給食無償化、全額国費で 質の確保、公平性など要請/党部会に市長会 公明新聞2025/09/10 2面より
給食無償化、全額国費で
質の確保、公平性など要請/党部会に市長会
公明新聞2025/09/10 2面より
公明党文部科学部会の山崎正恭副部会長(衆院議員)は9日、衆院第2議員会館で全国市長会の都竹淳也社会文教委員長(岐阜県飛騨市長)らと会い、学校給食の無償化を巡る要請を受け意見交換した。公明党から平林晃衆院議員が同席した。
市長会側は、無償化を円滑かつ確実に実施するため、学校給食費の全額国費負担を学校給食法に規定するよう主張。保護者負担をなくした上で国が一定の基準額を設けた場合、自治体の財政負担が生じる地域があるとして、栄養の確保など給食の質が損なわれないよう対応を訴えた。給食の提供体制などの実態を踏まえ、児童生徒間の公平性を担保することなども求めた。山崎氏は「大切な指摘だ」と述べ、しっかり対応する考えを示した。
