[6] 第63回パグウォッシュ会議世界大会in広島とノーベル平和賞
[6] 第63回パグウォッシュ会議世界大会in広島とノーベル平和賞
世界39の国・地域から科学者たちが集った第63回パグウォッシュ会議世界大会には、異なる年にノーベル平和賞を受賞した4団体の代表者が出席し、幾重にも意義深い国際会議となりました。
・IPPNW(核戦争防止国際医師会議)よりルース・ミッチェル博士
・ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)共同創設者で初代代表のティルマン・ラフ博士
・日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)代表委員の田中熙巳氏
・パグウォッシュ会議より鈴木達治郎客員教授(長崎大学)
核兵器廃絶を世界に訴えてきた科学者たちの集まりであるパグウォッシュ会議は、元会長を務めたジョゼフ・ロートブラット博と共に、1995年にノーベル平和賞を受賞しました。
ジョセフ・ロートブラット博士は、米国の原爆製造計画であったマンハッタン計画に一度は携わりながらも、ただ一人離脱し、後の半生を核廃絶に捧げてきた方ですが、ノーベル平和賞受賞講演の中で、次のように語られています。
「私は科学を人間性と調和するものとみなしていました。ですから、科学が作り出した人間性に対する恐ろしい危険を回避するために自分の後半生が費やされようとは思いもしませんでした。」「私たちは人類に絶滅をもたらすか、それとも人類が戦争を放棄するのか。」「私たちは人類として、人類にむかってうったえる。あなたがたの人間性を心にとどめ、そして他のことは忘れよ(『ラッセル・アインシュタイン宣言』より)」「戦争のない世界の探求には基本的目標があります。生き残りです。しかし、もしその過程で私たちが恐怖ではなく愛によって、強制力よりもむしろ好意によって、それを実現する方法を学ぶとしましょう。」
被爆70年の2015年に、長崎市で開催された第61回パグウォッシュ会議世界大会の際に、パグウォッシュ会議が受賞したノーベル平和賞の受賞メダルのレプリカが長崎と広島に寄託されました。広島市議会では、この受賞メダルをパグウォッシュ会議世界大会に合わせて展示してはどうかと提案し、このたび展示となりました。
平和の連帯と英知に深く学びながら、平和創出への道をさらに歩んでまいりたいと思います。
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