名古屋市にある”ウインクあいち”にて愛知県警察主催の「BO-KENあいち講習会」に参加しました。
BO-KENあいちは、防犯の「防(ぼう)」、体験の「験(けん)」を組み合せ「BO-KEN(ぼうけん)あいち」の名称で平成27年にスタートした、子どもたちが楽しみながら防犯の体験学習をしてもらうためのプロジェクトです。平成27年11月、日本初となる施設体験型の防犯教室「BO-KENあいちIN名古屋テレビ塔」を始めに、現在、たくさんのスタッフがボランティアとして子どもへの具体的な指導にあたっており、今までに約190回の体験学習を実施しているとのことです。愛知県では、2019年に警察に寄せられた13歳未満の子どもに対する声かけやつきまとい等の情報件数は、1,209で年々増加しています。また、最近では、SNS使って小学生に近づく犯罪も増加しているとのことです。そのような背景から会場には、地域防犯パトロール隊や学校関係等たくさんの来場者が見えました。NPO法人体験型安全教育支援機構の代表理事 清永奈穂様の基調講演では、『愛知の子どもを犯罪から守ろう オールボランティアで取り組む子ども安全対策』と題して19年5月に起きた川崎登戸バス停襲撃事件等の凶悪事件等を題材に防犯の取り組みや対応について講演をして頂きました。犯罪者の行動や心理を分析した結果や元犯罪者の意見も取り入れながら防犯にいたるメカニズムと対応方法をわかりやすく説明して頂きしっかりと学ぶことが出来ました。過去の凶悪事件の犯罪者は、かならず現場の下見をしています。川崎登戸事件も犯人は、数日前から何度も下見をしていたようだが、まちの人は、犯人が見知らぬ人間であったにも関わらず誰も声掛けをしなかったとのことです。犯罪者が気にするものは、「まちの人から声を掛けられる。挨拶される。」「まちの人に見つめられる」であり、下見をしている不審者に声掛けをすると犯罪率は下がるとのことです。講師は、まちの人が誰でも見知らぬ人に声掛けをしたり、挨拶をすることを「瞬間ボランティア」「瞬間パトロール」と言っていました。日常のまちの防犯コミュニティが大事だと思いました。また、まちの外観イメージも大事とのことです。ごみが散乱している、違法駐車が多い、近隣住民と交流がない、挨拶がない、住民パトロールがない等では犯罪が多発するとのこと。また、”実際に犯罪と遭遇した場合”の対応として、大声を出すことが重要。犯罪者は、犯行時いつもおびえており、大声で犯人が逃げる場合がある。そして、子どもも、犯人に捕まる前にとにかくダッシュで逃げること。20メートル走り抜け捕まらなければ犯罪者は、あきらめるとのデータがあるとのこと。しかし、訓練をしていないととっさにできない。そこで、地震発生時の避難行動にも通じるポントレの紹介もあった。すぐに危険回避、避難の行動が出来る為のトレーニングです。いざという時に、犯罪でも自然災害でも体が動かないことがない様に学校や地域で常に体験学習をしておくこと、また参加していくことが必要と思いました。


