刈谷市産業振興センターで開催された第63回刈谷市児童生徒理科研究発表会に初めて参加させて頂きました。
本日は、中学校の部でしたが、どの学校も大変レベルの高い素晴らしい発表でした。
児童生徒理科研究発表会は、頂いた発表要録によると第1回が昭和32年に元トヨタ自動車会長の石田退三氏が藍綬褒章を受章した記念に刈谷市教育委員会あてに頂いたご寄附をもとに設立された石田奨学資金制度から始まった歴史ある発表会です。
「次世代を担う子供たちが、自然の事物・現象を探求する力や態度を身につけてほしい。
そして、自然の不思議を見つけ、それを追求することによって、科学する心を育ててほしい」という願いのもと行われれています。
どの発表も身の回りの「なぜ?」「どうして?」という素朴な疑問から研究がスタートしており、その疑問に対して原因やメカニズムを仮説⇒実験、検証の繰り返しの中で原因究明を論理的に進めており大変に感心致しました。
ある学校は、それぞれ違う条件で得た実験データに対し有意性を確認する為、統計学的手法である「t検定」を使い数学的に判定をしており驚きました。
また、ある学校では、発表の最後に「あきらめずに研究を進め最後に原因究明できた時の喜び、達成感がとてもうれしい」と語っていましたが、試行錯誤を繰り返し努力を重ねて最後に完成した喜びは、研究開発やモノづくりで働く人達の醍醐味と思います。
このような理科研究によって論理的思考や問題解決能力が磨かれると思いますし、大勢の人前で発表することによってプレゼン能力も向上すると思います。
本当に素晴らしい発表会でした。
発表会の経験は、社会人になって必ず活かされます。
発表者の中に女子も多く見えましたが、ぜひ多くの女性の方も理系の分野でご活躍してほしいと願います。
また、フェライトの父、日本のエジソンとして知られ現在の科学技術を支える発明王の加藤与五郎博士を輩出した刈谷です。
そして、世界トップの最先端企業が集まったまちです。
企業や企業で働く優秀な方々が是非小中学校の理科研究教育に参画してもっとたくさんの子供たちに理科研究の楽しさを教えて刈谷市の理科研究がさらに盛り上がってほしいと思います。
ものづくりのまち刈谷から将来の日本、また世界を担う大人材が輩出されることを期待いたします!!
写真は、私の母校である依佐美中学校「ソーラーポンドの研究~エネルギー問題の解決に向けて~」と地元で娘の出身校である朝日中学校「加熱すると浮き上がる豆腐の研究」のスライドを一部掲載させて頂きました。



