子育てinfo 年末年始期間、子どもの急病への対処 焦らずに電話相談(#8000、#7119)を活用/受診可能な医療機関も紹介
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年末年始期間、子どもの急病への対処
焦らずに電話相談(#8000、#7119)を活用/受診可能な医療機関も紹介
公明新聞2025/12/27 6面より
この年末年始、子どものいる家庭で備えておきたいことは、急な病気やけがへの対応です。この時期はかかりつけ医が休診になります。具体的にどこへ相談したらよいか、救急車を呼ぶ症状の目安などについて紹介します。
電話で問い合わせる場合は、「#8000」「#7119」の二つの番号を押さえておきます。ただし、一刻も早く救急車を呼んだ方が良い症状【上イラスト参照】を訴えている際は、直ちに119番通報します。
はじめに「#8000」は、保護者が休日や夜間の子どもの症状への対処法について、小児科医や看護師に相談できます。そして、聞き取った内容から、「自宅で様子を見ても問題ない」「すぐに医療機関を受診する必要がある」などを判断します。全国で利用でき、年末年始期間は多くの自治体で24時間対応になっていますが、一部の自治体で異なります。
次に「#7119」は、おおむね15歳以上、全年齢向けになっていて、つながったら救急電話相談と医療機関案内の二つのどちらかを選択します。同相談は、医師や看護師などが対応し、救急車を呼ぶ必要があるかどうか判断しかねるときに使います。その上で、相談内容を基に緊急性が高いと判断されたときは救急車の出動につながります。一方、同案内は、受診可能な医療機関を紹介します。
なお、医薬品の使用方法や健康・育児などに関する相談はできません。多くの自治体で、全日24時間対応していますが、地域によっては対応時間が決められています。事前に、お住まいの自治体の実施状況を確認しておくと安心です。
電話相談のほか、ウェブサイトでも子どもの症状に応じ、病院受診の有無について教えてくれるサービスがあります。例えば、日本小児科学会の「こどもの救急」です。対象年齢は生後1カ月から6歳になっています。
「発熱(38℃以上)」や「けいれん・ふるえ」などのメニューを選ぶと、現在の子どもの状態について問われるので該当箇所にチェックを入れます。その後、「結果をみる」を押せば、緊急性が高いかどうかを判断されます。
高い場合は、「行く!」と表示され、救急車あるいは自家用車・タクシーの推奨される交通手段とともに119番通報の手順や病院に持っていく物などを案内します。低い場合は「待つ」となり、自宅で様子を見るときのポイントなどを確認できます。
■基本の応急手当て法
いざという時に備えて、基本的な応急手当ての方法を押さえましょう。
特にこの時期は、ヒーターやお湯の入ったポットなどを使う機会が多いため、やけどに注意が必要です。もし、負ってしまったら、触れた部分をすぐに10~20分以上冷やします。刺激を避けるようにするため、水道水を直接当てず容器にためた水で行いましょう。服の上からの場合は、脱がさずそのまま冷やします。
やけどの範囲が手のひら以上や水膨れになっている状態は、つぶさないようにして、医者に診てもらいます。市販の冷却シートは手当てには使えませんので気を付けてください。
転倒して頭を打撲した場合は、傷口から出血していれば、その部分を閉じるようにガーゼで圧迫し安静にします。こぶのできた程度であれば、冷たいタオルなどで冷やします。腕や足を打ってしまったときも同様です。もし、おなかを強く打ってしまったら、衣類を緩めて安静にした上で、病院に行きます。
◆日本小児科学会の「こどもの救急」のホームページはこちらから
https://kodomo-qq.jp/
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