10月から暮らし、こう変わる 児童手当拡充、時給アップも 公明新聞2024/09/30 2面より
10月から暮らし、こう変わる
児童手当拡充、時給アップも
公明新聞2024/09/30 2面より
あす1日から、暮らしに関わる多くの施策がスタートする【表参照】。
子育て応援では、児童手当が10月分から支給対象を高校生年代までに拡大。支給回数も年6回に変更される。
雇用面では、最低賃金(時給)が全国加重平均で前年度比51円増の1055円に引き上げ。パートなど短時間労働者への社会保険の適用も拡大する。
健康・医療では、65歳以上の高齢者らを対象に新型コロナワクチンの定期接種が開始。公明党が2008年から訴えてきた、女性特有の病気の研究・治療を進める「女性の健康総合センター」も開設される。
一方、原材料費や物流費の上昇などで約3000品目の飲料・食料品が値上げ。医薬品や郵便料金、火災保険料も改定される。
結党60年 党大会で結束し出発 公明「希望の未来」開く 衆院選 勝利断じて/石井代表、西田幹事長が就任 公明新聞2024/09/29 1面より
結党60年 党大会で結束し出発
公明「希望の未来」開く
衆院選 勝利断じて/石井代表、西田幹事長が就任
公明新聞2024/09/29 1面より
■「大衆とともに」胸にたぎらせ
■副代表に佐藤(茂)、赤羽、竹谷氏。政調会長に岡本氏
「大衆とともに」の立党精神を胸に希望の未来へ結束し出発――。公明党は28日午後、都内で、結党60年の節目を刻む第15回全国大会を開催し、石井啓一新代表を選出した。また、西田実仁幹事長、佐藤茂樹中央幹事会会長(副代表)、岡本三成政務調査会長ら本部役員が指名・承認された。あいさつで石井代表は「『希望の未来は、実現できる』と誰もが思える日本へ力の限り働く」と力説。そのためにも「まず次期衆院選を断じて勝ち抜きたい。そして来夏の東京都議選、参院選を含めた“三つの政治決戦”に断固として勝利し、新時代の揺るぎない党の基盤を構築していこう」と呼び掛けた。=2面に人事一覧と関連記事、3面に石井代表のあいさつ全文
石井代表は、結党から60年の歩みに触れ、「立党精神を五体に染み込ませ、『現場第一主義』に徹し、幾多の試練、困難を乗り越え、前進してきた。党の発展を陰に陽に支えていただいた全ての方々に改めて感謝と御礼を申し上げます」と謝意を表明した。
公明党結党の原点については「政治に置き去りにされた庶民の声を『代弁する政党、政治家はいないのか』という『衆望』に応えて庶民の中から誕生した。『大衆直結の政治』が公明党の存在意義だ」と力説。公明党の持ち味である「小さな声を聴く力」と「国と地方のネットワークによる政策実現力」を発揮しながら「連立政権の一翼を担う公明党が、現場第一で生活者目線の政策実現、改革を大きく前に進めていこう」と訴えた。
自民党との連立政権の運営では「最優先の課題は政治への信頼回復だ」と指摘。2012年の政権奪還時に「決して驕ることなく、真摯な政治を貫く」と明記し交わした自公連立政権合意の原点に立ち返り、「引き続き連立政権の一翼を担い、不断の政治改革、国民本位の政策実現に総力を挙げる」と力説した。
重要政治課題では、政治改革について、政治資金をチェックする第三者機関の改正政治資金規正法施行日までの設置や、調査研究広報滞在費(旧文通費)の改革などを進めると強調。物価高対策では「電気・ガス代、燃料費への支援、重点支援地方交付金などの活用で家計支援に万全を期す」と表明した。
能登半島地震・豪雨災害からの復旧・復興に向けては「これまで以上に速やかに進め、一日も早く暮らしの安心と希望を取り戻せるよう支援に万全を期す」と強調した。
結びに、三つの政治決戦へ「私自身が先頭に立って闘い、勝利の突破口を開く」と表明。「60年にわたり党に託されてきた願いや思いに応える道は、私たち議員自身が最前線で動き、語り、闘い抜く以外にない。今こそ全議員が総立ちとなって『大衆とともに』の立党精神を燃え上がらせ、現場に飛び込み、各地域で党勢拡大のうねりを起こし、新たな党の歴史を刻もう」と訴えた。
これに先立ち代表選出が行われ、党規約17条3項の規定に基づき、ただ1人の代表選出候補と確定した石井氏が出席代議員の起立総員で信任を得て選出。石井代表は新役員35人を指名し、承認された。
党大会では、来賓として自民党の石破茂総裁が出席し、あいさつ。創価学会の萩本直樹主任副会長(中央社会協議会議長)、沼倉千佳代女性部書記長(同委員)らも来賓として出席した。
■選対委員長に三浦氏、国対は佐藤(英)氏
