政府系ファンド、岡本政調会長に大森衆院議員が聞く 公的資産の運用益を活用、多くの国民に恩恵届ける/公明、実現に向け活発に議論
動画番組「ときどきコメナビ」
政府系ファンド、岡本政調会長に大森衆院議員が聞く
公的資産の運用益を活用、多くの国民に恩恵届ける/公明、実現に向け活発に議論
公明新聞2025/10/08 1面より
ユーチューブの公明党公式チャンネルで新番組「ときどきコメナビ」が配信中です。初回のテーマは、党が訴える「政府系ファンド」。税理士である大森江里子衆院議員がMCとなり、岡本三成政務調査会長に聞きました。その内容(要旨)を紹介します。
大森 そもそも政府系ファンドとは。
岡本 国の公的資産を運用して、その果実(利益)を国民の皆さまに受け取ってもらうというのが政府系ファンドです。私たちは財源を探す時代から、創り出す時代に転換できると思っており、実現へ走り出しています。
大森 なぜ今なのでしょうか。
岡本 (物価が下がる)デフレの時代は現金を持っていることが一番良い投資でした。今は物の値段が上がるインフレの時代です。国の資産も時代に合わせることが必要であり、お金にもしっかり“仕事”をしてもらいたいと思っています。
大森 財源はどこから持ってくるのですか。
岡本 例えば日本には、外為特会のドル資産が約180兆円あります。年金運用では約250兆円。日本銀行のETF(上場投資信託)は約80兆円で、全部足すと500兆円を超えます。それぞれの目的に即して運用していますが、全体で見れば、もっとうまい運用のやり方があるはずです。
大森 党内の議論は。
岡本 民間の有識者の意見を伺い、政府部門が運用している(ETFなどの)ファンドの状況も確認しながら議論しています。しっかり形にして数年以内には始め、その利益については国民の皆さまが恩恵を受ける使い方が必要だと思っています。
大森 私は広く多くの人に利益を受けてもらいたいので、公明党が以前から言っていた「ベーシックサービス」(弱者を生まない社会づくり)を実現したいです。
岡本 公明党は夢を持って、運用開始へ全力で取り組みます。
◆動画はこちら(13分16秒)
https://youtu.be/iyrNgKgxObE
