版 2026年06月12日付

https://digital.komei-shimbun.jp/kmd/article//0121202606120202

 

 

 

 

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