党大会後に開かれた第1回中央幹事会では、常任役員人事を承認し、幹事長指名人事で新たに三浦信祐選挙対策委員長、佐藤英道国会対策委員長、伊佐進一広報委員長が就任した。前代表の山口那津男氏は常任顧問となった。
■(幹事長、政調会長報告)人間主義の政治貫く/物価高対策、社会保障を充実
幹事長報告で西田幹事長は、11月に結党60年を迎えることに触れ「『大衆とともに』の立党精神を全議員がいま一度、胸にたぎらせ、これまで以上に衆望に応えられる『新時代の公明党』へと生まれ変わる決意で前進していこう」と呼び掛けた。
また、公明党が掲げる「中道主義」、すなわち<生命・生活・生存>を最大に尊重する「人間主義」の理念に触れ、ロシアのウクライナ侵略や地球温暖化などの危機を克服する上で「生命の尊厳」を一切の根本に置く人間主義の政治の価値が高まっていると強調した。
社会保障のあり方を中心に日本がめざすべき将来像を示した「党2040ビジョン中間取りまとめ」を公表したことにも言及し「これまで築き上げてきた全世代型社会保障を基盤として『創造的福祉社会』を新たに構築する」と力説した。
党勢拡大の取り組みでは、恒常的に党を応援してくれる「アクティブサポーター(AS)」の拡大に「総力を挙げる」と強調。さらに、女性の国会・地方議員が活動しやすい環境を整備するため、出産・育児や介護と議会活動の両立支援といった改革に取り組むと訴えた。
政調会長報告で岡本政調会長は、重要政策「希望の未来は、実現できる。」を発表。6本の柱である①物価高克服へ、暮らしを守る!所得向上!②子どもの幸せが最優先の社会へ、公教育の再生・子育て支援の充実③健康・命を守る、高齢者支援④安全・安心の防災大国⑤活力ある地域づくり⑥国際社会の平和と安定――について説明した。政治の信頼回復に向けた取り組みや、女性・若者の活躍にも力を入れると強調した。=両報告の詳報は後日掲載
【写真】日本のかじ取りに結束して臨む自民党の石破総裁(左)と公明党の石井代表=同
公明党 石井啓一新代表が誕生!
自公結束し課題を克服 自民・石破新総裁、山口代表が確認 公明新聞2024/09/28 1面より
自公結束し課題を克服
自民・石破新総裁、山口代表が確認
公明新聞2024/09/28 1面より
岸田文雄首相の後継を決める自民党総裁選は27日、党本部で投開票され、石破茂元幹事長が決選投票で高市早苗経済安全保障担当相を破り、第28代総裁に選出された。石破総裁は10月1日召集の臨時国会で第102代首相に指名される見通し。
石破総裁の任期は2027年9月までの3年間。石破総裁は選出後、両院議員総会であいさつし「国民を信じ、勇気と真心を持って真実を語り、日本国をもう一度、皆が笑顔で暮らせる国にするため全身全霊を尽くす」と表明した。
総裁選終了後、石破総裁は東京都新宿区の公明会館を訪れ、公明党の山口那津男代表、石井啓一幹事長を表敬。席上、山口代表は新総裁選出に祝意を示し、「これから連携して、自公政権でしっかり結束して国民の期待する課題解決に応えていきたい」と呼び掛け、固く握手を交わした。石破総裁は「よろしくお願いしたい」と応じた。
その上で山口代表は、自公が政権を失った09年当時、石破総裁が政務調査会長を務め、政権を取り戻してからは安倍政権の下で幹事長を担い、自公をつなぐ大事な役目を果たしていたことを述懐。「この厳しい時代、苦しい時代のことを忘れず、謙虚な姿勢で臨んでいきたい」と語った。
■信頼回復へ共に努力/記者団に山口代表
公明党の山口那津男代表は27日夕、国会内で記者団に対し、自民党の石破茂氏が新総裁に選出されたことを受け、大要、次のような見解を述べた。
◇
一、閣僚経験も豊富で、党の要職にも就いていた。議員の経験も長い。そうした経験を生かして、連立政権の安定的な運営と、課題解決に積極的な姿勢を見せていただくことを期待したい。
一、(今後の自公連立政権の運営について)まずは「政治とカネ」の問題で、国民の信頼を回復できるように臨んでいく。また、経済、外交・安全保障、少子化対策など、重要な政策課題についても、連立政権合意を30日にも結びたい。そこが自公連立政権の新たな出発点になる。
一、自民党派閥の政治資金問題の再発防止策として政治資金規正法の改正を行った。(政治資金をチェックする)第三者機関を法施行日までに設置することを公明党がリードしていく。自民党の中で、信頼回復のあり方をどう国民に示していくか新総裁の下で努力していただきたい。
道路の陥没現場に急行 公明、周辺住民の支援に全力/広島市西区 公明新聞2024/09/28 7面より
道路の陥没現場に急行
