石井氏、党代表就任へ 党全国大会(28日)で選出/記者会見で抱負「国民の希望を実現する力に。信頼回復へ政治改革リード」
石井氏、党代表就任へ
党全国大会(28日)で選出/記者会見で抱負「国民の希望を実現する力に。信頼回復へ政治改革リード」
公明新聞2024/09/19 1面より
公明党代表選挙管理委員会(委員長=若松謙維参院議員)は18日午後3時から、9月28日の第15回党全国大会で行う党代表選挙の立候補者を受け付け、午後3時30分に締め切った。立候補の届け出は、石井啓一幹事長1人だった。石井幹事長は国会内で記者会見し「国民が希望を持てる改革が重要だ。私はその先頭に立ち、粉骨砕身働く決意だ」と表明した。
締め切り後、選挙管理委員会は石井氏について資格審査を実施。①党代表立候補届②党代表候補推薦者連署名簿(国会議員10人以上)③立候補の抱負および基本政策――の3点を厳正に審査し、立候補者としての規定要件を満たしていることを確認した。
審査結果は、同日の持ち回り中央幹事会に報告され、各都道府県本部に通知された。党規約第17条の規定に従い、石井氏が党大会で出席代議員の過半数の信任を得れば、党代表として選出される。
立候補の届け出後の記者会見で石井幹事長は自身の決意として、物価高克服と持続的な賃上げの実現、子育て支援の充実、防災・減災対策の強化、国際社会の平和と安定などに総力を挙げると述べ、「『大衆とともに』の立党精神を胸に『現場第一主義』に徹し、党の持ち味である『小さな声を聴く力』『国と地方のネットワークによる政策実現力』を発揮していく」と訴えた。
重要政治課題としては「今、日本の政治に必要なのは政治への信頼を取り戻すことだ。『清潔な政治』の実現は公明党結党当初からの旗印である。公明党が政治改革の先頭に立ち続けられるよう尽力する」と力説した。
具体的には、政治資金をチェックする第三者機関について、改正政治資金規正法の施行日までの設置に向け、党として制度設計の中間報告を行うと強調。調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途明確化や未使用分の返納、公職選挙法違反で当選無効となった国会議員の歳費返納の実現もめざすと語った。
その上で、自民党新総裁と交わす自公連立政権合意については、「今回は、当面の政策課題と同時に政治改革が大きなテーマになる。合意文書に政治改革をしっかり盛り込みたい」と述べた。
◆党代表選
立候補の抱負
公明党の石井啓一幹事長は18日、党代表選挙への立候補届け出に当たり、次のような抱負を発表した。
◇
【私の決意】
このたび私は、国会議員有志のご推薦を受け、党代表選挙への立候補を決意しました。今年は結党60年の節目です。次代を担い、新たな歴史を築くため、党のかじ取り役の重責を果たさせていただきたいと願うものであります。
国際社会が混迷を極める中、わが国では人口減少・少子高齢化という社会構造の変化に直面しています。激動する内外情勢の中で、日本の政治に責任を担う「平和の党」「福祉の党」としての公明党の使命と役割は、いや増して高まっています。私自身、「大衆とともに」の立党精神を胸に刻み、党の持ち味である「現場第一主義」「小さな声を聴く力」「ネットワークを生かした政策実現力」に、さらに磨きをかけ、“公明らしさ”を一段と高めていきたい。
そして次期衆院選、東京都議選、参院選の“三つの政治決戦”をはじめ、統一外地方選挙も含めて、全ての選挙戦を勝ち抜き、党の盤石なる基盤を築く決意です。
【私の主な政策】
私は皆さまのお力添えをいただき、党の先頭に立ち、次の政策実現に取り組みます。
1、物価高克服と持続的な賃上げの実現
2、公教育の再生と子育て支援の充実
3、健康と命を守る施策の推進
4、防災・減災対策のさらなる強化
5、活力と魅力ある地域づくり
6、国際社会の平和と安定をリード
日本経済はデフレ経済からの完全脱却へ正念場を迎えています。こうした中で物価高が国民生活を直撃しており、暮らしを守る対策に万全を期さなければなりません。同時に、成長分野への投資を促進し、持続的な賃上げによる経済の好循環をめざします。
公明党は「子育て応援トータルプラン」を策定し、国の施策をリードしてきました。子どもの幸せを最優先にした公教育の再生と、子育てしやすい社会づくりに全力を挙げます。
これまで築いてきた「全世代型社会保障」を基盤に、人々のつながりと支え合いを幾重にも創り上げる「創造的福祉社会」の構築への取り組みもスタートさせます。健康と命、生活を守るため、子どもから高齢者まで安心して暮らせる施策の拡充を図ります。
近年、自然災害は激甚化・頻発化しています。安全・安心の防災大国へ、防災・減災対策を強化するとともに、活力と魅力ある地域づくりを進めます。
核廃絶やSDGs(持続可能な開発目標)達成には国際協調が不可欠です。国際社会の平和と安定へ日本の取り組みを後押しするとともに、政党外交にも力を注ぎます。
いま国民の政治への信頼は大きく損なわれています。だからこそ、「清潔な政治」を掲げる公明党の役割が極めて重要です。私自身、政治改革の先頭に立ち、国民の負託にお応えできる政治を貫いてまいります。そして党の結束の要として、衆望を担いゆく政党へとさらなる飛躍を遂げるよう力の限りを尽くします。











