最大瞬間風速80m/sの猛烈な勢力に発達して奄美、九州地方に接近中の台風10号。
海面水温が異常に高く、海水からのエネルギーを供給しながら勢力を落とさず九州に接近しています。
甚大な災害のおそれがあります。事前の対策や避難を大至急実施して頂けます様お願いいたします。
■今年の台風は最大級の警戒を!
今後、大型台風が連続して発生する可能性があります。
気象庁は、9月1日に「日本の南を中心に海面水温が過去最高を記録」と発表しました。(詳細⇒こちら)
台風は、海から蒸発した水蒸気によってつくられますが、海水温度が高いほど水蒸気量が多く台風のエネルギー源となり強大化していきます。
また、台風は、海水温26度以上の海域でしか発生しないといわれていますが、気象庁が発表している海面水温のデータを見ると今年は、日本列島の近海まで30℃となっています。
8月の猛暑による海水温度の上昇と、7月に台風が発生しなかったことで海水にしっかりと熱量としてエネルギーを貯蓄している状態とのことです。
このままの海水温ならば、今後発生する台風は、勢力を維持、または発達させながら日本列島に上陸する可能性もあり、大変に危険です。
台風情報を常にキャッチして、自分の命、ご家族の命を守るために、いつ台風が来てもすぐ行動が出来る事前の備えが重要です。
※ 大型台風が近づいているときは、無理な出社や仕事はやめましょう。家に待機してご家族の命を守ることが大切です。
気象庁(日別海面水温) ⇒ こちら
(気象庁ホームページより《2020年9月3日》)
■東海豪雨から20年
2000年9月11~12日に起きた東海豪雨から20年。
東海地方に記録的な大雨をもたらし大災害となりました。
東海豪雨の発生は、南大東島の南南東約120キロの海上にあった台風14号の影響で、大量の水蒸気を含んだ空気が東海地方に流れ込み、前線を活発化。
線状降水帯を発生させ大雨を降らせた経緯があります。
今回の台風10号も同じ様なコースを進んでおり、東海地方に大量の湿った空気を送り込みます。
東海豪雨なみの大雨を降らす危険もあり、東海地方も最大級の警戒が必要です。
■ 地球温暖化の影響で地球全体の海面水温が過去最高に!
2019年の年平均海面水温(全球平均)の平年差は+0.33℃で、統計を開始した1891年以降2016年と並んで過去最高温度とのことです。
100年あたりでは、0.55℃の上昇で、特にこの10年の平均温度の上昇が加速しています。
たった0.55℃の上昇かもしれないが、地球全体の海の温度を上げるとなると、たった0.55℃でも、想像もできないとんでもないエネルギー量であることはわかります。
なお、下記気象庁のデータを見ると地球温暖化の影響が歴然となっています。
地球温暖化の原因である温室効果ガスを削減する対策・努力をさらに加速するべきです。
海面水温の長期変化傾向(全球平均)⇒ こちら
(気象庁ホームページより)
■ 関連ブログ
「地球に住めなくなる日…『気候崩壊』の避けられない真実」(NHK出版)
【Climate Crisis】BS1スペシャル「気候クライシス~IPCC特別報告書からの警告~」 – NHK