公明、周辺住民の支援に全力/広島市西区
公明新聞2024/09/28 7面より
広島市西区で26日、道路が陥没し、周辺の建物が傾くなどした事故で、公明党広島県本部の尾熊良一幹事長(県議)と、市議が現場に急行した。
陥没が発生したのは同区福島町の市道交差点付近。道路は数十センチ沈み込み、水道管の破裂で一時、周辺は水浸しになった。この影響で、隣接する福山通運株式会社・広島主管支店の事務所と社員寮が入るビルや市営住宅などが傾き、周辺住民が避難する事態に発展した。
福山通運の小林恭主管支店長は「午前8時ごろミシミシという音がし、その後、ドーンという激しい音とともに建物が沈んだ」と恐怖を語っていた。
現場を調査した一行は、「現場付近の下水道掘削工事が原因と見られる。県・市議が連携して、復旧を急ぎ、周辺住民の不安を取り除けるよう全力を挙げる」と話していた。
自由民主党新総裁 石破茂衆議院議員
本日、石破茂衆議院議員が自由民主党総裁に選出されました。誠におめでとうございます。
一年前の9月、石破茂衆議院議員が広島にお越しの際、広島平和記念資料館の見学に、私(公明党広島県本部・平和創出委員長)と石田祥子市議(副委員長)が同行させていただきました。
石破議員は、リニューアル後の資料館は初めてとのことで、私も少しだけご説明をさせていただきましたが、滝川館長(当時)の説明にじっくりと耳を傾けられ、また、石破議員からのたくさんのご質問は非常に勉強になりました。
石破議員は、約80分の見学を終え、本館最後の写真のところに着くと一番に「最初にあった方ですね」と言われました。幸子さんは42歳で亡くなられましたが、子どもさんがいることをお伝えすると、「現在どうされていますか」と寄り添うように仰られたことが印象的でした。
その後、原爆死没者慰霊碑へ向かう中で、「核兵器そのものを無くさなければならない」と仰った言葉を昨日のことのように思い出します。
被爆地ヒロシマから、平和への取り組みを一つ一つ前に進めて参ります。
北斗七星 公明新聞2024/09/27 1面より
北斗七星
公明新聞2024/09/27 1面より
「海の宝石箱や~!」と海鮮丼を表現し、グルメリポーターとしての新境地を開いたのが彦摩呂さんだ。それまでも食べ物のリポートをしていたが、ありきたりの表現しかできないことを歯がゆく思っていた◆「“彦摩呂といったらこれ!”という決め手があるといいね」とも言われ、悩んでいた。そんな時、海鮮丼を食べるロケがあった。照明が当たったそれは輝き、名せりふが生まれた◆コロナ禍で飲食店が閉じ、彦摩呂さんの仕事がなくなった。マネジャーがテレビのローカル局を回って売り込んだ。まいた種が実り、コロナ禍が終わると、あちこちから出演依頼が来た(『灯台』2022年10月号)◆公明党にも、実績・政策・候補を売り込んでくれる支持者が多くいる。そのおかげで衆参両院に確固たる勢力を持ち、軽減税率導入や児童手当の創設・拡充を実現できた。“公明党といったらこれ!”と言える実績だ◆幼児教育・保育や私立高校授業料の無償化、携帯電話料金引き下げ、高額療養費制度の改善、年金受給資格期間の短縮、白内障手術の保険適用なども成し遂げた。公明党の実績が、一生のさまざまな場面で人々をサポートしている。まさに人生の応援団や~!(直)
広島市西区福島町/観音本町:道路陥没事故
本日、朝8時40分頃に広島市西区福島町二丁目の交差点及び周辺で、道路陥没事故が発生し、本会議終了後に現場へ行き、地域住民の方をはじめ、事業者の方のお声を伺い、担当課へ伝えるなど対応に追われました。現場からの声として、事故発生前に「メシメシ」と異音が聞こえ、しばらくして、「ドーン」と凄い音が響いたとのことでした。
事故等の概要は、地下約30mのところで、浸水対策工事が行われており、内径5mの雨水管をつくるためにシールド機が使用されていました。しかし、掘削中に異常出水が確認され、その数分後に、道路が陥没し道路上に水が溢れたとのことです。水道管自体は地上から約2mの地下にあります。
また、この地域は、太田川放水路の整備に伴い埋め立てられた福島川エリアの跡地でもあります。
陥没場所の近隣住民に対して避難を呼びかけ、観音小学校及び観音公民館が避難所として開設され、周辺では24時間警備が行われます。
現時点では人的被害(死傷者)は報告されていませんが、物的被害としては道路陥没、建物損壊、水道管漏水が発生しています。今後の対応として、原因を特定し、復旧工事を行うとのことですが、あってはならない事故です。先ずは、二次被害が発生しないことを願っています。